「球詠」(たまよみ)新越谷高校の中村希(なかむらのぞみ)と川口芳乃(かわぐちよしの)に注目!
希は中学時代に福岡県代表で全国を経験した逸材。
芳乃はプレーこそしませんが野球に詳しく、選手のデータや能力を知り尽くし、練習メニュー、食事、作戦なども面からチームを支える役割を果たしています。
2人のプロフィールをご紹介します。
また希と芳乃の百合の関係についてもまとめました。
目次
「球詠」(たまよみ)中村希(なかむらのぞみ)のプロフィール
あと1点、あと1本が欲しい…そんな接戦でしたね…!
浅村選手は素晴らしかったですが、希みたいに打てる選手がもう1人いれば…。#侍ジャパン pic.twitter.com/sy6gLnBLYf— TVアニメ『球詠』(たまよみ)公式 (@tamayomi_PR) November 12, 2019
- 名前:中村希(なかむらのぞみ)
- 学年:1年
- 背番号:3
- ポジション:三塁手/投手
- 投打:右投右打
- 身長:155cm
- 誕生日:11月5日
- 出身チーム:箱崎松陽中
- 好きな動物:おおきい鳥
- 趣味:打撃研究
- 進学理由:家庭の都合
全国を経験した野球エリート
金髪のボブカットに花の飾りがついたヘアピン、そして博多弁が特徴の中村希。
希は中学時代、福岡県代表として全国大会出場を経験した野球エリートです。
親の仕事の都合で埼玉県に来て、野球部に実績のある新越谷高校を選びました。
ところが野球部は不祥事のため活動停止中。
全国大会を狙えるチームで野球がしたかった希は、高校入学早々に強豪校への転校を考えます。
一緒に全国を目指して欲しい
少ない部員数ながら野球部が活動再開していると聞いた希。
一応グラウンドをのぞいてみることにします。
7,8人しか部員がいないことを知り入部をためらいますが、とりあえず練習に参加することに。
バッティング練習では県内最速のピッチャーに合わせてあるマシンの球を初球からすべてバットの芯で捉え、部員たちを驚かせます。
希は埼玉に来る前、中学時代の仲間と高校に入ったら全国大会で会おうと約束していました。
でも新越谷高校の現状では全国大会は望めません。
それでも希は他の部員に「入るからには一緒に目指して欲しいっちゃけど。全国を」と言い、野球部に入部することにします。
全国を知る希が入ったことは新越谷にとって大きかったですね!
実はここで希が「全国」という言葉を使ったことが他の部員たちの刺激となり、新越谷は本気で全国大会を目指すことになります。
希のプレースタイル:シュアなバッティング
おはようございます。
二度寝はかなわずぼんやりしてました。
ホームラン打つ子、について考えたりしつつ。希ちゃんかなぁ、球詠の。
お仕事にかかることにします。明日はおやすみ、無理せず乗り切りましょう。 pic.twitter.com/SdncLhrlxy— 魚住蓮奈 (@hasnan_mhd) February 21, 2022
中村希のプレースタイルをバッティングを中心にご紹介します。
希はシュアなバッティングが持ち味です。
希の小学校時代の指導者はグラウンダーで野手の間を抜けるヒットを好んでいました。
子どもたちに「叩きつけろ、打ち上げるな」と指導し、希もこの影響を大きく受けます。
中学になっても希はこの教えを守り続け、想定内のボールであれば自分の思ったところに打ち返せる技術を身につけていきます。
そして中学通算打率は7割超え。
新越谷でも内野の間を抜けたり、内野の頭を越すヒットを打ちます。
状況に応じてホームランを狙うことも
ここで打つしかなかろーもん、は作戦が上手くいかず精神衰弱する芳乃のためにホームランを狙う球詠屈指の名シーンなので原作読んでください
その前の「大好き」もなかなか良い pic.twitter.com/QyzUi4rUVe— デシッ前議長 (@k_mteeeeepoo) November 24, 2020
希はフォームが崩れるから、という理由でホームランを狙うことはしません。
しかし梁幽館戦の7回表1アウトランナー1,2塁、1点リードされた場面で希はホームランを狙います。
試合終盤でもう後がなく自分が決めないと、という場面で相手エースからライトポール際にホームランを打ちます。
内角よりの球を狙いすましチームを勝利に導きました。
ただ本来それほど長打力があるわけではありません。
同じ日に入部した野球未経験者・大村白菊のパワーには嫉妬しており、ライバル心をあらわにすることもあります。
「球詠」(たまよみ)川口芳乃(かわぐちよしの)のプロフィール
あけましておめでとうございます!
2020年もどうぞよろしくおねがいします!
早速これからみんなで初詣で必勝祈願しにいくよ٩(ˊᗜˋ*)و#川口芳乃 #tamayomi pic.twitter.com/Y4jWziQsvj— TVアニメ『球詠』(たまよみ)公式 (@tamayomi_PR) January 1, 2020
- 名前:川口芳乃(かわぐちよしの)
- 学年:1年
- 背番号:10
- ポジション:マネージャー
- 投打:右投両打
- 身長:155cm
- 誕生日:8月7日
- 出身チーム:光陽台桜中
- 好きな動物:野球選手
- 趣味:分析
- 進学理由:好き、近い
芳乃は息吹の双子の妹
川口芳乃は川口息吹(かわぐちいぶき)の双子の妹です。
息吹が二つ結いのおさげにしているのに対して、芳乃はボブカットの両脇をツーサイドアップにしています。
入学式の日、クラスで隣の席になったヨミ(武田詠深)とすぐに打ち解けます。
そしてヨミの手を触ると「すごく硬くなってる。めっちゃ投げ込んでた証拠だよ。決め球はカーブ系かな」とズバリ言い当てます。
芳乃は自分ではほとんどプレーをしませんが、野球が大好きで、様々なチームや選手の情報を集め分析することを得意としています。
珠姫に最初に会ったときも「名門美南ガールズの正捕手で、強気なリードと守備が魅力的だった人」「公式戦パスボールゼロ」と言い、珠姫を驚かせます。
そんな芳乃は家が新越谷高校の近くにあり、小さいころ野球部員に遊んでもらったりやさしくしてもらったことから、新越谷に進学することにします。
背番号10の芳乃は新越谷の参謀役
一見マニアックなただの野球ファンのようですが、芳乃は味方選手だけでなく相手の選手の能力、クセ、特徴などを詳細に把握しており、それらを冷静に分析する力を持っています。
そのためチームでは参謀、頭脳としての役割を果たします。
練習メニューや日程の管理、選手の食事から健康管理、作戦に至るまで、芳乃は後方からチームを支えます。
試合でも自らサインを出すこともありますし、監督と相談して作戦を決めることもあります。
ただまるっきりプレーができないわけではなく、チームメートからノッカーとしての技術を評価されていました。
またキャッチーボールをしたヨミは芳乃の投げるボールを「スピンのかかったいい球」「ナイスボール」とほめていました。
なお県大会初戦の影森高校戦を前に選手にユニフォームが配られた際、芳乃にも10番のユニフォームが配られます。
ユニフォームがもらえると思っていなかった芳乃はひどく喜んでいました(笑)。
芳乃の見せ場は梁幽館戦の頭脳対決
【書影初公開!】
マウンテンプクイチ先生『球詠』のコミックス最新第11巻は3/10発売!表紙を飾るのは、我らの頼れる司令塔・芳乃です! pic.twitter.com/4TefKtUutg
— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) February 23, 2022
芳乃の一番の見せ場は埼玉県大会2回戦の梁幽館戦。
梁幽館は2年前の優勝校で、県大会ベスト4の常連校。
新越谷にとってかなりの格上です。
芳乃は試合前から「みんなの夏を預かってるんだから」という高い意識で試合に向けて準備をします。
そして梁幽館戦、対戦相手にもチームの頭脳と言うべき女子マネージャー高橋友理がいました。
選手同士の戦いは当然ですが、ベンチのマネージャーの試合の読み合いにもなります。
芳乃は試合の終盤、これまでの自分の采配ミスを後悔し、最後の決断をできずにいます。
そんな芳乃を励ましたのが希でした。
新越谷vs梁幽館はマネージャー対決も見ものです!
希と芳乃の百合のシーンを解説
【球詠7話】
いよいよ大会抽選会!
新越谷の名マネージャー芳乃がデータ収集を始める抽選の結果1回戦は謎の無名高で2回戦に勝ち上がれば一昨年の優勝校って言う熱そうな組に♪
結果を聞いて喜ぶ希ちゃんはやっぱ可愛いw
公式戦ユニ配布で芳乃が嬉しそうなのに🥺ウルウル#アニメ好きと繋がりたい pic.twitter.com/WLSmm7h2QK
— みさ缶@Ani-me彩🍀 (@7thSchoolDist) May 13, 2020
「球詠」は一見少女マンガのようですが、本格的な野球の要素とライトでかわいい百合の要素を絶妙にバランスしたマンガ(アニメ)です。
チーム内でいくつかのカップルがありますが、ここでは希×芳乃の百合に注目します。
ふたりの百合は6巻で花咲きますが、それまでにもいくつかの伏線がありました。
おてて見ていい?
希と芳乃の出会いは入学早々。
希が野球部の見学に行ったときです。
希に対して芳乃は「中村さんってもしかして左打ち?」「おてて見ていい?」「うち左一人もいないんだよ」を積極的にアプローチ。
入部する気がなかった希でしたが、芳乃の話を聞いているうちに「この子は信用できる気がする」と思い始めます。
そして同じ日に見学に行った白菊とともに入部することにします。
このシーンでは芳乃は他の選手に接するのと同じように、希の特徴を見ていただけで、百合ではなかったですね。
ただストーリー上の伏線になっていたことは間違いないですね!
全部一人でやろうとしないで欲しいんだ
#球詠 第68球 感想
これまであまりフォーカスされなかった内外コースや審判との勝負 美学バッテリーは芳乃の術中に嵌ったのかどうか 園川さんまだこれ↓を引っ張ってるの面白いし可愛い
咲桜戦とは打って変わって勝負を楽しんでいる様子のヨミ 両チームのスタメン表も載り考察民大満足の回だった pic.twitter.com/Mgt1AQAVvT— Ash (@Ange_hal9) February 24, 2022
その後柳大川越との練習試合やGW中の合宿では希と芳乃のシーンはありませんでした。
芳乃はむしろヨミや珠姫と仲よくしていましたし、一方の希は一緒に入部した白菊と仲よくなるのかなと思ったら、そうはなりませんでした。
そして中間考査が終わります。
それまで練習試合で6敗1分と勝ちがないため、チームのメンバーは勝ちに飢えていました。
希も得点圏で打つことができず悩んでいました。
ある日希は全体練習が終わった後、一人で打撃練習をしていました。
その様子を見た芳乃が後ろから抱きつきます。
好機で打てないことに責任を感じていた希に芳乃は「全部一人でやろうとしないで欲しいんだ」と声をかけます。
また芳乃は「自主トレするときは誘って欲しい」「野球以外もウチ来てもいいし」と言い、希の手を握ります。
このシーンも二人の関係がいい雰囲気で描かれていました!
芳乃ちゃんに逢えてよかった
そして2人の百合が花咲くのが梁幽館戦でした。
この日芳乃は自分が選んだ戦術が裏目に出ており、すっかり弱気になっていました。
その様子を見た希がゲーム終盤に「いつもみたいに采配して!」と芳乃を励まします。
さらに「芳乃ちゃんに逢えてよかったし新越谷に来てよかったよ」「大好き」といって自分の打席に向います。
自分が決めると臨んだこの打席で希は長打を狙い、見事に逆転3ランを打ちます。
希はベンチの芳乃に向かってポーズ。
ベンチに戻ると2人はハグをして喜びます。
百合と言っても生々しさがなく、あくまでかわいくライトな雰囲気。
そして本格的な野球の要素がしっかりある上での百合だから、抵抗なく受け入れられるんですよね。
今後の展開が楽しみです。
まとめ
この記事では「球詠」の中村希と川口芳乃に注目しました。
中村希は
- 中学時代に全国大会出場を経験した
- 新越谷の野球部に入部し、みんなで全国を目指すことに
- 左の好打者でシュアなバッティングが持ち味
川口芳乃は
- データを集め分析するのが得意なチームの頭脳
- 梁幽館戦では相手のマネージャーとの頭脳戦が繰り広げられる
また希と芳乃の関係についても取り上げました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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