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東京リベンジャーズ本当の黒幕は誰?ラスボスは存在したのか解説

東京リベンジャーズ

「週刊少年マガジン」2022年51号にて完結した「東京卍リベンジャーズ(東リベ)」。

謎や伏線が多いだけに、ファンの間では様々な点について考察がされてきました。

完結を迎え、黒い衝動の正体などの謎も明かされ、タイトルの意味についても判明。

そこで今回は、作品の大きな謎だった黒幕の正体を解説します。

なお、黒幕の解釈については私個人のものなので、違った意見もあると思われます。

その点はご了承ください。

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「東京リベンジャーズ」本当の黒幕は誰?

「東リベ」には2人の黒幕が存在する

「東京リベンジャーズ」には、2人の黒幕が存在すると言えます。

  1. 稀咲鉄太:橘日向を殺し続けるという意味で黒幕
  2. 佐野真一郎:マイキーの黒い衝動を作り出したという意味で黒幕

違う意味で2人の黒幕が存在する、というのはすっきりしない方もいるかもしれませんが、私としては、このように解釈するのが理にかなっていると考えます。

それぞれの黒幕が果たした役割については、後ほど解説します。

本当の黒幕(ラスボス)はどちらか?

稀咲鉄太と佐野真一郎。

「東京リベンジャーズ」の本当の黒幕はどちらなのでしょうか?

稀咲も真一郎も存在感が大きかったので、どちらとも決めにくいですが、最後の最後に正体がわかったという意味では、佐野真一郎の方がラスボス感があったのではないでしょうか。

すでに死亡した真一郎が、マイキーの黒い衝動を生み出したという意外性もありましたから。

以上のことから、佐野真一郎が作品の真の黒幕と言えるのではないでしょうか。

 

「東リベ」ヒナを殺し続ける黒幕・稀咲鉄太を解説

ここからは一人目の黒幕・稀咲鉄太の犯行動機について解説します。

橘日向(ヒナ)殺害の黒幕は稀咲鉄太

花垣武道(タケミチ)のかつての恋人・橘日向(ヒナ)を殺害の黒幕は稀咲鉄太でした。

作品開始当初から、稀咲は黒幕だと疑われてきました。

愛美愛主(メビウス)の総長・長内信高を動かしたり、8・3抗争の裏で暗躍したり。

また血のハロウィン前には東京卍會参番隊隊長に就任したりと、不穏な動きを見せていたからです。

そして何度タケミチが過去を改変しても、現代(未来)では稀咲がヒナを殺し続けていました。

稀咲の犯行動機:フラれた腹いせのため

稀咲がヒナを殺し続ける動機はフラれた腹いせのため。

小学生の時、稀咲は同じ学習塾に通っていたヒナを好きになります。

でもヒナが好きなのはタケミチ。

中学生男子にいじめられていたところを、タケミチに助けられたからです。

タケミチのことを調べた稀咲は、タケミチの憧れは「日本一の不良」だと知ります。

ヒナが好きなタケミチの憧れが「日本一の不良」なら、自分が本当の「日本一の不良」になる!と稀咲は決意。

不良のことを調べ始めた稀咲は、やがてマイキー(佐野万次郎)の存在にたどり着きます。

稀咲はマイキーが持つカリスマ性や強さが欲しかったんですね。

マイキーを掌握しようとするが何度もタケミチに阻まれる

稀咲はマイキーを自分のものにして、傀儡(かいらい)にすることで、極悪集団を裏から動かす存在になろうとします。

その過程で愛美愛主(メビウス)の長内に近づいたり、血のハロウィンでマイキーに羽宮一虎を殺させようとしたり。

聖夜決戦で柚葉にナイフを渡して、大寿を殺させようとしたり、などの動きに出ます。

しかし完璧だと思えた計画も、すべてタケミチに阻止されてしまうのです。

関東事変で死亡

聖夜決戦後に東京卍會を除籍された稀咲は、天竺の黒川イザナに近づき、天竺の総参謀に就任。

さらに関東事変直前には佐野エマを殺害し、マイキーの闇落ちを加速させます。

しかし関東事変では東京卍會に敗北。

逃走した稀咲はトラックにひかれて死亡してしまいます。

死ぬ直前の「オレは」に続く言葉は気になりますが、タイムリーパーではなかった模様。

こうしてヒナ殺害の黒幕は最期を迎えるのでした。

マイキー闇落ちの黒幕・佐野真一郎を解説

マイキーの黒い衝動を生み出したという意味で、佐野真一郎は作品のもう一人の黒幕と言えます。

佐野真一郎がどのようにマイキーの闇落ちに関わったかについて解説します。

最初の世界線でマイキーが死亡

最初の世界線で、プラモデルで遊んでいたマイキーは階段から落ちて植物状態に。

真一郎の懸命の介護の甲斐もなく、2003年8月13日にマイキーは死亡します。

 

失意のどん底にいた真一郎でしたが、今牛若狭(ワカ)の店で、客がタイムリーパーの話をしているのを耳にします。

客から強引に話を聞き出した真一郎は、タイムリーパーだというホームレスの元へ。

ホームレスは「人を殺してタイムリープの能力を手に入れた」と話します。

真一郎がホームレスを殺しタイムリーパーに

過去に行ってマイキーを助けたかった真一郎はホームレスを撲殺。

殴られている間、ホームレスは「呪われろ、呪われろ」と何度も叫んでいましたが、これが原因でマイキーの中に黒い衝動が生まれます。

マイキーは救われるが黒い衝動に苦しむように

マイキーが事故を起こす前にタイムリープした真一郎はマイキーを助けます。

しかしマイキーの中に生まれた黒い衝動は、マイキーをずっと苦しめることに。

マイキーが三途春千代の口を切り裂いたのも、血のハロウィンで羽宮一虎を殺そうとしたのも、黒い衝動のせいだったのです。

 

なお真一郎はトリガーである三途春千代との握手で、現代(2005年)に戻りますが、バイク店に盗みに入った一虎に殺されてしまいます。

このとき一虎は、マイキーの黒い衝動の影響を受けていました。

タイムリープの能力は真一郎からタケミチへ

過去に戻り、マイキーを助けた真一郎は、偶然出会った少年にタイムリープの能力を譲渡。

真一郎が出会った少年こそが、当時小学6年生だったタケミチでした。

このときタケミチはヒナを守るために、公園で中学生3人から暴行を受けていました。

 

マイキーを助けたので、もうタイムリープの能力は必要ないと考えていた真一郎は、「君にいつか本当に守りたい人ができて、どうしようもなくなった時、この力を使うといい」と言って、タケミチに能力を譲ったのです。

ここですべての話がつながるわけですね。

「東リベ」ナオト・半間など黒幕・ラスボス候補だったキャラクターたち

「東京リベンジャーズ」の黒幕は稀咲と真一郎だったわけですが、その他にも黒幕と考えられていたキャラクターがいました。

すでにストーリーは完結していますが、作品の黒幕候補だった人物を振り返ります。

橘直人(ナオト)

タケミチのトリガーであり、橘日向の弟のナオトは、作品の黒幕候補でした。

理由は

  • タケミチのトリガーだったから
  • 8・3抗争後の現代で、公園でヒナが千堂敦に殺されたときにいなくなっていたから

ただ、個人的にはナオトが黒幕ではないと考えています。

ナオトには姉のヒナを殺す動機がありませんし、タケミチがヒナを救うことに協力していたからです。

ナオトが姉を殺そうと思えば、タケミチの邪魔をせず、稀咲がやりたいようにやらせればいいだけ。

でもそうしなかったのですから、ナオトは黒幕ではないのです。

半間修二

半間修二の黒幕として、読者から疑われていました。

理由は以下の2つ。

  • ずっと稀咲と行動を共にしていたから
  • 海下公園でヒナが殺されたときに登場したときのセリフが怪しいから

特に海下公園のトイレから出てくるタケミチを見て、「あれ?車、乗ってねーじゃん」という半間のセリフは様々な憶測を呼びました。

その直後、千堂敦がヒナが乗る車に突っ込み、殺害していますからね。

このシーンから半間が黒幕であり、タイムリーパーであると考察する方がいます。

しかし半間がタイムリーパーかどうかは、最終回まで読んでも不明。

個人的には、半間は重要人物だがタイムリーパーではないと考えていますが、果たして・・・。

三途春千代

三途春千代も作品の黒幕候補の一人でした。

理由は以下の2つ。

  • 本編で目立たなかったのに、番外編で武藤泰宏を殺害したから
  • 9回目タイムリープ後の現代で、梵天の№2になっていたから

早い時期から東京卍會五番隊に所属していたはずなのに、まったく目立たず。

それでいて途中から出てきて、ムーチョを殺したり、2018年には梵天の№2になったりと、活躍していましたからね。

疑う人がいるのも当然です。

でも作品終盤、三途はマイキーと幼いころから仲がよかったことが判明。

ただし、黒い衝動と化したマイキーに口を切られてしまいます。

結局、三途は黒幕ではありませんでしたね。

明石三兄弟の真ん中であったり、途中から出てきて目立ち始めたり、と面白いキャラではありましたが。

 

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まとめ

「東京リベンジャーズ」の黒幕について解説しました。

  • 東京リベンジャーズの黒幕は稀咲鉄太と佐野真一郎
  • 稀咲はヒナを殺し続けているという意味で黒幕
  • 真一郎はマイキーの黒い衝動を生み出したという意味で黒幕

ただし真一郎には悪意がなく、マイキーを愛するがゆえに黒い衝動を生み出してしまいます。

よって黒幕という表現は似合わないかもしれませんが、それでも黒幕と考えるべきなのでしょうね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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