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キミ戦/璃洒(リシャ)の正体を考察!強さや宿した星霊についても

キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦

「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦(キミ戦)」に登場する使徒聖の璃洒・イン・エンパイア。

気さくで親しみやすく、やさしいお姉さんという印象がある璃洒ですが、なんとなく裏がありそうで、得体の知れない怖さを感じます。

ここではそんな璃洒のプロフィールをご紹介した上で、璃洒の正体や目的を考察。

さらに璃洒の強さや宿した精霊について解説します。

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「キミ戦」璃洒(リシャ)のプロフィール

璃洒は「帝国が誇る不世出の万能の天才」

璃洒・イン・エンパイアは天帝国の使徒聖第五席の女性兵士。

使徒聖とは、帝国の君主・象徴である天帝ユンメルンゲンの直属護衛のことで、原作ライトノベルでは全部で11人おり、主人公のイスカもかつては使徒聖に選抜されていました。

その中でも璃洒(リシャ)は天帝の直属として活躍しています。

使徒聖に選抜されるだけあり、璃洒は兵士として優秀で、学問・体術・銃技・生存技術から戦略指揮にいたるまで、あらゆる分野において能力を発揮して、主席で軍学校を卒業。

 

その後もきびしい試験に合格し、あっという間に隊長から使徒聖に昇格した才媛。

ライトノベル1巻では璃洒を「帝国が誇る不世出の万能の天才」と形容しています。

なお璃洒は第九〇七部隊(アニメでは第N07部隊)のミスミス隊長と軍学校の同期で、年齢は2人とも22歳です。

部下の命を何とも思わない冷酷さも

兵士として優秀な璃洒ですが、部下の命を何とも思わない冷酷な面も持ち合わせています。

璃洒は、第九〇七部隊を自分の直属にすると、「ネビュリス皇庁に侵入し、現女王を捕獲する」という命令を出します。

第九〇七部隊が無事に検問所を通過し、皇庁第十三州アルカトルズに到着すると、凶悪犯罪者が収監されているオーレルガンに侵入せよ、と命じます。

オーレルガンには、サリンジャーという魔人が収容されていましたが、璃洒は自分がサリンジャーを脱獄させ逃げる間、第九〇七部隊の隊員を囮に使おうと考えたのです。

隊員たちは看守に見つかり攻撃されますが、なんとか無事に脱出。

しかしひとつ間違えれば全員殺されていました。

璃洒は第九〇七部隊が追われている間に脱出に成功します。

このように璃洒は、任務遂行のためなら部下の命も虫けらのように扱う、非情な面を持っています。

 

「キミ戦」璃洒(リシャ)の正体と目的を考察

非常に優秀な兵士である璃洒ですが、どこか謎めいたところがある人物です。

ここではそんな璃洒の正体を考察していきます。

璃洒(リシャ)にまつわる謎

端的に言えば、璃洒の正体は天帝国の使徒聖第五席であり、天帝ユンメルンゲンの参謀役です。

しかし同時に謎が残り、実態がつかみにくいキャラクターです。

璃洒に関して私が個人的に謎と感じたのは以下の3つ。

  1. 帝国とネビュリス皇庁の二重国籍を持っていること(ライトノベル3巻)
  2. 璃洒の友人で、司令部の統括医療チームで働く女性医師ミカエラから特別にを処方してもらっていること(ライトノベル4巻)
  3. 仮面卿オンとの戦いの最中、「これで四回目の二十二歳なんで」と言っていること(ライトノベル7巻)

詳しく見ていきましょう。

璃洒は二重国籍を持っている

璃洒は、アルカトルズのオーレルガンに収容中のサリンジャーを脱獄させるために皇庁に入国しますが、このときネビュリス皇庁の国籍で入国しています。

つまり璃洒は天帝国とネビュリス皇庁の二重国籍を持っているということです。

なぜ戦争相手の国の国籍を持っているのか謎ですが、9巻までに答えらしいことは記述されていませんでした。

友人の女性医師ミカエラから薬をもらっている

ライトノベル4巻Chapter1「いざバカンスへ」に、璃洒が友人の女性医師ミカエラ、第九〇七部隊のミスミスと話すシーンがあります。

ここでミカエラが

璃洒、あなた使徒聖でちょっと偉いからって余裕すぎです。これは司令部の総意です。度が過ぎれば友人の私もさすがに見過ごせません。医療法の権威たる私がいないと、あの薬だって手に入らな・・・

引用元:「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」4巻

と話すと、璃洒がすかさず話を止めます。

璃洒はミカエラから薬をもらっていることがわかりますが、公表されたくはないようです。

璃洒にとって大切な薬のようですが、このシーン以外に薬に関する記述がないため詳細は不明。

どんな薬が処方されているのか、大きな謎です。

「これで四回目の二十二歳なんで」

帝国軍がネビュリス皇庁に侵攻し、璃洒が仮面卿オンと対峙したとき、璃洒は「これで四回目の二十二歳なんで」と話しています。

璃洒なりのジョークかと思いきや、「魔人やら魔女を相手するなら、こっちも身体に色々と仕込まなきゃいけない」「三十路になったらやり直すのがウチの流儀」。

さらに「アンチエイジングとか美容整形とかじゃない。もっと痛くて怖いやり方でね」と続けます。

どうやら「四回目の二十二歳」とはジョークではないようです。

璃洒は特殊な施術を受けている?

璃洒について私が感じた3つの謎をご紹介しました。

二重国籍に関しては何とも言えませんが、秘密にしておきたい薬と「4回目の22歳」発言から推測すると、璃洒は若返りをする特殊な施術を受けていると考えられます。

薬だけ投与されているのかもしれませんし、手術をうけているのかもしれません。

実はライトノベル9巻で、帝国では八大使徒の了承のもと、ネビュリスの純血種を使った人体実験が行われていることがわかっています。

璃洒にも人体実験が行われているのでしょうか?

9巻終了時点では璃洒の正体は不明ですが、今後も注目していきます。

「キミ戦」璃洒(リシャ)の強さや宿した星霊を解説

ライトノベル9巻までに璃洒が戦ったシーンは2回だけですが、登場人物の中で上位の強さがあることがわかります。

ここでは璃洒の強さと宿した星霊について解説します。

璃洒の強さを解説

璃洒が最初に戦ったのは、ネビュリス皇庁アルカトルズでのアリス戦(3巻)。

璃洒はオーレルガンからサリンジャーを逃がす時間を稼ぐためにアリスと戦います。

このとき璃洒は、一般兵が着ると擬似的に超人的な強さを発揮できるという特殊なスーツを着用。

このスーツは実験段階のため着用者の身体にかなりの負担がかかりますが、璃洒は「氷禍の魔女」相手に時間稼ぎをするには十分な戦いぶりを見せました。

なお帝国に帰還した璃洒は、同じ使徒聖のネームレスから「そもそも貴様にはそんな玩具は必要ない」と言われていたことから、計り知れない強さを持っていると考えられます。

璃洒が宿した星霊を解説

帝国人である璃洒は星霊を身体に宿しているはずはありません。

しかし帝国ではネビュリス王家の裏切り者の協力を得て、星霊を強制的に人体に付与する実験をしており、璃洒も身体に星霊を宿していました。

璃洒が宿した星霊は、星の第四世代「紡(つむぎ)の星霊」。

髪の毛よりも細い繊糸を操る星霊で、糸を相手の首に巻き付け頸動脈を締め上げたり、クモの巣状にして敵を絡め取るなどの使い方をしていました。

なお「紡(つむぎ)の星霊」は、帝国領土内の星脈噴出泉(ボルテックス)で生まれた種で、ネビュリス皇庁には存在しません。

星霊使いを敵視している帝国ですが、星霊の研究も盛んであることがわかります。

 

まとめ

この記事では「キミ戦」に登場する璃洒についてまとめました。

  • 璃洒は天帝国の使徒聖第五席で、「帝国が誇る不世出の万能の天才」と言われるほどの逸材

正体について

  • 二重国籍を取得していたり、謎の薬をもらったり、若返りの施術らしきものを受けているようだが、正体はわからない

強さ・星霊については

  • 擬似的に超人的な強さを発揮する特殊スーツを着た璃洒は、短時間ながらアリスといい勝負をした
  • ネームレスは「特殊スーツなしでも十分に強い」と璃洒を評している
  • 「紡(つむぎ)の星霊」という細い糸を自在に操る星霊を強制的に付与している

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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