「たんもし」君塚君彦の正体は特異点(シンギュラリティ)?能力についても

探偵はもう死んでいる

「探偵はもう死んでいる(たんもし)」の主人公・君塚君彦。

本編開始4年前、上空10,000mの機内でシエスタと出会った君塚は、名探偵の助手として目眩く(めくるめく)3年間を過ごすことになります。

そんな君塚の持ち味と言えば”巻き込まれ体質”。

なぜ君塚は”巻き込まれ体質”なのでしょう?

どうやら様々な事件に巻き込まれる体質は、君塚の正体に大きく関わっているようです。

そこで今回は「たんもし」小説5巻までの内容を元に君塚君彦の正体を考察します。

 

「探偵はもう死んでいる」君塚君彦の基本情報

正体を考察する前に、君塚の基本情報を整理します。

君塚君彦のプロフィール

  • 名前:君塚君彦(きみづかきみひこ)
  • 年齢:18歳
  • 職業:高校生、名探偵の助手

本編の主人公・君塚君彦は高校に通う18歳。

  • 大通りを歩けばフラッシュモブに参加させられる
  • 裏道を歩けば白い粉の取引を目撃する
  • 殺人現場にいることが多いため、毎度顔なじみの警察官から疑われる

など、巻き込まれ体質の持ち主。

そんな体質を持つためか、友だちはおらず、学校の休み時間や昼食の時間も一人で過ごすことが多いようです。

一方で、目が届く範囲くらいは幸せな日常を守りたいと考えており、困っている人には手を差し伸ベるタイプ。

口癖は「理不尽だ」。

家族関係

君塚君彦の両親は君塚が物心つく前に蒸発。

それ以来、君塚は施設を転々とし、中学になると一人暮らしを始めます。

兄弟もいないようで、天涯孤独な境遇。

18歳になった現在は、シエスタの助手をしていたときの貯金を崩しながらの一人暮らし。

それでいて高校に通っているのですから、お金はそれなりに持っているようです。

本編開始4年前にシエスタと出会う

本編開始の4年前、中学2年だった君塚はアタッシュケースを持って海外に。

高度10,000mの機内でシエスタと出会い、名探偵の助手になります。

アタッシュケースにシエスタが使うマスケット銃が入っていたことからわかるように、君塚とシエスタの出会いは偶然ではなく必然。

出会うように仕組まれていたのです。

名探偵・シエスタの助手となったことで、君塚は目眩く(めくるめく)3年間を過ごすことになります。

本編開始1年前に記憶を失う

本編開始1年前、シエスタが死亡。

シエスタが死んだ時、スペースの生物兵器が出す花粉を吸った君塚は数時間分の記憶を失くします。

そのためシエスタがなぜ死んだのか、君塚は覚えていませんでした。

シエスタの死から1年後、シエスタの心臓を宿した夏凪渚と出会うことで物語は大きく動き出します。

「たんもし」君塚君彦の正体は特異点(シンギュラリティ)なのか考察

ここから小説5巻までの内容を元に、君塚君彦の正体を考察します。

結論を先に書くと、君塚君彦の正体は特異点です。

特異点(シンギュラリティ)

君塚の正体を考察する時に欠かせないのが、特異点(シンギュラリティ)というワード。

英単語”singularity”を辞書で調べると、以下の意味であることがわかります。

  1. 一つであること、単独(性)、単一(性)、唯一性
  2. 〔普通ではない・奇妙な〕特異性
  3. 《数学・物理・天文》特異点
  4. 《気象》特異日

引用元:https://eow.alc.co.jp/search?q=singularity

作中では2の意味で使っていますね。

特異点というワードは、吸血鬼・スカーレット(3巻)や巫女・ミア・ウィットロック(4巻)のセリフにそれぞれ登場。

さらに小説5巻、連邦会議において特異点の意味が明らかになります。

君塚君彦は特異点(シンギュラリティ)

シードを倒したあと、シエスタと君塚は調律者たちが集まる連邦会議に出席。

ここで調律者たちは君塚のことを特異点(シンギュラリティ)と呼びます。

特異点について、革命家であるフリッツ・スチュワートは以下のように解説します。

時代が大きく動く時に駆らなず出現するそれは<巫女>が見る未来をも覆し、定まった世界のあり方を転換させる、イレギュラー因子

引用元:「探偵はもう死んでいる」5巻

また小説2巻で、夏凪渚のもう一人の人格・ヘルは君塚の巻き込まれ体質について、以下のように話していました。

巻き込まれるんじゃない。キミが巻き込むんだよ。

キミのそれは、物事を変化させ、事件を引き起こす力-キミが、キミこそが世界の中心なんだよ。

引用元:「探偵はもう死んでいる」2巻

ここまでの内容から判断すると、君塚の持つ”巻き込まれ体質”は特異点固有のものであり、君塚こそが事件を起こしたり、歴史を変えたりしていることがわかります。

 

シエスタが君塚を助手にしたのもたまたま飛行機に居合わせたのではなく、特異点である君塚にアタッシュケースを持たせ、飛行機に搭乗させたからなんですね。

ただし小説5巻まででは特異点という存在について、これ以上明らかになっていません。

君塚は調律者になるのか考察

「たんもし」における調律者とは、世界の危機に対抗するために存在する12人の人物のこと。

ミゾエフ連邦政府の管轄である調律者たちは、これまでにも第3次世界対戦など、数多くの世界の危機を阻止。

5巻までには以下の調律師が登場します。

  1. 名探偵:シエスタ
  2. 暗殺者:加瀬風靡
  3. 巫女:ミア・ウィットロック
  4. 吸血鬼:スカーレット
  5. 発明家:スティーブン:ブルーフィールド
  6. 情報屋:ブルーノ
  7. 革命家:フリッツ・スチュワート
  8. 魔法少女:リローデッド
  9. 怪盗:アルセーヌ
  10. 黒服:不特定多数の人物

他にも”執行人”という役職名が登場しますが、コードネームは不明。

 

個人的には君塚が調律者になることはない、と考えています。

君塚が世界の中心であり、事件を引き起こす、ひいては未来を変える可能性を持つ特異点ならば、調律者以上の存在だと考えられるからです。

君塚君彦の能力を考察

ここでは君塚が持つ能力を能力をまとめました。

未来を変える

特異点としての君塚君彦は未来を変える能力を持っている考えられます。

調律者である巫女が見る未来は聖典に記されていますが、君塚はシエスタを復活させ、聖典に書かれていることを覆してしまいます。

これこそが特異点の能力だと考えられます。

しかし5巻まででは、君塚は未来を変える能力を十分に扱えていないように感じます。

ピッキングの能力

能力と言えるか微妙なところですが、君塚はピッキングが得意。

シエスタの助手をしている3年の間に、針金などで鍵を開ける技術を身に着けたようです。

作中では学校の屋上のカギをなんなく開けていました。

ただしロンドンのシエスタの部屋にある机の引き出しのカギは開けることはできませんでした。

よってシエスタのピッキングの技術には及ばないと考えられます。

まとめ

今回は「たんもし」の主人公・君塚君彦の正体や能力を解説・考察しました。

  • 君塚君彦の正体は特異点(シンギュラリティ)
  • 特異点については不明なことが多いが、5巻までの説明では「未来を覆すイレギュラーな存在」「世界の中心」であると考えられる
  • 君塚の持つ能力は未来を変える能力とピッキングの技術

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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