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探偵はもう死んでいるコウモリの正体を解説!能力や過去についても

探偵はもう死んでいる

「探偵はもう死んでいる」の冒頭、主人公・君塚君彦が乗る飛行機でハイジャックが勃発。

この事件がきっかけで君塚はシエスタと出会うことになりますが、ハイジャックを起こしたのはコウモリと呼ばれるキャラクターです。

コウモリとは一体何者なのでしょう?

またどんな能力を持っているのでしょう?

今回はコウモリの正体を解説します。

またコウモリの過去についてもまとめました。

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「探偵はもう死んでいる」コウモリの正体を解説

コウモリの正体

結論から書くと、コウモリの正体はSPES(スペース)の能力を得た半人造人間です。

コウモリは元々は人間でしたが、SPESの親玉・シードの<種>を自分の体に埋め込むことで半人造人間になりました。

 

半人造人間と言っても、見た目は人間そのもの。

ただし戦闘状態になると、体から触手のようなものが出てきます。

SPES(スペース)については、この後解説します。

コウモリのプロフィール

明らかになっている範囲でコウモリのプロフィールをご紹介します。

  • コードネーム:コウモリ
  • 年齢:34歳
  • 国籍:北欧(正確にはわからない)

コウモリとは、所属するSPES(スペース)から与えられたコードネーム。

人間としての名前はアルベルト・コールマンだと思われます。

コウモリは幹部としてSPES(スペース)に所属していました。

しかし組織から処分されることになり、命が惜しくなったコウモリはハイジャック事件を利用して警察に捕まり、警察署で保護されるように仕向けます。

コウモリが警察の留置場にいたのは、こんな理由があったんですね。

SPES(スペース)とはどんな組織か解説

SPES(スペース)とは、宇宙から地球にやってきたシードが親玉を務める秘密結社。

”Surface of the Planet Exploding Seeds”の頭文字を取った略称で、ラテン語で「希望」を意味します。

目的は”救済”を与えること。

 

シードとは数十年前に宇宙から地球にやってきた植物の種(たね)であり、人間ではありません。

地球に住み着いたシードは、人間の姿に擬態することができますが、地球の環境に適応する能力を持っていませんでした。

地球で生き残りたいシードは自分の体に適合する人間を見つけ、その体を乗っ取るつもりでいます。

つまりシードは人間にとっては敵であり、シエスタにとっては倒すべき相手なのです。

半人造人間とは?

コウモリは半人造人間であることはすでに説明しました。

シードは自らの能力を使い、人造人間、半人造人間という特殊な生物を作ることが可能。

  • 人造人間:シード(原初の種)の挿し木によって生まれた人工的な生物
  • 半人造人間:<種>を無理やり体に定着させ、SPESの能力を得た元人間

このうちコウモリは<種>を体に定着して生まれた半人造人間。

特殊な能力を持っているのです。

 

「たんもし」コウモリの能力

コウモリの能力

コウモリの能力は驚異的な聴力。

小説1巻にはコウモリの能力について、以下のような説明があります。

  • 100km先の人の話し声を聞くことができる
  • 100km先にいる人間の心臓の音ですら聞き分けることも可能
  • 一度聞いた音は忘れない記憶力を持つ

コウモリはこの超聴力を使い、夏凪渚の心臓はシエスタのものであると感じ取ります。

 

実際のコウモリも超音波を聞き取ることができるほど聴力が異常に発達しているので、コウモリというコードネームはピッタリと言えますね。

能力の代償

SPES(スペース)の能力を手に入れた半人造人間は、能力の代償として副作用が起きるケースがあります。

コウモリは人並み外れた聴力を得る代わりに視力を喪失しています。

ただし目は見えなくても、優れた聴力により、車を運転することが可能。

コウモリの過去に何があったのか解説

作品に初登場した時、コウモリは警察署に勾留(保護?)されていました。

警察に捕まったのには理由があります。

コウモリの過去を解説します。

コウモリの過去

コウモリには年の離れた妹がいました。

しかし家が貧しかったため、妹は6歳になると孤児院に売られてしまいます。

コウモリは妹を取り戻すために、学校にも行かず働き、裏稼業に手を染めるまでになります。

そんな時、コウモリはSPES(スペース)の存在を知ることになります。

SPESに潜入

コウモリの妹が売られた孤児院は、秘密結社SPES(スペース)が運営していました。

孤児院に胡散臭さを感じたコウモリが調査を開始すると、孤児院では子どもたちを対象にした人体実験が行われている事実をつかみます。

 

妹を助けるためにコウモリはシードの<種>を盗み出し、自分の体に埋め込み半人造人間に。

しかし妹が孤児院にいなかったため、SPESに加入。

組織の命令で10年間海外を飛び回るなど活動し、妹を探し続けます。

ハイジャック

しかし妹はとうの昔に死んでいました。

妹を探すためにSPES(スペース)に潜入し、活動していたことを知られてしまったコウモリは処分されることに。

コウモリはハイジャックした飛行機を墜落させるという任務を与えられてしまいます。

生き延びることに成功

生き延びたいコウモリは、同じ飛行機に乗っていたシエスタと戦い敗北。

しかしこれはコウモリの狙い通りでした。

コウモリは世間的には死んだことになり、警察で保護されることになったのです。

 

こうしてコウモリはハイジャック事件を起こすという目的を達成した上で、事件そのものを未遂に終わらせ、最終的には警察に保護されることで生き延びることに成功するのです。

いくらSPES(スペース)といえども、警察に保護されているコウモリを殺すことはできませんからね!

 

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まとめ

「探偵はもう死んでいる」に登場するコウモリの正体や能力・過去を解説しました。

  • コウモリの正体はSPESの能力を得た半人造人間
  • 驚異的な聴力を持っているが、代償として視力を失う
  • SPESの施設に売られた妹を取り戻すために組織に潜入したが、処分としてハイジャックを起こすよう命令される
  • ハイジャックを未遂に終わらせたコウモリは警察に保護され、生き延びることに成功する

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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