主人公・麻倉葉と許嫁・恐山アンナの出会いを描いた「恐山ル・ヴォワール」編。
「シャーマンキング」の中で最も人気のエピソードですが、人気のヒミツは猫のマタムネ!と言って過言ではないでしょう!
ここではそんなマタムネに注目しました。
- マタムネは死亡するのか?
- マタムネの過去
- マタムネの名言
- マタムネは復活して、葉やハオと再会するのか?
以上4点について解説します。
目次
「シャーマンキング」マタムネは死亡するのか解説
シャーマンキングが4月からまたアニメ化するので個人的に楽しみなのはマタムネとアンナの恐山編なのではよっな気持ち(映画化もできる話だとおもってる)#シャーマンキング #SHAMANKING pic.twitter.com/tWmldr4wW6
— ぶっさん (@Bussan_nandesu) February 4, 2021
マタムネは平安時代を生きた猫で、死後は精霊となり、麻倉家の持霊となっています。
すでに死んだマタムネに「死亡」という表現を使うことは正しくありませんが、ここでは「成仏」という意味で捉えていただければと思います。
マタムネは死亡する?
結論を書くと、マタムネは「恐山ル・ヴォワール」編で死亡します。
恐山アンナを守るために、最後の力を振りしぼり鬼と戦ったマタムネは成仏。
この結果、マタムネは葉の前から姿を消します。
巨大な鬼を生み出してしまう
大みそか、麻倉葉に誘われて初詣に行った恐山アンナですが、初詣の参拝者の願い、つまり人間の欲望に触れたアンナの心は無数の鬼を生み出してしまいます。
それらの鬼は1体の鬼に吸収され、やがて強力な霊力を持った1体の巨大な鬼へと成長。
鬼は巨大なだけでなく、知恵も身に着けているので、マタムネといえども簡単に倒すことはできません。
鬼はアンナを人質に取ると、恐山へと走ります。
ここままではアンナの巫力が尽き、死んでしまうかもしれません。
自ら命と引換えにアンナを助ける
シャーマンキング再アニメ化で、マタムネが観れる……夢じゃないんだな。 pic.twitter.com/oqlzwRGub3
— トナカイ【愚かな存在】 (@tonakaimaster) June 13, 2020
鬼を倒さない限り、アンナの命を救うことはできない。
こう考えたマタムネは、自分の力を使い果たしてでも鬼を倒すことを決断。
力を使い果たすとマタムネが消滅してしまうため、葉は反対します。
でもアンナを救うために葉も決断します。
マタムネは残された巫力を「鬼殺し」に注ぎ、葉と憑依合体。
「鬼殺し」と超・占事略決「三日月ノ祓(みかづきのはらえ)」を使い、鬼を倒します。
心残りなく成仏
ここで力尽きたマタムネは成仏。
しかしマタムネに心残りはありませんでした。
なぜなら麻倉葉という全てを託せる友達が見つかったから。
葉なら心に寂しさを抱えるアンナを救うことができる、とマタムネは思ったのです。。
マタムネの考えた通り、葉を好きになったアンナは人の心を読む能力がなくなり、鬼を生み出すこともなくなります。
残されたマタムネの熊の爪の首飾りは、現在でも葉が形見として大切に身に着けています。
マタムネの過去を解説
大陰陽師 麻倉葉王 pic.twitter.com/6RImHbhdMW
— 趣味全開見聞録 (@animecansoh) October 19, 2017
麻倉葉王と出会う
「恐山ル・ヴォワール」では精霊だったマタムネですが、生前は霊能力を持った猫でした。
今から約1,000年前の平安時代、京の都で野良猫として生きていたマタムネはある日の夜、麻倉葉王と出会います。
陰陽道を究め、あらゆる占術とあらゆる巫術を持つ大陰陽師・麻倉葉王は、すぐにマタムネの霊力に気が付き、マタムネを保護。
葉王に拾われ一緒に暮らすことになったマタムネは、死後も霊となり麻倉家に仕えていました。
葉王のやさしさに触れたマタムネは、その後も葉王に感謝し、尊敬し続けてきました。
かつての主を倒した後悔
「君の名は」の代々「葉」の字が付いてるの前もみたと思ったら アレだ。シャーマンキングの麻倉家だ(笑) RT
・・・どうでもいいけど、麻倉葉賢が地味に好きだった🤣 pic.twitter.com/fbFB2Sx1dI
— 藤狐 (@fuji_gitsune) January 4, 2018
幼少期、麻葉童子という名前が母親と2人で幸せに暮らしていた麻倉葉王ですが、田浅法師という人物に家に放火され、母親を殺されてしまいます。
この事件をきっかけに「人類への怒り」を持つようになった葉王は、500年前にパッチ族として転生。
シャーマンキングになり、人類を滅ぼすという目的を達成するためシャーマンファイトに参加します。
しかし麻倉葉賢と麻倉家に仕えるマタムネが葉王を倒します。
麻倉家にとって人類を滅ぼそうとする葉王は敵。
ですからマタムネが葉王を倒したことは当然のこと。
しかしマタムネは、かつての主を倒してしまった後悔を現在まで引きずることになります。
マタムネが恐山アンナを救った理由
「恐山ル・ヴォワール」編で、マタムネは自分が消えることを承知で恐山アンナを救います。
マタムネがアンナを救ったのは、葉王と同じ苦しみを抱えていたから。
人の心を読む能力が持っている葉王は、人の心の醜さに悩まされてきました。
同じ能力を持つアンナも、人の心の醜さに触れると鬼を生み出してしまうという悩みを抱えていました。
かつての主・葉王を救うことはできませんでしたが、同じ悩みを持つアンナはどうしても救いたい、とマタムネは思ったのです。
自らの命を犠牲にしてまでアンナを救ったマタムネに、心を動かされた方は多いはずです。
マタムネの名言
この世の全てに
答えなどなく同じく等しい人間など
一人もいない自分の進むべき道は
いつも心で決めなさい心とは
今 目の前にある
現実にとらわれぬ
信じ抜くこころマタムネ先生…
以前、こちらの言葉から心に灯りをいただき感謝です😌🙏#マタムネ#恐山ルヴォワール#シャーマンキング pic.twitter.com/pdx2DvWQKD— カタルシスト✨もみじ (@momiji_koch) January 8, 2021
進むべき道はいつも心で決めなさい
この世の全てに答えなどなく
同じく等しい人間など一人もいない
お前さんの進むべき道はいつも心で決めなさい
これも一つの戦争
500年前のシャーマンファイトに参加した者の心からのアドバイスです
引用元:「シャーマンキング」164迴
「シャーマンキング」の中でも、名言中の名言と言えるのが「お前さんの進むべき道はいつも心で決めなさい」。
生きていくことに正解とか、不正解とかないんですよね。
現在、自分がやっていることが正しいかどうかなんて、確かめようがないのですから。
だから人は迷うもの。
マタムネは葉だけでなく、迷う人すべてに向けてこの言葉を贈っているもののように感じます。
心とは今 目の前にある現実にとらわれぬ信じ抜く心
心とは
今 目の前にある
現実にとらわれぬ信じ抜く心
引用元:「シャーマンキング」175迴
葉に「進むべき道はいつも心で決めなさい」と言ったマタムネですが、マタムネ自身も1,000年前から後悔し続けてきました。
かつての主・麻倉葉王を信じられなくなったときからです。
そんなマタムネは、葉に「いくら裏切られようと、信じることこそが何より自身の幸せであり、愛である」ことを説きます。
他と信じ合えないことこそが悲しみを生むのだから、信じることが大切である、と言います。
1,000年間も悩み続け、成仏できなかったマタムネらしい、重みのある一言だと感じたので、名言としてご紹介します。
マタムネは復活するのか
何かに迷ったときは「心」で決めよう
byマタムネ
(まじもんの名言だと思う)#シャーマンキング#マタムネ pic.twitter.com/CkizRRhAe1
— こうたろう (@tarou_1231) October 8, 2020
マタムネは復活する?
マタムネはマンガの最終回まで復活はしません。
葉や葉王(ハオ)と再会することもありません。
いたこのアンナの能力を持ってすれば、マタムネを降霊することはできるはずですが、マタムネは拒否するでしょうね。
でも作品の後半に、ハオや葉のために陰で動いているマタムネの描写があります。
また最終話(300迴)には、マタムネにとてもよく似た猫とハオ顔を合わせ、お互いにニコッとするシーンも描かれています。
まとめ
シャーマンキングの再アニメ化は動いて喋るマタムネを見るためにあると言っても過言ではない…
この話をアニメで見れるのはすごく楽しみだけどちょっとこわい…w
アニメスタッフさん頼みます🙏 pic.twitter.com/Kx19mzL2FX— ヒルド (@bB6YgtwYdtYoq8W) September 23, 2020
- マタムネは「恐山ル・ヴォワール」編で鬼と戦い成仏。心残りなく、葉の前から姿を消す
- マタムネは平安時代を生きた猫で、死後は麻倉家の持霊になっていた
- 500年前のシャーマンファイトで、マタムネは麻倉葉王を敗ったが、かつての主を倒したことをに苦しんでいた
- 名言は「進むべき道はいつも心で決めなさい」「心とは今 目の前にある現実にとらわれぬ信じ抜く心」
- マタムネは最後まで復活しないが、陰から葉やハオのために動いていた
2021年4月の新作アニメで「恐山ル・ヴォワール」編がどのように描かれるか、楽しみです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!