2022年11月に完結した漫画「東京リベンジャーズ」。
ラストが駆け足で終わってしまったため、少し物足りなさを感じましたが、それでもすべてのキャラクターがハッピーエンドを迎えたはよかったですね!
さて「東京リベンジャーズ」という作品タイトルは「リベンジャーズ(revengers)」と複数形になっています。
なぜなのでしょう?
今回は「東京リベンジャーズ」のタイトルが複数形になっている理由を考察します。
またリベンジは達成するのかについて解説します。
目次
「東京リベンジャーズ」のタイトルはなぜ複数形?
5日連続表紙解禁の最終日は、
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まずは「東京リベンジャーズ(tokyo revengers)」というタイトルがなぜ複数形なのかについて解説します。
タケミチが人生をリベンジさせようと奮闘する話なのに、何故複数形になっているのでしょうか!?
revengerの意味
そもそもrevengerとは、復讐者や報復者という意味です。
そういう意味を踏まえて考えてみると、タケミチは自分が本来辿ってきた人生に復讐しようとしていることになります。
タケミチは中学時代までは不良をヒーローと捉えていて、「日本一の不良」になろうとしていましたが、キヨマサ(清水将貴)にボコられたせいで、すべてが水の泡に。
また橘日向(ヒナ)とも別れることになってしまいます。
大人になっても定職に就かず、バイト生活を続けていましたが、そんな時に偶然にもヒナが東京卍會の抗争に巻き込まれて、死亡したニュースを目にします。
その後、駅のホームから突き落とされたタケミチは、12年前の2005年にタイムリープし、再びキヨマサと戦うことになります。
以上のことから、タケミチは自分の人生を台無しにしたキヨマサへのリベンジを、1巻から5巻までで行ったと考えられます。
さらに東京卍會を影で操っていた稀咲鉄太(きさきてった)が真の仇だと知ったタケミチは、21巻まで長きに渡って稀咲に復讐を開始。
リベンジではなかったのは、最終章だけだったのではないでしょうか。
複数形を意味するsが付いている
そんなrevengerですが、複数形を意味するsがついています。
つまり復讐者はタケミチだけではなく、複数人いることを意味しています。
復讐者として考えられるのは
- 橘直人:姉の日向を殺されたことに対する復讐
- 志半ばで稀咲鉄太に殺された東京卍會のメンバーたち
などではないでしょうか。
revengersとはタケミチとマイキーを意味していた
しかし最終章の277話の内容を踏まえると、revengersとはタケミチとマイキーを意味していると考えることができます。
最悪の人生を送ったタケミチは、ヒナタや皆の運命を変えるためにタイムリープして、自分の人生にリベンジしようとしていました。
マイキーも常に稀咲に利用されたり、黒い衝動に振り回されて暴走したり、兄・真一郎や親友の場地、妹のエマを亡くすなど、悔いが残る人生を歩んできました。
しかし275話で、タケミチとマイキーが同時に過去にタイムリープして、過去にリベンジを決意したことから、タケミチとマイキーがrevengers(復讐者)であることが判明。
これでタイトルの意味はすっきりしましたね。
242話時点では仲間全員のリベンジと考えられていた
242話の時では、東京卍會の仲間全員のリベンジだと考えられていました。
ここにタケミチは、二代目東京卍會のメンバーの前で「オレ達のリベンジだ」とはっきりと宣言。
この場にいるメンバーのほとんどは、現代(未来)で黒い衝動と化したマイキーにより殺されてしまいます。
またドラケンや場地のように、すでに死亡した仲間もいます。
したがって作品タイトルにあるrevengersは、東京卍會メンバーによる復讐と考えられてきましたが、実際はタケミチとマイキーのリベンジだったのです。
「東リベ」タケミチとマイキーはリベンジは達成するのか?
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次はタケミチとマイキーのリベンジは達成するのかについて解説します。
果たして、達成する事が出来るのでしょうか!?
タケミチとマイキーはリベンジを達成する
結論から言いますと、タケミチとマイキーのリベンジは成功します。
関東事変後の現代ではタケミチのリベンジは終わりましたが、マイキーのリベンジはされていませんでした。
しかし最終章では2人そろってリベンジを達成。
それまで現代では東京卍會、梵天のトップだったマイキーは完全に足を洗っていて、タケミチはヒナタと結婚する事になったのです。
最終決戦で2人そろって1998年にタイムリープ
275話でタケミチとマイキーは熾烈な戦いを繰り広げていましたが、マイキーがタケミチを刀で突き刺したことで決着。
しかし、タケミチが命を落とす前にマイキーにタイムリープの力を譲渡したことで、一緒に過去(1998年)にタイムリープ。
お互い小学生に戻って、再会を果たすことになります。
リベンジを決意し再び東卍を結成
タケミチとマイキーは、これまでの自分たちの人生にリベンジすることを決意。
新たに東京卍會を結成します。
従来の創設メンバーに加えて、タケミチ、タケミチの推薦を受けた稀咲、マイキーの推薦を受けた三途春千夜(さんずはるちよ)も新たにメンバーに加わります。
東京卍會のその後については詳しく語られていませんが、命を落とすはずだった黒川イザナらを救済し、仲間にしていきました。
また佐野万次郎も死ぬことなく、最終回を迎えます。
東卍が全国制覇達成
そして大きく膨れ上がった東卍は全国制覇を達成。
その過程はほとんど描かれていませんが、かなりの苦労があったはず。
マイキーは夢だった全国制覇を達成したことで、涙を流します。
タケミチも稀咲を仲間にして、ヒナを救えたので、満足する結果だと言えるでしょう。
すべてのキャラクターが救われる
タケミチとマイキーの頑張りですべてキャラクターが救われました。
最終回となる278話では、場地圭介と羽宮一虎は松野千冬が経営するペットショップ店で働いていました。
黒川イザナは仲間と共にNPO法人を立ち上げ、恵まれない子供たちのために活動中。
ドラケンとエマは結婚し、子どもが間もなく誕生!?
真一郎はバイク屋を経営。
寺野サウスは格闘家になっており、稀咲は九井一と会社を共同経営していました。
他の皆もそれぞれの道を進んでいるので、キャラクター全員が救われたと言えるでしょう。
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まとめ
今日11月16日は東京卍リベンジャーズの最終回(^^)
連載開始から5年半、熱い回は号泣しながら、ギャグ回は笑い転げながら気持ちを込めて描き上げました。
東卍メンバーと共に走り抜けた最高の時間、読者の皆様5年半本当にありがとうございました!
(和) pic.twitter.com/mxUMYZNGZn— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) November 15, 2022
東京リベンジャーズはなぜ複数形なのか、リベンジは達成するのかについて解説しました。
- リベンジャーズは復讐者達と言う意味
- リベンジャーズは花垣武道と佐野万次郎を指していると考えられる
- タケミチとマイキーは自分たちの人生にリベンジをした
- 2人がリベンジを達成したことで、これまで死んだキャラクターはすべて救われて、ハッピーエンドを迎える
最後まで読んでいただきありがとうございました!