ワールドトリガーのヒュース置き去りの理由は?その後や裏切り・強さについても

ワールドトリガー

「ワールドトリガー」の「大規模侵攻編」では、近界の軍事大国「アフトクラトル」がC級隊員を連れ去るために、多数のトリオン兵を玄界に送り込んできます。

そのときヒュースは仲間に置き去りにされてしまいますが、迅はヒュースが置き去りにされることを予知しており、置き去りはあらかじめ決められていたことのようでした。

ここではヒュースが置き去りにされた理由を解説します。

さらに置き去りにされたヒュースのその後や、ヒュースの裏切り、強さについても解説します。

なおこの記事にはネタバレがあります。

 

「ワールドトリガー」ヒュースが置き去りにされた理由を解説

まず簡単に説明すると、ヒュースが仲間に置き去りにされた理由は、ヒュースが今回の遠征で司令官を務めたハイレインの敵になる可能性が高いから。

次からさらに詳しく解説していきます。

アフトクラトルの現状

ヒュースが置き去りにされた理由を詳しく解説する間に、アフトクラトルの現状から説明します。

アフトクラトルなど近界(ネイバーフッド)にある星は、母トリガーや女王トリガーと呼ばれる巨大なトリガーで作られています。

その巨大なトリガーに放り込まれ、生贄(いけにえ)として死ぬまで星のお守りをするのが「と呼ばれる存在です。

「神」はトリガーと同化して、寿命が尽きるまで何百年も星の面倒を見ることになります。

「神」が死ねば星も死ぬので新しい「神」が必要

引用元:「ワールドトリガー」14巻

では「神」の寿命が尽きたら!?星は死にます。

風が吹くことも、雨が降ることも、夜が来ることもなくなります。

アフトクラトルの「神」はあと数年で寿命が尽きるので、新しい「神」が必要でした。

そのためにあちこちに遠征して、次の生贄=「神」を探していたのです。

三門市にやっていたのも、新しい「神」を探すためでした。

新しい「神」は簡単に見つからない

しかし新しい「神」は簡単に見つかりません。

なぜなら「神」には膨大なトリオンが必要だから。

「神」のトリオンが小さければ、星も小さくなってしまい、星の住民たちを養えません。

アフトクラトルはトリオン量が大きな生贄を求めて、あちこちに遠征隊を送っており、雨取千佳が狙われたのも莫大なトリオンを持っていたからでした。

保険を用意していたハイレイン

引用元:「ワールドトリガー」14巻

アフトクラトルは4つの家が中心で動かしており、それぞれの家に領主がいます。

領主の下に配下の家がさらにあり、その下にも配下の家があり、4つの家が勢力争いをしています。

次の「神」を見つけられれば次の時代に実権を握れるため、4つの家の当主たちはこぞって生贄探しの遠征を開始。

今回の大規模侵攻で司令官を務め、この世界にやってきたハイレインも4大当主の一人でした。

 

ハイレインは「神」候補が見つからないときの保険を用意していました。

それは配下の中で一番トリオンが多い者を生贄にするというもの。

しかし身内を生贄にすれば家のものは黙っていません

それでもハイレインは他の家を犠牲にして、次の時代の実権を握るつもりでいました。

ヒュースが置いていかれたのはハイレインの敵になるため

ハイレインが用意していた保険とは、ハイレイン直属の「ベルティストン家直属エリン家」の当主ですが、それはヒュースの主君にあたる人物でした。

ヒュースはエリン家で家族のようの育てられたらしく、もし自分の主君が生贄にされれば、ハイレインに敵対してくることは明らかです。

そこでハイレインは「神」候補の雨取千佳を取り逃したとき、ヒュースを置き去りにすることを決意。

撤退時にハイレインが船の中で「金の雛鳥(雨取千佳)を捕らえ損ねた。ヒュースは連れて帰れない」と言ったのは、ヒュースが今後敵になるため、玄界に置き去りにするという意味でした。

「ワートリ」置き去りにされたヒュースはどうなるか解説

玄界に置き去りにされたヒュースがその後どうなるか、解説します。

玉狛支部で快適に過ごす

いわば敵地に置き去りにされたヒュースですが、意外にも玉狛支部で快適な日々を過ごすことになります。

ボーダー上層部に尋問を受けることはありましたが、拷問を受けるといったことはなく、いたって穏やかな尋問でした。

玉狛支部で林藤陽太郎やカピパラの雷神丸と仲よくなったり、玉狛第二のランク戦を観戦しては的確な分析をしたり。

また木崎レイジや小南桐絵が作るおいしい料理を食べたり。

軟禁状態でしたが、ヒュースは快適な日々を過ごしていました。

帰国するために玉狛第二に加入

捕虜になったばかりのヒュースは脱走し、秘密裏に属国と連絡を取ることで帰国する機会を狙っていました。

しかしガロプラのレギンデッツからアフトクラトルに見捨てられた事実を聞かされると、ヒュースは玉狛第二に加入することを前提にボーダーに入隊します。

ヒュースは玉狛第二の隊員として戦い、近界への遠征部隊に選ばれることで、母国に帰ろうとしていました。

玉狛第二のリーダー・三雲修とボーダー上層部の話し合いの結果、ヒュースのボーダー入隊が決定。

ヒュースは玉狛第二の隊員としてランク戦を戦うことになります。

玉狛第二とも利害が一致

引用元:「ワールドトリガー」17巻

ヒュースが加入する前、玉狛第二はランク戦で順調にポイントを伸ばしていました。

しかし

  • 雨取千佳は普通の弾で人を撃てない
  • 三雲修は自分一人で敵を倒せない
  • エース空閑遊真の活躍に頼らざるを得ない

などの問題も抱えていました。

戦闘経験豊富なヒュースは玉狛第二の戦い振りを見て、チームの現状を正確に把握していました。

そこで「自分が2人目のエースになる」と提案。

玉狛第二にとっても、もうひとりエースがいれば弱点を補えることになります。

両者の利害が一致したことも、ヒュース加入に繋がりました。

ヒュースは遠征でボーダーを裏切るのか考察

ここからは玉狛第二が近世(ネイバー)への遠征部隊に選ばれた場合、ヒュースはボーダーや玉狛第二を裏切るかについて考察します。

ここでの「裏切り」とは、「金の雛鳥」である雨取千佳を奪い、アフトクラトルに新しい「神」として捧げる、という意味です。

なお単行本22巻終了時点では、玉狛第二は遠征選抜試験の挑戦権を手にしてはいますが、まだ遠征部隊に選ばれていません。

帰国が最優先であることは事実

本国に戻るのを優先する。金の雛鳥はこの際どうでもいい」と本人が語っているように、ヒュースは雨取千佳を誘拐し、星の生贄にするつもりはないと考えられます。

ウソを見破れるサイドエフェクトを持つ空閑遊真も、ヒュースがウソを吐いていないことを確認しています。

したがってヒュースはアフトクラトルに帰国し、主君を守りたいだけなのだと判断することができます。

これまでのヒュースの言動を見ても、他者をだまして自分の目的を達成するタイプには見えません。

ヒュースの言葉は信じるに値するものと考えられます。

雨取千佳を生贄にできればエリン家の当主は助かるが

不安は、ヒュースが雨取千佳を誘拐しハイレインに差し出せば、君主であるエリン家当主を助けられるということ。

ヒュースは自分の君主を生贄にしたくないはずですから、本国に帰還した時に手の平を返さないとは断言できません。

現在は帰還を優先してはいても、本国に帰った時にヒュースがどう動くかまでは予想できません。

ヒュースがアフトクラトルに到着するまでに、別の「神」候補が見つかっていればいいのですが・・・

ヒュースの強さを解説

引用元:「ワールドトリガー」7巻

近界で実戦経験豊富なヒュースはアタッカーとして高い攻撃力を持っており、玉狛第二加入後もその実力をいかんなく発揮します。

ここではヒュースの強さを具体的に解説します。

玉狛第二の戦力を正確に分析する能力

捕虜にされて以来、ヒュースは玉狛支部で玉狛第二などのランク戦を観戦していました。

ヒュースは玉狛第二の戦い方を冷静に分析。

隊のアドバンテージや弱点を正確に理解していました。

そして自分なら弱点を補えると言い、玉狛第二に加入します。

実戦経験豊富なだけに、ヒュースの戦況を見る目はたしかです。

あっという間にB級昇格

ボーダーに入隊したヒュースは、持ち点1,000点のC隊員からスタート。

そして他のC隊員と戦い、一人倒すごとに120ポイント加点されるという模擬戦が行われますが、ヒュースは次々と相手を倒し、すぐに4,000点越えし、入隊当日にB級昇格。

その後も8,393ポイント所持の二宮隊アタッカー・辻、生駒隊隊長の生駒達人を倒すなど、新人の中で抜群の存在感を見せつけます。

ヒュースと戦った辻新之助は「太刀筋が他の人とは違う。実際に剣術とかやっている人なんじゃない?」と、ヒュースの強さを評価していました。

太刀川には敗北

個人戦で勝ち続け、順調のポイントを伸ばしていたヒュースでしたが、45,961ポイント所持のA級隊員・太刀川慶には1-5で敗北。

でも一矢を報いましたし、太刀川も「1本獲られた。こいつは強い」と感じていました。

B級ランク戦でも活躍

その後ヒュースは玉狛第二の新メンバーとしてB級ランク戦に登場。

デビュー戦となるROUND7では、最後に落とされたものの、的確な判断で敵の東隊長の機動力を奪い、撤退を余儀なくさせるなど活躍。

ROUND8でも変化弾(バイパー)を隠し玉としてとっておき、ここという場面で生駒隊の生駒隊長に使い、1ポイントを獲得します。

ヒュースの変化弾(バイパー)を見た二宮隊の犬飼は「切れ味の鋭さは予想以上」と感想を述べていました。

蝶の楯(ランビリス)の使い手

最後に補足すると、ヒュースは「大規模侵攻編」の際、蝶の楯(ランビリス)というトリガーを使っていました。

強力な磁力に似た声質を持つ結晶体を操り、攻守両方をこなすことができる、アフトクラトルの最新のトリガーのようです。

高性能だけに、操るのがむずかしいのが弱点ですが、ヒュースは難なく使いこなしていました。

このシーンからもヒュースが高い能力を持っていることがわかります。

まとめ

ヒュースが玄界に取り残された理由は

  • アフトクラトルの次の時代の実権を握りたいハイレインにとって、ヒュースは敵になる可能性が高いため
  • ハイレインはヒュースが属する家の当主を星の生贄にしようとしていた

ヒュースがボーダーを裏切る可能性については

  • アフトクラトルに帰国することが最優先なので、裏切ることは考えにくいが、本国に帰ったら心変わりする可能性も

ヒュースの強さは

  • 実戦経験豊富なヒュースはアタッカーとして高い戦闘能力を持っている
  • 入隊当日にB級へ昇格したり、ランク戦でも活躍したりしている

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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