呪術廻戦の夜蛾正道は内通者?裏切り者なのか5つの理由を考察

呪術廻戦

「呪術廻戦」9巻79話で、内通者の存在が明らかになりました。

呪詛師と通じているのは2人以上。

そのうちの1人は京都校のメカ丸こと与幸吉(むたこうきち)だと判明。

そしてもう1人は学長以上の上層部だと語られました。

もう1人の内通者は夜蛾正道なのか?

この記事では

  • 夜蛾正道が内通者として疑わしい出来事
  • 内通者だった場合なぜ?
  • 冤罪の可能性

以上について解説・考察します。

 

「呪術廻戦」79話で高専上層部に内通者がいる可能性が浮上

単行本4巻の第33話、五条悟が「高専の内部に内通者がいる」と庵歌姫(いおりうたひめ)に話しており、内通者の調査を依頼していました。

その後、単行本9巻の第79話では、京都校のメカ丸・与幸吉(むたこうきち)が内通者の一人であることが発覚。

同時に学長以上の上層部にも内通者がいる可能性が明らかに。

呪術廻戦において学長以上の登場人物は少ないため、東京校の学長である夜蛾が内通者の可能性が囁かれています。

夜蛾正道(やがまさみち)が裏切り者だと示唆する5つの出来事

夏油の遺体の処理に関わっている可能性(0巻・本編90話)

単行本0巻で五条にとどめを刺され死亡した夏油。

通常であれば術師の遺体は呪術高専医師の家入哨子(いえいりしょうこ)により解剖されることになります。

しかし五条は自らの親友であり、家入にとっても同級生であった夏油の肉体を解剖させることを躊躇し、家入に遺体の処理を処理を任せませんでした。

それゆえに羂索(けんじゃく)に夏油の身体を乗っ取られてしまうことに。

夏油の身体を手に入れたことで羂索の計画を遂行する準備が整い、渋谷事変・五条悟の封印が起きることになったのです。

0巻で五条が家入に任せなかったということは、五条が信頼している他の人物に遺体の処理を任せていたのかもしれません。

夜蛾は五条にとって数少ない理解者であり、夏油のこともよく知る人物なので、夜蛾に遺体処理を任せた可能性が考えられます。

その際に羂索と接触し、何らかの契約を結び内通者となったのかもしれません。

少年院の特級呪霊相手に1年を派遣(6話)

単行本1巻6話では、英集少年院に特級呪霊が出現し、高専1年生3人に少年院の生存者の確認と救出の任務が当てられました。

本来は呪霊と同等級の術師が任務にあたるため、今回の場合は五条レベルの術師が適任であり、1年生3人には到底任せることのできない任務のはずでした。

のちに生き返りますが、虎杖はこの任務で一度死亡。

この任務は両面宿儺の器である虎杖悠仁を死なせるために、呪術界上層部が仕組んだものでした。

任務の指名に関して、上層部の命令で学長の夜蛾が関与している可能性があるのではと疑われます。

漏瑚の五条襲撃事件(13話)

単行本4巻13話では、五条悟が特級呪霊である漏瑚(じょうご)に襲われます。

もちろん五条の方が圧倒的優勢で、五条本人は後に「街でアンケート取られたくらいのハプニング」と言っていますが、特級呪霊が五条の居場所を把握し、狙ってきていたのは確か。

襲撃に遭ったとき五条は、夜蛾学長と待ち合わせ場所に向かっている道中でした。

そのため呪詛師側に五条の居場所を伝えた人物として夜蛾が疑わしく思われています。

ですが、待ち合わせ場所までどのルートで来るかなどまで夜蛾に指定できる可能性はそこまで高くないと思われます。

この事件において疑うべき人物は、夜蛾よりも運転手だった伊地知になるのではないかと思います。

交流会でひとり天元のもとへ(45話)

単行本6巻の45話では、京都校と東京校の交流戦の最中に特級呪霊である花御(はなみ)が襲撃。

高専の敷地内にいた教員たちは、生徒たちを助けるためにそれぞれ動き出しました。

その中で夜蛾は、五条たちに生徒のことを任せ、高専の敷地を結界術で守っている天元(てんげん)のところへ、護衛に向かいました。

単行本7巻の53話では、花御ら呪霊による襲撃の後、伊地知により人的被害が報告されています。

その報告によると、五条や夜蛾と行動を共にしていなかった術師や補助監督、忌庫番が死亡しました。

襲撃が起きていた一方で、高専の忌庫に呪霊の一味である真人が侵入し、保管されていた特級呪物、「宿儺の指」と「呪胎九相図」が持ち去られています。

 

高専の忌庫は天元の結界術によって、忌庫へと繋がる扉は毎日場所が変わります。

夜蛾が真人に接触し忌庫のありかを教えたのではないかという疑いがありますが、夜蛾が忌庫の場所を知っている可能性はかなり低いですし、そもそも真人が忌庫にたどり着いたのは、以前真人たちが高専に回収させた宿儺の指に細工をしていたことが理由でした。

忌庫へと続く扉と同様、天元の元へ繋がる扉も毎日変わっているので、そもそも夜蛾が天元の元までたどり着けているかも定かではありません。

扉は無数にあるので真人と夜蛾が対峙している可能性も低いでしょう。

これに関しては夜蛾が内通者として疑うには足らなそうです。

保護した天内理子をすぐに高専に戻させなかった(67話)

単行本8巻で星漿体 (せいしょうたい) ・天内理子(あまないりこ)を保護したときの夜蛾の対応にも疑いがかけられています。

天内は天元との同化をめぐって、天元を神とする宗教・盤星教(ばんせいきょう)と呪詛師の組織Qから命を狙われます。

任務に当たったのは夜蛾の受け持ちの生徒である五条悟と夏油傑。

 

五条と夏油は天内を保護し、結界に守られている高専に戻ろうとするのですが、夜蛾は高専に戻らせませんでした。

高専に戻らせない理由は、「天元様の命令」で、天内理子の要望は全て聞くように言われていたから。

天内は残り短い学校生活を友達と過ごしたいと願ったため、高専で保護することはしないで天内の意思を優先したのだと考えられます。

結果として天内理子の護衛で当時の五条悟の力では呪力をだいぶ消費しており、疲弊したところで盤星教から天内を殺害する任務を引き受けていた伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)に敗北。

天内理子も命を落としてしまいました。

高専に戻っていれば勝ち目は五条たちにあったかもしれないという見方から夜蛾の指示に疑いが向けられていますが、夜蛾が天内という一少女の命を重んじた優しさゆえの判断だと思われます。

これに関しては夜蛾を疑う要素は薄いように感じます。

夜蛾正道は内通者・裏切り者なのか考察

状況証拠から見た内通者の可能性

ここまで夜蛾が内通者である可能性を5つのエピソードから考えてきました。

疑わしいと感じる部分もありますが、そもそも夜蛾は東京校の学長というポジションでいろんな重大な局面に関わりやすい立場なのです。

他の人よりも大きな判断を託されることや、大きな任務に関わることは多いので、一概に夜蛾が怪しいとは言えなそうです。

ですが状況証拠として内通者として働いた可能性はあり、ネット上でもかなり黒に近い人物の一人として疑われています。

高専を裏切る理由は縛り?

もし夜蛾が内通者の場合、なぜ高専を裏切る必要があるのか。

夜蛾は教師としても生徒からの信頼を得ており、上層部とズブズブの京都校学長ともうまくやっているように見えます。

だとすると高専を裏切る理由は何かしらの縛りがあると考えられます。

例えば完全自立型の呪骸の作り方を誰かから教えてもらう代わりに内通者となるなどということは考えられます。

 

しかし傀儡操術の第一人者は夜蛾であり、この説を唱えるには夜蛾よりも詳しく彼の術式について知っている術師が暗躍しているということになります。

今のところ傀儡操術について詳しい術師は本編でメカ丸以外には出てきていません。

夜蛾が九十九を使い夏油を闇落ちさせたのか?

夏油や九十九と同じ目的を持つ可能性も単行本9巻の第77話では五条悟と夏油傑の過去のエピソードが語られており、夏油傑が九十九由基(つくもゆき)と初対面。

九十九は原因療法を唱え、「呪霊が生まれない世界」を目指しています。

その答えの一つの手段として「全人類が術師になること」を挙げています。

夏油は九十九との会話によって、「非術師を皆殺しにすればいいのでは」という考えが頭をよぎります。

これまでの天内理子の死や、日に日に積もっていく非術師への不信感などが重なり、結果的に夏油は離反してしまいます。

この闇堕ちのきっかけの一つは九十九の考え方を耳にしたこと。

これに関して夜蛾が九十九と知り合いで、夏油が闇落ちするように仕掛けたのでは?という見方があるようですが、これに関してはかなり弱いと考えます。

ストーリーの中で九十九と夜蛾の接触はありませんし、九十九が高専に立ち寄ったのは五条と話すのが目的だったと言っています(五条は不在で叶わず)。

九十九や夏油のような考えをもともと夜蛾が持っていたというのは、今までのエピソードからは難しいでしょう。

えん罪の可能性を考察

以上を踏まえて、夜蛾は多くの場面で暗躍できたポジションだったことはわかります。

しかし本当に夜蛾が内通者だったと考えられる決定的なエピソードはなく、かなりこじつけに近いものも多く感じます。

そもそも学長以上の上層部というのがストーリーの中では京都校学長の楽巌寺と東京校学長の夜蛾だけですので、疑いが集中してしまったという理由があります。

そして147話によって、夜蛾にかけられた疑いはほぼ100%冤罪だったということが彼の死によって確定したといえます。

内通者であれば、せめて死滅回遊が終了し彼岸をに全日本人を渡し終えるまでは呪詛師側は高専側の動きを把握するために、彼を殺させないように動いたはず。

147話の”蛾”が示唆するものとは?

そして夜蛾の死が描かれた147話の最後のシーンには、蛾が死んでいる描写が描かれています。

蛾は「好奇心」や「誤解」を意味すると言われています。

蛾は蛍光灯や誘蛾灯に誘われて、よく死んでしまう思慮の足りない虫だからです。

蛾がなぜ蛍光灯に集まるのかというと蛾には月明りを道しるべに空を飛ぶという習性があり、蛍光灯や誘蛾灯の光を、月明りと誤解しているからなのです。

この「誤解」と言うメッセージが、夜蛾にかけられた疑いは冤罪だったという作者からのメッセージなのかもしれません。

まとめ

夜蛾は傀儡操術の第一人者であるから、殺された夜蛾の身体は実は傀儡で、本体ではないという考察も見られますが、そうなってくると夜蛾の術式があまりにチートすぎる気がします。

パンダが夜蛾を見て泣いていた描写を見ても、夜蛾が本当は生きていたという可能性は低いと考えられます。

そのため夜蛾の死=内通者ではなかったと考えるのが妥当です。

学長以上の上層部にいる内通者は、作中に登場していない人物なのかもしれません。

しかし蛾はスピリチュアルな世界において、「再生」や「生まれ変わり」の象徴でもあります。

もしかしたら夜蛾の置き土産として、彼の術式が今後のストーリーに関わってくる可能性はあり得そうです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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