「約ネバ」でグレイス=フィールドから脱出したエマたちが、ウィリアム・ミネルヴァのペンを頼りにB06-32地点に行くと、そこにシェルターを発見します。
中に入っていくと、横柄そうなおじさんが「ようこそB06-32シェルターへ」とエマたちを迎え入れます。
でもおじさんはミネルヴァではありませんでした。
一体何者なのでしょう?
ここではおじさんの名前、プロフィール、年齢、仲間のルーカスや、最後に死亡するかについてまとめました。
「約束のネバーランド」おじさんの名前はユウゴと判明
約束のネバーランド最新刊まで読んだんですけど、あの、オジサンがよい……未だに名前分からんくて、オジサンて呼ばれてるの無理……殺意丸出しなの興奮する……それでいてフラッシュバックで失神するのとか、おいやめろ要素のバーゲンセールするなよ、こっちは瀕死なんだぞ pic.twitter.com/YZckByj2QA
— ふるふぁむ (@fulfam) January 22, 2018
まずは名前を含め、おじさんのプロフィールなどをご紹介します。
おじさんの名前はユウゴ
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前に、本誌のネタバレ画を見てしまい知っていたけど、ユウゴが本当にカッコ良かった!最初は苦手なキャラだったけど、話が進むにつれてどんどん好きになった。ルーカスとの友情も尊いし、仲間との再会シーンは本当に泣いた;;次巻はやっと例のハグシーンが見られる! pic.twitter.com/O6jAr7wovh— 泉モカ (@Lovev0u0v) March 6, 2019
シェルターにいたおじさんの名前はユウゴです。
ミネルヴァに会うためにB06-32地点に行ったエマたちはシェルターを発見。
中に入ると一人のおじさんがいましたが、彼はエマたちを歓迎しておらず、やっとの思いで到着した子どもたちを追い返そうとします。
おじさんは過去の経験から仲間を必要としておらず、仲間も希望も情けもすべてムダと発言。
心を閉ざし、エマが名前を聞いても教えようとしませんでした。
でも共に行動していく中でエマやレイのことを認め、最後にはユウゴという名前を教えるのでした。
ユウゴはGB農園脱走者
ユウゴはグローリー=ベル(GB)という高級農園から仲間たちと脱走。
ミネルヴァのペンを頼りにB06-32にやってきた、いわばエマたちの先輩です。
脱走したのは13年前。
それ以来、食料を取るために鬼がいるかもしれない森や水辺に頻繁に行くなどして、シェルターでひとり暮らしを続けてきました。
ユウゴはきびしい環境の中で一生き抜く術を持っています。
その証拠にユウゴの腹は引き締まっていますし、銃の腕も一流です。
エマとレイのガイド役として活躍
エマはそんな頼もしい先輩に、ミネルヴァに会いに行くための案内役兼用心棒を依頼。
最初は断ったユウゴでしたが、シェルター破壊装置をレイに奪われたため、結局はエマとレイのガイド役を引き受けることになります。
ゴールディポンドで仲間を失う
エマから「他の仲間の人達は?」と聞かれたユウゴは「死んだよ全員。今は俺一人だ」と答えますが、すぐに「全部昔の話だ。今はとうにミネルヴァ探しはやめて、こうして楽しくやっている」と続けます。
しかしユウゴの本心は違いました。
ユウゴはかつての仲間たちと農園を脱走したあとシェルターにやってきて、さらにミネルヴァに会うためにみんなでA08-63地点(ゴールディ・ポンド)へ。
しかしそれが悲劇の始まりでした。
悲しみを抱え13年も一人で過ごす
ゴールディ・ポンドは鬼のバイヨンが所有する狩猟場で、鬼たちが農場から入荷された食用児を狩って楽しんでいたからです。
ユウゴたちもたちも鬼たちに狩られますが、ユウゴだけが生き残り、命からがらシェルターに帰還。
そして仲間を失った苦しみを抱え13年間も一人で生活してきました。
だから突然やってきたエマたちを受けれることができなかったのです。
ユウゴはエマを殺害しようとしていた
A08-63地点(ゴールディ・ポンド)へ向かうエマとレイの案内役兼用心棒を引き受けたユウゴ。
実はユウゴはエマをゴールディ・ポンドで殺すつもりでいました。
仲間を鬼に殺され、生きる意味を見失っていたユウゴには、仲間と共に生きようとするエマがうっとうしく感じられ、その憂さを晴らすためにエマを殺すつもりでした。
しかしゴールディ・ポンドでユウゴはエマたちと協力して、鬼を倒すことになります。
実はやさしい心の持ち主のおじさん
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エマを殺すことさえ考えいたユウゴでしたが、本当は心やさしいおじさんであることがわかります。
エマを人質にとっても銃を撃ちませんでしたし、発砲してもあえて外して、危害を加えようとはしませんでした。
またゴールディ・ポンドが近づくと「今すぐ引き返せ」と忠告し、エマたちを危険から遠ざけようとします。
さらにゴールディ・ポンドで大ケガをしたエマを背負い、「家族のもとに帰るんだろ。俺の名前も聞くんだろ。絶対死ぬなよ」と励ましながら走ってシェルターに帰還。
その後献身的に治療をして、エマの命を救います。
このように本当のユウゴは仲間思いのやさしいおじさんなのです。
だからこそ仲間を亡くしてから13年間、ずっと苦しんできたんですね。
「約ネバ」ユウゴの年齢を推測
名前を教えてもらえなかったため、エマたちはユウゴをずっと「おじさん」と呼んでいました。
12歳のエマにとっておじさんに見えるかもしれませんが、ユウゴの本当の年齢はいくつなのでしょうか?
ユウゴの年齢を2つの情報から推測
実は作品中にユウゴの年齢を推測できる2つの情報があります。
- 13年前にグローリー=ベルから仲間と逃げてきた(7巻53話)
- エマたちとゴールディ・ポンドを行く途中、「俺がこの道で戻ってきたのは何歳の時だ?15?いや16か」と回想している(8巻63話)
ユウゴは仲間とともにグローリー=ベルを脱走して、シェルター経由でゴールディ・ポンドに到着。
そこで仲間を鬼に殺され、15または16歳でシェルターに戻り、約13年一人で過ごしています。
ということはユウゴの現在の年齢は28,29歳と推測できます!
「おじさん」というには少し若いと感じますが、5~12歳の子どもたちにとっては「おじさん」に見えても仕方ないかも!?
ユウゴとルーカスとの関係を解説
約ネバのアニメでユーゴとかゴールディポンドにいた人達の内容がなくて悲しい…あそこは私にとってすごく良かったのに… pic.twitter.com/lSFhHWverw
— このぷぅぃ。 (@konop_1116) March 21, 2021
シェルターに到着したエマは、ユウゴと揉め事を起こします。
するとユウゴは「やめろ、そうじゃない、ジョン・・・」「ルーカス、お前は黙ってろ!!」などと独り言を発し、発作を起こして倒れてしまいます。
ルーカスとは誰なのでしょうか?
ここではユウゴとルーカスの関係を解説します。
ルーカスとは誰?
ユウゴが発作を起こした時に叫んだルーカスとは、ユウゴといっしょにグローリー=ベルから脱走してきた仲間です。
ジョンもかつての仲間と思われます。
ユウゴはルーカスらとともにミネルヴァに会うためにゴールディ・ポンドに出発。
しかしゴールディ・ポンドの狩猟場で鬼たちに狩られ、ユウゴ以外はすべて死亡。
ユウゴは命からがらシェルターに戻り、仲間を失った苦しみに耐えながら13年間過ごしてきました。
ルーカスは生きていた?
ユウゴが死んだと思っていたルーカスはゴールディ・ポンドで生きていました!
密猟者によりゴールディ・ポンドに連れて行かれたエマは、現地で出会ったヴァイオレットという子どもから「会わせたい人がいる」と言われ、風車のある建物にやってきます。
そこで会った人物がルーカスでした。
13年前、ルーカスはレウウィスに右手を切断されましたが、風車を拠点に身を隠し続け、現地の子どもたちと鬼を打倒する機会を伺っていました。
13年ぶりの再会
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出水先生による生き生きとしたキャラクター達が目印です✨
今回はユウゴ&ルーカス、ナイジェル&ジリアン、ソンジュ&ムジカたちの必見秘話を掲載!!
最終20巻と同時10/2(金)の発売をお楽しみに!#約ネバ pic.twitter.com/PkQ1B6zP3s— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) September 4, 2020
狩猟者にさらわれたエマを追ってゴールディ・ポンドにやってきたユウゴは、ラスボスのレウウィスを倒したあと、ルーカスと13年ぶりの再会を果たします。
その後ユウゴとルーカスはシェルターに帰還。
そして「全食用児を解放し、鬼の頂点に君臨するあの方と約束を結び直し、人間の世界へ行く」というエマの目標に協力することにします。
このときのユウゴとルーカスは希望に満ちあふれていました。
ユウゴは最後に死亡する?
ユウゴとルーカス
1人になってたユウゴが、エマたちに心を開いていったのにその矢先に死んでしまう。こういうのに弱い。#死んで欲しくなかったキャラ晒す pic.twitter.com/3qhEf8K8aw
— はる (@d0RETQ6QGLUfIQM) December 9, 2019
結論を書くと、ユウゴは作中で死亡します。
逃げた食用児を追うピーター・ラートリー
グレイス=フィールドやゴールディ・ポンドからやってきた子どもたちとシェルターで希望にあふれた生活をしていたユウゴ。
エマも七つの壁を探し、もう少しで答えが見つかるところまでたどり着いていました。
しかしこのときラートリー家の当主ピーター・ラートリーが脱走した食用児の命を狙い、アンドリューを刺客として送り込んでいました。
アンドリューは食用児がいると思われるシェルターをしらみ潰しに探していくと、ついにユウゴやエマたちがいるシェルターを発見。
奇襲を仕掛けます。
奇襲をかいくぐりシェルターを脱出
アンドリューはシェルター内の構造や出口の場所など、多くの情報をつかんでいました。
モニター室も抑えたアンドリューたちは、ガスで攻撃するなどして、食用児たちを次第に追い詰めていきます。
しかし敵の会話を聞いていたロッシーのアドバイスにより、エマたちは敵の包囲網をくぐり抜け、シェルターを脱出します。
「俺とルーカスは後から行く」と言い残し・・・
ルーカス、ユウゴ死んじゃったか…
大人だしなぁ…しゃーないけど…#約束のネバーランド pic.twitter.com/gCrovm3AV2— けーお@ (@kodou_renna) October 29, 2018
シェルターを脱出したものの、アンドリューをこのままにしておいたら、いつかまた見つかる可能性がある。
こう考えたユウゴとルーカスは子どもたちを先に逃げさせてシェルターに戻っていきます。
「大丈夫。すぐに追いつく」とエマに言ったユウゴでしたが、このときすでにユウゴとルーカスは死ぬ覚悟ができていました。
2人はアンドリューたちを相手に五角以上の戦いを見せますが、ルーカスが敵の銃弾により倒れてしまいます。
残ったユウゴは武器庫で可燃ガスを爆発させ、アンドリューを巻き込んで自害。
ユウゴは自分の命を犠牲にして、エマたちを守ったのでした。
まとめ
ここでは「約束のネバーランド」おじさんことユウゴについてまとめました。
- シェルターにいたおじさんの名前はユウゴ
- ユウゴはグローリー=ベル脱走者の一人
- ユウゴは一緒に脱走した仲間をゴールディ・ポンドの鬼に殺され、13年間苦しんでいた
- 最初はエマたちに冷たくあたっていたが、ユウゴは本当は心がやさしいおじさん
- ユウゴの年齢は28,29歳と推測できる
- ルーカスとはユウゴのかつての仲間
- 死んだと思われていたルーカスはゴールディ・ポンドで生きており、ユウゴと13年ぶりの再開を果たす
- ピーター・ラートリーが送り込んだアンドリューと戦い、ユウゴとルーカスは死亡する
最後まで読んでいただきありがとうございました!