「東京リベンジャーズ」マンガ第1話、主人公の花垣武道は何者かに駅のホームから突き落とされます。
しかし電車にひかれる寸前、タケミチは12年前の2005年7月4日にタイムリープ!
後にタケミチをホームから突き落としたのは、稀咲に指示された千堂敦だとわかります。
ここで疑問が2つ生じます。
- なぜタケミチは橘直人と握手していないのにタイムリープしたのか?
- タイムリープ以前に、なぜタケミチは稀咲から命を狙われたのか?
そこで今回は最初のタイムリームの謎を考察します。
目次
「東京リベンジャーズ」最初のタイムリープを解説
「東京卍リベンジャーズ」実写映画化! ダメフリーターが人生唯一の彼女を救うためタイムリープ #東京リベンジャーズ https://t.co/bN58pHHnGX pic.twitter.com/FlYYysLpne
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まず最初のタイムリープを振り返ります。
最初のタイムリープ
最初のタイムリープはマンガ第1話「Reborn」で起きました。
2017年7月4日、アルバイトが終わり、新宿駅のホームに立っていたタケミチは、何者かに突き落とされます。
電車にひかれそうになり「死ぬ!?」と思ったタケミチは、中学時代の彼女・橘日向(ヒナ)のことを思い出します。
気がつくとタケミチは千堂敦、山本タクヤら中学時代の友人と一緒に渋谷行きの電車の中に。
実はタケミチは2005年7月4日にタイムリープしていました!
ナオトと握手をして現代へ
最初のタイムリープで2005年に行ったタケミチは、不良にボコボコにされるなどした後、偶然、橘直人(ナオト)に出会います。
タケミチはナオトに「12年後の7月1日にお前と姉ちゃんは死ぬ」「姉ちゃんを守ってくれ」とアドバイス。
ナオトと握手をしたタケミチが現代に戻ると、死んだはずのナオトは生きており、刑事になっていました。
2005年にタケミチがナオトに助言したことで、現代(未来)が書き換わったのです。
刑事になったナオトは姉の死を食い止めるため、あらゆる手を尽くしましたが、ヒナを救うことはできませんでした。
2回目以降のタイムリープ
【キャラクター設定公開③】
橘直人(CV:逢坂良太)
ヒナタの弟。現代では警察官になっている。タイムリープしたタケミチの助言で一命をとりとめ、姉のヒナタを救うため、協力者になる。https://t.co/IC16LF9EZp#toman_anime pic.twitter.com/sV8sAlkz2s
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ナオトはタイムリープの能力について
- 12年前の同じ日に戻る
- ナオトと握手することでタイムリープできる
と説明します。
そしてタケミチはナオトと握手すると、本当に過去にタイムリープすることができました。
現代から過去に行くときも、また過去から現代へ戻るときも、タイムリープのトリガーはナオトとの握手。
でも最初のタイムリープ時にはナオトは死んでおり、握手することはできないはずです。
「東リベ」1回目のタイムリープの2つの謎を考察
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個人的に最初のタイムリープには2つの謎を感じています。
- なぜタケミチは橘直人と握手していないのにタイムリープしたのか?
- タイムリープ以前になぜ稀咲から命を狙われたのか?
それぞれ考察します
なぜトリガーと握手をしていないのにタイムリープしたのか?
30巻の表紙のデザインが上がりました!! というわけで今回のキャラの正解は真一郎でした!! みなさんわかったでしょうか? pic.twitter.com/xi73YCvBHu
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最初のタイムリープで、タケミチはナオトと握手をしていません。
駅のホームから突き落とされた時点で橘直人は死んでおり、握手できるはずはないからです。
ではなぜタケミチはタイムリープできたのか、考えられる可能性を挙げます。
- ホームから落ちた衝撃でタイムリープした
- タケミチにはもともとタイムリープする能力があった
- 最初のタイムリープは死ぬことが条件
- そもそも説明がつかない
考察すると、1と4の可能性は論外。
2の「タケミチにはもともとタイムリープする能力があった」というのはあまりにもご都合主義で、雑な設定と言わざるを得ません。
可能性として高いのは3の「最初のタイムリープは死ぬことが条件」ですね。
ネタバレになりますが、作品終盤の271話で、佐野真一郎はホームレスを殺してタイムリーパーになります。
しかしいくら念じても過去に行けない真一郎は絶望して橋から身投げすると、4年前にタイムリープしていました。
つまり真一郎も死んでタイムリープしたのです。
したがって3の「最初のタイムリープは死ぬことが条件」の可能性が最も高いと考えられますが、それでも個人的にはしっくりきません(笑。
いずれにしても最初のタイムリープのトリガーは作品の大きな謎であり、なぜタイムリープできたかについて、今後も注目していく必要があります。
なぜ稀咲から命を狙われたのか?
うのさんが東京リベンジャーズの稀咲鉄太みたいな金髪インテリ眼鏡になってた👓 pic.twitter.com/6WJIJJ7qOV
— て↓ち↑ (@3lightheart) March 11, 2020
2つ目の謎は、なぜタケミチは稀咲鉄太から命を狙われたかです。
2回目のタイムリープ後の現代で、タケミチが千堂敦(アッくん)の店を訪問すると、アッくんは稀咲に命令され、自分がタケミチを駅のホームから突き飛ばしたと告白。
ここで気になるのは最初のタイムリープ以前、稀咲はタケミチに殺すほどの恨みを持っていたのか、ということです。
タケミチは中学の時にヒナと付き合っていたものの、2005年のクリスマスに別れてからはそれっきり。
その後のタケミチはあらゆることから逃げ回る生活をしていました。
2017年現在でも童貞フリーターで、ねたみから高級外車に傷をつけるようなケチな男。
稀咲がヒナに告白してフラれたとしても、中学時代にほんの少しだけヒナと付き合っただけのタケミチを、恨みから殺すでしょうか?
裏社会の大物・稀咲にとって、タケミチは殺すほどの価値もない存在だと考えられます。
となると、最初のタイムリープ前に稀咲がアッくんを使ってタケミチを殺そうとしたというのは謎です。
最初のタイムリープが伏線である可能性を考察
【キャラクター設定公開①】
花垣武道(CV:新祐樹)
人生どん底のダメフリーター。中学時代が人生のピークで、当時付き合っていた唯一の恋人の橘日向(ヒナタ)が殺されたことをニュースで知る。ある日、突如12年前へタイムリープすることになる。https://t.co/IC16LF9EZp#toman_anime pic.twitter.com/Dn1wFlbDVg
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1回目のタイムリープが作品全体の伏線である可能性も考えられます。
マンガ第8話で、千堂敦はタケミチに「オマエ、過去に戻れんじゃないのか?」と、タイムリープを匂わせる発現をしています。
またマンガ第184話では、稀咲鉄太がタケミチに「オマエ、まだオレがタイムリーパーだと思ってんのか?」とタイムリープに言及しています。
第29話でもマイキーが「内部抗争のこともケンチンの事もいち早く気づき、止めようとしていたオマエだよ。オマエは一体何者だ?」と、タケミチが未来を知っていることに気が付いているような発言をしています。
タイムリープなんて通常ではありえないことなのに、こんなにもタイムリープに触れるシーンがあるのは不自然に感じます。
「マンガだから」と言われればそれまでですが(笑。
1回目のタイムリープ自体が作品の伏線であり、今後次第に謎や伏線が明かされる可能性は十分にあります。
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まとめ
「東京リベンジャーズ」の最初のタイムリープを考察しました。
- ナオトと握手していないのにタイムリープしたのは、最初のタイムリープは死ぬことが条件だからという可能性が高い
- 最初のタイムリープの前にタケミチは稀咲鉄太から命を狙われた理由はわからない
- 作中にはタイムリープに触れるシーンが多く、最初のタイムリープが作品の伏線になっている可能性が考えられる
最後まで読んでいただきありがとうございました!