「探偵はもう死んでいる」夏凪渚の心臓の元の持ち主は誰?過去についても

探偵はもう死んでいる

「探偵はもう死んでいる」の序盤、放課後の教室で居眠りをしている君塚君彦は「あんたが名探偵?」という言葉で叩き起こされます。

声の主は見知らぬ女性。

「人違いだ。失礼する」という君塚に対し、女性は「夏凪渚(なつなぎなぎさ)」と名乗り、仕事を依頼。

依頼内容は「あたしが探している人を探してほしい」というもの。

話を聞くと、1年前に心臓移植手術を受けた夏凪の心臓の元の持ち主は誰かを探して欲しいというものでした。

夏凪の心臓は誰のものだったのか、解説します。

夏凪の過去や死亡するかについてもまとめました。

なおこの記事は小説4巻までの内容に基づいています。

 

「探偵はもう死んでいる」夏凪渚の過去を解説

夏凪が探している心臓の元の持ち主が誰かを解説する前に、夏凪渚の過去を知っておく必要があります。

夏凪の過去は不明なことも多いですが、わかっている範囲で解説します。

施設にいた過去

本編開始の約6年前、12歳の夏凪渚は孤島にある孤児院で生活していました。

回りの大人から「602番」と呼ばれていた夏凪は、心臓が弱かったため、つらい治療を受けながら島で暮らしていたのです。

そこにやってきたのがシエスタというコードネームを持つ女性。

シエスタは海が好きな夏凪のことを「ナギサ」と呼ぶことにします。

シエスタが施設に来る前にどのような生活を送っていたのかは不明。

また夏凪も生まれてすぐに親に捨てられたとの記述がありますが、それ以上の情報はありません。

孤児院の実情

シエスタと友だちになった夏凪は、新たにアリシアという女子と仲よくなりなす。

爆弾作りを提案するなど、アリシアはぶっ飛んだ少女でしたが、3人は秘密基地を作るなどしていつも一緒にいるようになります。

 

しかし夏凪たちがいる孤児院は本当は治療のための施設ではなく、SPES(スペース)という秘密結社が人体実験をする場所で、子どもたちはひどい副作用に悩まされていました。

実はSPESの親玉・シードは、自分の体質に合う人間を見つけて体を奪うために、子どもたちに人体実験をしていたのです。

それでも投薬実験を受けることで、治療薬を作る手伝いができると聞かされていた子どもたちは、施設の運営のためにつらい副作用に耐えていました。

施設に戦いを挑むも敗北

やがて施設で人体実験が行われていることを知った夏凪やシエスタたちは、施設の大人たちと戦うことを決意。

しかし施設長であるシードと戦い、敗北。

シードの<種>を心臓に植え付けられたアリシアは死亡。

シエスタは記憶を消されながらも、<種>を奪い、島から逃亡。

アリシアが死に、シエスタが逃亡した後、夏凪は自らの苦しみを和らげるために、自分の中にヘルというもう一人の人格を作り出します。

また夏凪も記憶を消されていたため、島での出来事をはっきりと覚えていませんでした。

「たんもし」夏渚の心臓の主は誰なのか解説

夏凪の心臓の元の持ち主は誰?

夏凪の心臓の元の持ち主はシエスタです。

先程解説したとおり、6年前に夏凪はシエスタと島の施設で会っていますが、記憶を消されているのでシエスタのことを覚えていませんでした。

また夏凪は心臓移植手術を受けた、と君塚に説明していますが、本当は違います。

裏人格・ヘルに体を乗っ取られた夏凪がシエスタを倒し、心臓を奪って自分のものにしたのです。

夏凪がシエスタの心臓を奪った経緯

本編開始の1年前、ロンドンで人の心臓が奪われる「切り裂きジャック事件」が連続して発生。

刑事の加瀬風靡から事件解決を託されたシエスタと君塚が犯人を追っていくと、やがて夏凪の裏人格・ヘルにたどり着きます。

ここでシエスタはヘルと交戦。

このとき自分の刀を胸に突き刺し、心臓にダメージを受けたヘルは、その後5件目の事件を起こし、女性被害者から心臓を奪い自分のものに。

そしてシエスタは再びヘルと戦うことになりますが、決戦の地は夏凪やシエスタがかつて過ごした孤児院がある孤島でした。

シエスタを倒し心臓を獲得

夏凪の裏人格であるヘルはシエスタを倒すと心臓を奪い、自分のものにします。

実はこのときシエスタはわざとヘルに負けて、ヘルに心臓を奪われるように仕向けたのでした。

なお夏凪はこのときの記憶がありませんでしたが、後に思い出してショックを受けることになります。

シエスタがヘルにわざと負けた理由

切り裂きジャック事件を追っている最中、君塚は記憶喪失のアリシアという少女に出会い、保護します。

しかしアリシアとは夏凪が孤島にいたときに出会った少女で、5年前に死んでいたはず。

君塚が保護したアリシアとは、記憶喪失の夏凪渚がケルベロスの種を使い、無意識のうちにまとった仮の姿だったのです。

かつて孤島の施設でアリシアの死を目の当たりにした夏凪は、脳裏に焼き付いていたアリシアを忘れられず、アリシアの姿に成り変わったと考えられます。

 

アリシアはシエスタに「学校に通ってみたい」と話していましたが、これは夏凪の望みでした。

しかし夏凪の中にはヘルというもう一人の人格がいます。

自分の意識を心臓に宿すことができるシエスタは、ヘルに心臓を奪われることでヘルの意識を抑え込み、アリシアの望みを叶えようとしたのです。

シエスタは死ぬまで依頼人の利益をイチバンに考える名探偵だったのです。

夏凪渚は死亡するのか解説

結論を書くと、夏凪渚は小説4巻の最後で死亡します。

SPESのシードは自分の器にするために、斎川唯の体を狙っていました。

斎川の身を守るために、夏凪たちはシードと交戦。

SPESとの最終決戦のつもりで望んだ戦いでしたが、シードの前に次第に劣勢に追い込まれます。

ここで夏凪は能力を使い君塚を眠らせると、シードと1対1の勝負を挑みます。

ヘルの能力を使うなどして健闘した夏凪でしたが、燃え盛る炎の中で死亡。

シエスタに続き、君塚は再び探偵を失うことになります。

まとめ

この記事では「たんもし」の夏凪渚についてまとめました。

  • 夏凪は12歳のとき、SPESの施設でシエスタと出会っていた
  • 夏凪の心臓は、元はシエスタのものだった
  • シエスタはヘルにわざと負けることで心臓を奪われ、ヘルの人格を抑えた
  • 夏凪はシードと戦い死亡する

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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