「東京リベンジャーズ」のマイキーこと佐野万次郎には真一郎という兄がいます。
ケンカは強くありませんでしたが、多くの後輩から慕われるキャラクター。
マイキーが唯一憧れる人物でもあります。
そんな佐野真一郎は本編開始時点ですでに故人。
なぜ死んだのでしょう?
この記事では基本情報をご紹介したうえで、佐野真一郎が殺されたのは何話か?
死因や、なぜ殺されなければならなかったのかについて、解説します。
目次
「東京リベンジャーズ」佐野真一郎の基本情報
今日のらくがき
真一郎「お前も単車好きなの?」
万次郎「うん。中学入ったら最強のチーム創る。」
真一郎「はは!うん!マンジローっぽい!」
万次郎「そしたらシンイチローのバブくれよ。」
真一郎「それは無理だなー。」(和) pic.twitter.com/jGViHwutvl
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) April 4, 2019
佐野真一郎のプロフィール
- 名前:佐野真一郎
- 誕生日:1980年8月1日
- 星座:しし座
- 血液型:O型
- 身長:182cm
- 体重:69kg
- 死亡時の年齢:23歳
- イメージカラー:金色
- 好きなもの:コーラ
- 嫌いなもの:努力
- 尊敬する人、あこがれの先輩:初代黒龍メンバー
- 夢:イザナとマイキーとバイク屋
- 武勇伝(または失敗談):告白20連敗
佐野真一郎はマイキーの兄。
10歳年上の真一郎は親代わりとしてマイキーを育てます。
マイキーにとっては憧れの存在であり、大きな影響を受けた人物。
義妹のエマにもやさしく接し、佐野家に来たばかりのエマを何かと気遣っていました。
ほとんど回想シーンにしか登場しませんが、心やさしい人物であったことがわかります。
黒龍(ブラックドラゴン)初代総長
佐野真一郎は、黒龍(ブラックドラゴン)という暴走族の初代総長。
ケンカが強くなく、モテない真一郎でしたが、人を惹き付ける魅力があったため、多くの後輩が真一郎を慕って集まってきました。
こうして1995年2月22日に結成されたのが黒龍。
真一郎がトップにいるという心強さから、メンバーたちは安心して敵対するチームと戦うことができました。
真一郎にとって黒龍は「オレの全てだった」というくらい大切なもの。
黒龍とは真一郎がマイキーに残したくて作ったチームだったのです。
引退後
暴走族を引退した佐野真一郎はバイクショップを経営。
真一郎は自分のバイクショップで、マイキーに譲るCB250Tを整備していました。
真一郎のバイクショップS・S MORTORSには、引退した真一郎を敬愛する後輩たちが集まってきていました。
なお2代目、3代目と黒龍は真一郎の志を引き継いでいきますが、黒川イザナが8代目総長に就任すると、その性格をガラッと変え、犯罪をいとわない集団に。
そして9代目の斑目獅音のとき、マイキーが立ち上げた東京卍會に潰されます。
「東リベ」佐野真一郎の死亡は何巻何話?
ワンピースのサンジ以外で足技最強なヤツなんていたの?笑
一虎死ぬほどかっこよくて性癖なんだけど
理由が自業自得すぎて笑っちゃうんだけど笑#東京リベンジャーズ pic.twitter.com/cppO7y82ht— タッピーマン兵長 (@tapibayashi) May 11, 2021
佐野真一郎の死亡は6巻44話
結論を書くと、佐野真一郎の死亡が描写されているのは漫画6巻44話。
東卍設立メンバーの一人・羽宮一虎(はねみやかずとら)に工具で殴られ死亡しました。
次からは真一郎が死亡するまでの過程を解説します。
発端はツーリング
2003年の夏、東京卍會のメンバーは海(江ノ島?)にツーリングへ。
他のメンバーは排気量が大きいバイクに乗っていましたが、マイキーだけは原チャリに乗っていました。。
ドラケンは「総長なんだから、いい加減バイクを変えろ」とマイキーに言いますが、マイキーは愛車”ホーク丸”がお気に入り。
でもマイキーはいつかホンダCB250Tに乗りたいと思っていました。
マイキーの様子を見た羽宮一虎は、マイキーの誕生日にCB250Tをプレゼントすることを計画。
2003年8月13日、場地圭介を誘い、夜のバイクショップへ向かいます。
S・S MORTORSへ
一虎は「(バイクショップから)CB250Tを盗んでマイキーにプレゼントしよう」と場地に提案。
場地は「そんなことをしてもマイキーは喜ばない」と言いますが、結局は一虎と一緒にS・S MORTORSというバイクショップへ。
深夜、店のガラスを割り、まんまと店内に忍び込んだ一虎と場地は目当てのCB250Tを外に運び出します。
そのとき「ドロボーか?」という声が!?
声の主は佐野真一郎。
一虎と場地はS・S MORTORSが真一郎の店だと知らず、盗みに入ったのです。
しかも盗もうとしたバイクは、真一郎がマイキーにプレゼントするつもりだったCB250Tでした。
工具で殴って殺害
盗みに入ったことを知られた一虎は、背後から真一郎を工具で殴打。
殴られた真一郎は死亡。
一虎と場地は逮捕され、一虎は少年院に。
一虎にかばってもらった場地は少年院行きを免れます。
マイキーは場地のことは許しましたが、一虎を許せずにいました。
一虎はマイキーと決別
真一郎を殺した羽宮一虎は、自分の行いを正当化するためにマイキーを恨むように。
真一郎を殺してしまった、という事実を受け入れることができず、真一郎を殺したのは自分が悪いのではなく、マイキーが悪いからだ、と考えたのです。
出所後、一虎はマイキーと決別し芭流覇羅(バルハラ)へ加入。
2005年10月31日、いわゆる”血のハロウィン”で東京卍會と戦うことになります。
真一郎が死んだことで、マイキーを取り巻く環境は大きく変化。
マイキーが未来で闇落ちするのは、真一郎の死が大きな原因になっているからです。
佐野真一郎はなぜ羽宮一虎に殺されなければならなかったのか
『東京卍リベンジャーズ』最新8巻明日9月14日(金)発売です! 東卍とバルハラの一大抗争”血のハロウィン”もついに完結へ…。場地、一虎の運命はどこへ向かうのか。そして現代に起きる更なる大変化につぐ大変化! 表紙の一虎が目印です!どうぞよろしくお願いします! pic.twitter.com/XPwkH4f67X
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) September 13, 2018
バイク店に盗みに入った羽宮一虎は、見つかったため店主を殺害。
その店主こそがマイキーの兄・真一郎だったわけですが、話はもう少し複雑です。
なぜ真一郎は一虎に殺されなければならなかったのでしょう?
一虎は黒い衝動に飲まれていた
佐野真一郎を殺害したときの一虎は、”黒い衝動”に飲まれていたことが作品終盤で判明。
黒い衝動については、9回目のタイムリープ後の現代で、ビデオメッセージの中でマイキーが説明していますが(漫画200話)、どのようなものかについては長らく不明でした。
しかし作品終盤で黒い衝動の正体が明らかになります。
黒い衝動とは?
黒い衝動とは、真一郎がタイムリーパーを始末したことによる呪いのこと。
前の世界線で、当時小学生だったマイキーが自宅の階段から落ちて植物状態に。
真一郎はマイキーのために、介護の資格を勉強する一方で、病院で働いていました。
しかし事故から4年後にマイキーは死亡。
自暴自棄になった真一郎でしたが、偶然にもタイムリーパーの話を耳にします。
そしてタイムリーパーだというホームレスに会った真一郎は、能力を手に入れるためにホームレスを惨殺。
真一郎から殴られている間、ホームレスは「呪われろ、呪われろ」と叫んでいました。
タイムリープしてマイキーは救われるが黒い衝動が発生
東京リベンジャーズ最新話見てきました色々と過去と似たような場面があったね
ここなんかは分かりやすく一虎くんが真一郎くんをバイク屋で倒したときと全く同じ描写だね
タイムリーパーの力は人為的ではなく死んだ時に覚醒する?ホームレスのおっさんとイザナの父親の死因が酷似している? pic.twitter.com/WyP72g5OUp— ジュラック (@FaUYw3jQS56VEeg) September 29, 2022
真一郎はタイムリープして、マイキーを救うことに成功。
しかしマイキーは黒い衝動に飲まれることになります。
三途春千代の口を裂いたり、血のハロウィンで羽宮一虎を殺そうとしたり。
血のハロウィン後の現代で闇落ちして、旧東卍メンバーを粛清したのも、黒い衝動が原因でした。
真一郎は黒い衝動により殺された
真一郎を殺したときの一虎は、黒い衝動と化していました。
黒い衝動はマイキーだけではなく、他の人物にも影響を及ぼすからです。
真一郎はホームレスを殺し能力を入手。
殺されたホームレスがかけた呪いが黒い衝動。
したがって真一郎は黒い衝動により殺されたと言って間違いないでしょう。
マイキーを救うためにしたことが、自分マイキーを不幸にしたのですから、何とも皮肉な話だと言わざるを得ません。
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まとめ
東京リベンジャーズの
真一郎兄さんまじでかっこよ✨✨ pic.twitter.com/c04wYQyqeF— 村山@漫画を描くのに挑戦中 (@siroi918) July 25, 2021
マイキーの兄・佐野真一郎の死亡について解説しました。
- 佐野真一郎はマイキーが憧れる10歳年上の兄
- 伝説の暴走族チーム・黒龍の初代総長を務めた後、バイクショップを経営
- 真一郎の死亡は6巻44話で、バイクを盗みに入った羽宮一虎に殴られ死亡する
- 真一郎を殺したときの羽宮一虎は、黒い衝動に飲み込まれていた
- 黒い衝動とは、真一郎がタイムリーパーを始末したことによる呪い
最後まで読んでいただきありがとうございました!