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約束のネバーランドのエマがうざいしムカつく!嫌いなのは偽善者だから?

約束のネバーランド

「約束のネバーランド」の主人公エマ。

成績優秀、運動神経抜群、明るくて前向きな性格、そして高い行動力。

これらを兼ね備えたエマの活躍により、物語の最後で全食用児は解放され、人間の世界に行くことができました。

人気の高いキャラクターではありますが、その一方で「嫌い」「ウザい」「ムカつく」など、エマに対する否定的な声もチラホラ・・・

そこでここではエマが嫌いと言われる理由を考察します。

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「約束のネバーランド」エマのプロフィール

鬼の世界の食用児

主人公のエマは「約ネバ」連載開始時には11歳。

連載終了直前の178話にはスタートから約2年が経過し、13歳になっていたと思われます。

鬼の世界にある高級農園グレイス=フィールドで飼育された食用児で、コニーが出荷される現場を見たことからハウスの実情を知り、子どもたち全員で脱獄することを決意します。

ハウスのテストではいつも満点を取る優等生。

年少の子たちとよく遊ぶなど、面倒見のいい性格の女子でもあります。

最後には全食用児を解放

年少の子たちを残してグレイス=フィールドを脱出したエマは、かつて人間と鬼が結んだ約束により、人間が農園で飼育され、人肉として出荷されている事実を知ります。

エマは全食用児を解放し、人間の世界に渡ることを目的に、鬼の頂点に立つ存在と約束を結び直すことを決意。

いくつもの困難を克服し、ついに約束を結び直すことに成功します。

エマたちの活躍もあり、作品の終盤には農園が廃止されることが決まり、食用児全員が人間の世界に行くことに。

しかしエマは約束を結び直した代償として、記憶を奪われ、家族とは別の場所の送られることになります。

 

エマがウザい・むかつく・嫌いと言われる理由を考察

キレイごとばかり言うから嫌い

エマはきれいごとばかり言うから嫌いという声は多く見られます。

例えばグレイス=フィールドからの脱出計画を立てていたとき、同じ年長者のレイは体力が劣る年少者は負いていくべきだと主張。

それに対してエマは全員で脱獄することを主張します。

全員で脱走できれば理想ですが、冷静に考えれば不可能です。

なぜならまだ体ができていない年少者は年長者についていくことはできません。

かりに脱走に成功しても、外にどんな危険が待っているかはわかりません。

そんな状況で4才以下の年少者を連れて行ったらかえって危険です。

結局4才以下の子はハウスに残し、2年に以内に迎えに行くことにします。

「全員を助ける」というのは理想ですが、見る人によってはキレイごとに映るかもしれません。

そんなところが嫌われる理由と考えられます。

「鬼を殺したくない」発言にムカつく

エマは敵である鬼さえも滅ぼしたくないという考えの持ち主ですが、これが嫌われる原因と考えられます。

エマの考えはこうです。

  • わたしたち人間に家族や友人がいるように、鬼にも家族や友人がいる
  • 人間が他の動物を食べるように、鬼も人間を食べる
  • 人間と鬼は何も違わない
  • だから全滅させるのはおかしい

それに対して、ノーマンは鬼を自分たちの敵とはっきり認識。

鬼もラートリー家もすべて滅ぼし、食用児がいない世界を作るという考えを持っていました。

 

どちらの考えにも一理ありますが、エマはどうしても「争わない」道を選択したいようです。

ただ自分たちが殺されかかっている状況でこんなことを言うエマに対して、違和感を感じる読者は少なからずいます。

そういった方から「ウザい」「嫌い」と思われるのは仕方がないのかもしれません。

正義感が強すぎてウザい

正義感が強いことは悪いことではありません。

正義感とは自分が正しいと思うを通そうとする気持ちのことで、正義感が強い人は正しいことをする気持ちが強い証拠ですから。

でも集団の「和」を大切にする日本のような国では、逆に煙たがれることがあります。

本人はよかれと思って発言しても、周りの人間は「押し付けがましい」「めんどくさいヤツ」と感じてしまうことがあるからです。

 

エマが言っていることは筋が通っていることが多いですが、その意見を強く主張されると余計に「ウザい」と感じてしまうのではないでしょうか。

人によって感じ方はいろいろですが、エマの正義感の強い(強すぎる?)ところは嫌われる原因の一つと考えられます。

言っていることはわかるけど苦手

「言っていることはわかるけど苦手」など、特に明確な理由がなくてもエマのことが嫌いな方もいるようです。

  • 思いが強すぎる
  • 純粋すぎる
  • 元気すぎる

エマは「すぎる」ところがあるキャラクターですが、「すぎる」ところが受け入れられないという読者がいても不思議ではありません。

「約ネバ」エマは偽善者なのか?

「約束のネバーランド エマ」と検索すると「偽善者」というキーワードが出てきます。

エマは偽善者なのでしょうか?

またエマは偽善者だから嫌われるのでしょうか、考察します。

エマは偽善者なのか?

偽善者とはうわべをいかにもいい人らしく見せかける人のこと。

肯定的ではなく、否定的な意味で使われる言葉ですが、エマは偽善者になるでしょうか?

 

個人的にはエマは偽善者ではないと思っています。

エマが「全員でグレイス=フィールドから逃げたい」「鬼を殺したくない」と言ったのは、いい人らしく見せたいわけではなく、本心から出た言葉だと考えられるから。

また結末間際の20巻172話で、ピーター・ラートリーに「一緒に生きよう」と言ったのも、キレイごとではなく、心の底から言ったものと考えられます。

食用児にひどい扱いをしたり、ユウゴやルーカスを殺したりしたピーターに対してこれだけ寛大なことを言うのはなかなかできることではありませんが、エマの場合は心から思って発言しています。

ですから、いい人を偽っているわけではないと言えます。

人間を動物に置き換えて考えてみる

ここで人間を牛、豚などの家畜や、魚、鳥などの動物に置き換えて考えてみます。

私達は牛や豚など、生産者が飼育したものを当然のように食べますが、それらの家畜は人間に食べられるために生まれてきたのではありません。

自分が生きるために生まれてきたと考えられます。

でもそんな家畜を私たち人間は何の疑いもなく「うまい」とか「まずい」とか言いながら食べています。

 

また魚釣りや狩猟などで魚や鳥などを捕まえて食べる人もいますし、かつては鷹狩りで兎(うさぎ)などの小動物を捕まえることを趣味としていた武将もいました。

つまり人間も「約ネバ」の鬼と同じことを他の動物に対してしているのです。

大局的な見方をすれば、「鬼を殺したくない」というエマの考えは必ずしも偽善には当たらないと言えます。

ただし「偽善」と感じる人も

ただしエマの「鬼を殺したくない」「一緒に生きよう」発言に対して

  • エマの偽善者感に読むを気なくす
  • 偽善者ぶりに嫌気がさす。今まで犠牲になった仲間たちにもそんなことが言えるのか

など、その言動を偽善と感じる方がいるのも事実。

この辺は読む人の考え方によるので、いろいろな意見が出るのは当然ですが、敵に対しても寛容な態度を取るエマに対して、「偽善」と感じる方がいても不思議ではないと言えます。

 

まとめ

ここでは「約束のネバーランド」エマが嫌いと言われる理由について考察しました。

  • キレイごとばかり言うから嫌い
  • 「鬼を殺したくない」発言にムカつく
  • 正義感が強すぎてウザい
  • 言っていることはわかるけど苦手
  • 偽善者だと思うから

ジャンプ作品の中で、女性主人公という稀有なキャラクターのエマ。

好き嫌いがわかれるキャラですが、あなたはどう感じるでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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