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ドクターストーンのクロムがかっこいい!天才の能力についても

Dr.STONE(ドクターストーン)

高校生天才科学者、石神千空が活躍する「ドクターストーン」。

文明のない時代に生まれた科学使いクロムも、天才であることは間違いありません。

クロムのかっこよさ、天才の能力について解説します。

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ドクターストーンのクロムのかっこいい魅力まとめ

全人類が石化した中、地球に帰還した宇宙飛行士たちの子孫であるクロム。

3,700年の時が流れて、文明はすたれてしまいましたが、クロムは自分の興味のままに科学を追求していきます。

その熱い思いやまっすぐな性格のかっこよさをまとめます。

科学への想いが熱い

クロムが科学に興味をもったのは7歳の頃。

キラキラした石に興味をもち、めずらしい石を集め始めます。

集めた物をたたいたり混ぜたり燃やしたり、自由に遊ぶうちに、炎色反応する物体を発見するなど、「科学」を見つけていきました。

クロムのすごいところは、教科書もなく、先生もいず、たった1人で研究していること。

ものすごく「好き」で、「おもしろい」という気持ちでやっているんですね。

 

クロムに妖術対決を申し込まれた千空は、クロムのすることを「そんなのカンタン」と馬鹿にしますが、やがて「全部自分で考えたのか」と気づいて感動。

クロムを科学王国のメンバーにスカウトするのです。

千空から21世紀の科学について聞かされ、クロムは驚いた後、がん泣きします。

「そんなヤベー科学文明が一瞬で消されちまったのが悔しい」からでした。

あきらめない心を持つクロムがかっこいい

クロムはもとから科学好きですが、それを加速させたのは、幼馴染のルリが病気になったこと。

10歳のときにそれを知り、「俺がいつか直してやる」とルリに約束します。

それからは、薬になりそうな野草も集め、自分で薬効を試し始めます。

後に肺炎とわかるルリの病気は年々悪くなりますが、クロムは絶対にあきらめず「ルリを治す」と努力を続けるのです。

千空は万能薬、サルファ剤の作り方を知っていましたが、その完成には困難がたくさんありました。

クロムは絶対にあきらめず、危険な硫酸採集にもチャレンジし、千空とともにサルファ剤を完成させるのです。

御前試合でマグマに勝ったクロムがかっこいい

村の巫女であるルリの夫を決める御前試合。

賞品の酒を手に入れ、完成した薬をルリに飲ませるには、科学王国の仲間が優勝しなければなりません。

ルリが治るなら、仲間の誰が優勝してもいい、というクロムでしたが、マグマはずるい手を使って金狼もコハクも破ってしまいます。

文化系男子のクロムですが、ルリのために、死ぬ気でマグマに立ち向かいます。

マグマは村で一番強い男ですが、クロムをもてあそび、なかなか試合を終わらせません。

ボロボロになっても戦い続けたクロムは、どうすれば勝てるのか考え続け、科学の力で勝利するのです。

意外とイケメン?

クロムが一番かっこよく見えたのは、マグマとの戦いで集中したとき。

つまり、だまって真剣な顔をしているとき、かっこいいんですね。

御前試合の前、コハクに「強くないからルリと結婚できなくて残念だ」と言われたときも、ちょっと切ない、いい顔をしています。

クロムはたいてい表情豊かにしゃべっているので、その顔はあまり見られません。

頭にまいた綱のねじりハチマキも、かっこよさと遠いような・・・

石神村の人々は、服や首元に太い綱をつけることが多く、それがこだわりのファッションのようです。

最終話で大樹の結婚披露宴に出ているときも、スーツなのに頭にはハチマキをつけています!

ルリを一途に思うクロムがかっこいい

クロムはコハクと同じ歳で、ルリは2歳年上。

科学オタクで石集めが趣味のクロムは、武道が趣味のコハクより、穏やかでやさしいルリの方が気が合ったのでしょう。

小さいころ、一緒に四つ葉のクローバーを探しをしたのは楽しい思い出のようです。

その頃からクロムはルリが好きだったと考えられます。

ルリは村長の娘で、巫女。

御前試合で優勝した、一番強い男性と結婚する運命でした。

クロムはルリとは結婚できないとわかっていましたが、ひたすらルリの幸せを願っています。

クロムの愛は、相手のことを1番に考える、無償の愛なのです。

科学王国の仲間が優勝すれば、ルリと結ばれるのが自分じゃなくてかまわない。

とにかく、病気を治してあげたいと、それだけを考えているのです。

 

なおクロムとルリの恋愛・結婚については、以下の記事で詳しく解説しています。

 

クロムが天才的な能力を発揮したシーンまとめ

千空は天才科学者ですが、21世紀の知識を土台に、それを組み合わせていくタイプ。

その場で必要なものを、そのときある材料でクラフトしていく、発展と応用の天才です。

クロムは、科学教育は受けていません。

全ての知識は、自然の中から自分で学びとりました。

するどい観察力と野生のカンのようなヒラメキがあり、発明も得意。

どちらかといえば、クロムの方が天才かも。

クロムの天才的な能力が発揮された場面を解説します。

硫黄のボールで静電気を発生させる(3巻18話)

クロムが千空と初めて会ったとき、2人は妖術対決をします。

炎色反応に驚かない千空に、とっておきの技としてクロムがくり出したのが静電気。

硫黄を土器に詰めて溶かし、冷めたところで土器を割って作った硫黄のボール。

それを手でこすって静電気を発生させ、さわった相手にピリッと痛みを与えるというわざです。

皮でこすった方がすごいぞ、と千空に倍返しされたクロムですが、千空はクロムが自分で化学物質を見つけ、道具を作ったことに驚きます。

磁石の存在を知っていた(3巻20話)

クロムから、北極星が真北をさしていないと指摘された千空。

3,700年の歳月が、地球の地軸をずらしたことに気づきます。

「なぜ北がわかった?」と千空に聞かれたクロムが得意げに見せたのが、磁石。

葉っぱにのせて水に浮かすと、北を指す、天然の磁石を持っていたのです。

これ、小学校の理科の実験でやるやつですね。

ストーンワールドには鉄がないので「鉄をひきつける石」という発見はできないんです。

磁石を方位磁石として発見するとは、さすがクロムですね!

この磁石を使って砂鉄を集め、科学王国は鉄を手に入れたのです。

御前試合のマグマ戦で凸レンズを作る(5巻38話)

御前試合でマグマにもてあそばれたクロム。

金狼が使ったスイカの仮面が落ちているのを見て、作戦を思いつきます。

目が悪いスイカのためのレンズを利用して太陽光線を集め、火をつける作戦です。

これまた、小学校の実験でやりましたね!

ただ、太陽光で火をつけるには凸レンズが必要ですが、メガネは凹レンズ。

千空は「無理だ」と思いましたが、なんとクロムは自分の汗をレンズのくぼみにため、凸レンズにしていたのです!

さすが実験少年、クロムはガラス作りや、メガネについてじっくり調べていたのでしょう。

あさぎりゲンの助けも借りて、マグマの服に火をつけることに成功するクロム。

驚いたマグマを撃破した、奇跡の逆転勝利でした。

知識ゼロから水車を作り千空をうならせる(6巻52話)

クロムが水車を作ったのは、司帝国との決戦準備のため、ケータイを作ったとき。

精度の高い金の導線を作るため、わたあめ機をいかに正確に動かすかをみんなで考えたときです。

まず、わたあめ機の問題点をみつけたのも、観察名人のクロム。

長いひもで引っ張ろうと考えたのもクロム。

千空がギアをクラフトすると、クロムは水車の仕組みを考えつき、1人で組み立てます。

この発明(千空は水車を知っていてクロムはくやしがりますが、完全な発明です)で、千空は水力発電を思いつくのです。

クロムは、もうレオナルド・ダヴィンチレベルです!

漂白剤を作り脱獄に成功(9巻71話)

司帝国にケータイを届けたマグマ、ゲン、クロム。

羽京に見つかり、ゲンを逃がすためにクロムはわざとつかまります。

竹を縄でしばった牢に入れられたクロムは、サルファ剤を作ったときのことを思い出し、水酸化ナトリウムを作って脱出しようと考えつきます。

死体も溶かしてしまうという水酸化ナトリウムで、竹をしばった縄を切る作戦。

しかし、材料になる塩水がない!

そこで、運動しまくり、汗をため、差し入れられた電池で塩水を電気分解します。

仕切りのない入れ物で電気分解された塩水は次亜塩素酸ナトリウム、現代で言うところの漂白剤になりました。

漂白剤も十分強いアルカリ性なので、クロムは縄を切り、脱出することができました。

水晶を利用して鉄鉱石を探し当てる(11巻97話)

石化光線の謎を解き明かす、南米への航海を準備する科学王国。

ホワイマンの登場に、千空は「見えない敵を見つける」ためにレーダーとソナーを作りました。

水晶の板に電圧をかけると正確なテンポで振動するという性質を利用した装置です。

空をスケスケにするレーダー、海をスケスケにするソナー。

じゃあ、地面は?と考えたクロムが装置を鉱石に当ててみると、大きく反応しました。

クロムは金属探知機を作ったのです。

金属探知機で、鉄鉱石の鉱山を発見したクロム。

「こうなんじゃねえかと思って実験してはまったとき、すげーおもしれー」と喜びます。

その最初の思い付きが、天才的なんですよね!

方解石を利用して太陽の位置を特定する(17巻147話)

千空たちは機帆船ペルセウスでアメリカに向かいますが、自分が太平洋のどこにいるかを調べるのは、むずかしいですよね。

GPSが無かった時代、昔の人は六分儀という装置で太陽や星の高さをはかり、計算で位置を割り出していました。

千空たちも東京のルリから無線で時間を教えてもらい、太陽の高さをはかることで位置を調べています。

 

しかし、天気の悪い日は太陽が見えず、測定不能。

スイカは百物語の「ヴァイキングの太陽の石があればいいのに」とつぶやきます。

クロムは石コレクションにあった方解石を箱型に切り出し、プリズムの効果で雲の向こうにある太陽の位置を特定する装置を作りました。

百物語を作った百夜も、この方法をいつか使うかも、と思ったのでしょうか。

百夜たちの子孫であるクロムのヒラメキで、ペルセウスはアメリカ大陸にたどり着くことができたのです。

 

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まとめ

クロムのかっこよさと、天才的な能力について解説しました。

  • 科学に熱い思いをもち、こつこつ知識と素材を集めていたことがかっこいい
  • ルリのことを一途に思い続け、ルリの幸せだけを考えているところがかっこいい
  • 自分の力とヒラメキでたくさんの発明をするところが天才的

以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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