「ダーウィンズゲーム」に登場する田端シゲオ。
初登場の時には地味で弱いプレーヤーでしたが、カナメのアドバイスをきっかけに覚醒。
オオサコを殺したり、ゲームマスターの部下になったり。
さらには26巻104話でグリードの王になったりと、物語のカギを握る人物になっていきます。
今回はシゲオがグリードの王になった理由を考察します。
またシゲオの黒幕説についてもあわせて考えていきます。
なおこの記事は単行本27巻までの内容に基づいています。
目次
「ダーウィンズゲーム」シギルなど田畑シゲオの基本情報
ダーウィンズゲームのシゲオはちょっとオタクっぽい! pic.twitter.com/ak80zrhevp
— LonlySAMURAI (@LonlySamurai) February 11, 2020
まず最初に、シギルなど田畑シゲオの基本情報をまとめました。
シゲオのシギル:渦動輪の王(ザ・スピナー)
シゲオのシギルは渦動輪の王(ザ・スピナー)。
触れた物を回転させることができる能力ですが、作中での描写を見る限り、触れていないものも回転させることができるようです。
渦動輪の王を使い、シゲオは人の体をクルっと回転させたり。
また敵に胴体や首を回転させ、絶命させることが可能。
またゴルフボール大の石をシギルで回転させて、敵めがけて投げつけたり。
グリードLLの胴体を回転させて倒したり。
さらにはシギルを応用して高速で走ったりなど、かなり汎用性の高い能力と言えます。
ちなみに「王」と名の付くのは、一番上のランクのシギル。
シギルには何らかの意味があって個々のプレーヤーに与えられますが、シゲオが渦動輪の王を与えられた意味は何だったのでしょう?
学校の最凶進化同好会でⅮゲームプレーヤーに
シゲオの作品初登場は14巻53話。
久しぶりに登校したカナメに「Ⅾゲームの話、してました?」と尋ねたのがシゲオでした。
カナメが登校していないうちに、学校では最凶進化同好会というクランが発足し、先輩が後輩や弱いものにアプリを配り、Ⅾゲームプレーヤーにさせて、養殖をしていました。
ですが、本当はGM(ゲームマスター)の関係者・イエイリ(シロガネ教授)が、シギルについての実証研究を行っていたのです。
オオサコもシゲオもシロガネ教授の実験台になったわけですね。
弱キャラだったがカナメにアドバイスにより覚醒
最初は弱キャラとして登場したシゲオですが、カナメのアドバイスをきっかけに覚醒。
ペン回ししかできなかったのに、海賊王との決闘ゲームでオオサコを殺したり(後に自らシギルを使い蘇生)。
GMの協力者になるまで成長します。
ただしシロガネ教授は、能力が肥大化するシゲオの精神面を懸念。
シゲオは強くなりすぎて、足をすくわれることがあるかもしれません。
田畑シゲオはなぜグリードの王になったか考察
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26巻104話、シゲオはグリードの王になったシゲオは至道イザナを殺害。
イザナのGMとしての能力を奪おうとします。
なぜシゲオはグリードの王になったのでしょう?
シゲオはなぜグリードの王になった?
個人的な考察ですが、シゲオはグリードに体を乗っ取られた、または体に細工をされて王になったのだと考えています。
殺された可能性さえあります。
東海道打通作戦開始当初、シゲオはⅮゲームプレーヤーとしてグリードたちを次々と撃破。
その活躍ぶりはリュージも「アイツ、結構やるじゃねえか」と感心するほど。
しかしグリードに捕まったスノウを見たシゲオは戦線を離れ、スノウを救助に行きます。
このときまではシゲオにおかしなところは見当たりません。
でも104話で倉庫にいたシゲオは、グリードの王になっていました。
つまりスノウを助けに行った時に何かがあったわけです。
個人的には、シゲオはスノウをエサにどこかに連れていかれ、シゲオよりも強い存在に操られた、または殺されたと考えます。
ただし、シゲオよりも強い存在が何者かについては不明ですが。
スノウの正体は?
気になるのはスノウですよね。
22巻86話でニューヨークにグリード退治に行った時、シゲオが連れて帰ってきたのがスノウ。
このときスノウは廃墟ビルの中に一人でいました。
ビルの周りにはグリードが多数いるにもかかわらず。
その後イザナがスノウを見ると、「天然物の異能者か?」と感じますが、少なくともグリードではないと判断します。
ですが25巻97話、スノウは何者かに操られるように部屋を抜け出し、シゲオが飼っているネズミを逃がします。
このときスノウはグリードに操られていたのではないでしょうか。
おそらくスノウはごく普通の人間として生まれたのもの、グリードに何かをされて、操られるようになったのだと思われます。
小型グリードとの関係も気になるところですね。
田畑シゲオは黒幕なのか
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シゲオは黒幕ではない、と個人的に考えています。
黒幕的存在は他にいて、シゲオは利用されているだけではないでしょうか。
黒幕にとって、強いシギルを持ち、カナメらと互角に戦えるシゲオは、利用するのに好都合だったのだと考えられます。
シゲオの裏切りでもないと考えます。
スノウをシゲオに近づけさせたのも、スノウを囮にしてシゲオを釣るためだったのではないでしょうか。
「ダーウィンズゲーム」田畑シゲオは死亡する?
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27巻終了時点でシゲオは生存中。
カナメの魂が過去に行き、シュカやレインと接触していますが、受け入れてもらえるかどうかは不透明です。
それではカナメが過去を改変し、小型グリードの侵入を防がないと、世界線Nは終わってしまいます。
最後にはレーベンズvsシゲオのシーンが見られると期待!
カナメにはシゲオを倒してほしいです。
まとめ
「ダーウィンズゲーム」の田畑シゲオがグリードの王になった理由や、黒幕説を考察しました。
- 田畑シゲオは渦動輪の王を持つⅮゲームプレーヤー
- シゲオはグリードに殺されて、グリードの王になったと考察
- 黒幕はシゲオではなく、別に存在する
最後まで読んでいただきありがとうございました!