「ダンまち」イケロスファミリアとは？ディックスの正体やクノッソスについても

「ダンまち」アニメ3期は、ウィーネら異端児（ゼノス）と呼ばれるモンスターを中心にストーリーが展開していきます。

ベルたちヘスティア・ファミリアやフェルズは異端児を保護する立場ですが、一方では異端児を狙うイケロス・ファミリアという犯罪者集団も登場します。

ここではイケロス・ファミリアに注目します。

• イケロス・ファミリアとは？
• 団長のディックス・ペルディクスの正体
• イケロス・ファミリアの拠点・人造迷宮クノッソスとは？

以上について解説します。

 

「ダンまち」イケロス・ファミリアとは？

ダンまちⅢ 2話も面白かったです♪

悪なのかも知れないけど
言ってる事を完全に否定出来ない主張をする
新キャラ登場の神イケロス

悪イメージだけど
神なんだなーって思っちゃいました（汗w）

来週が待ち遠しい終わり方が憎いw pic.twitter.com/ZaWP0JX1xj

— みさ缶@Ani-me彩🍀 (@7thSchoolDist) October 9, 2020

イケロス・ファミリアは犯罪者集団

イケロス・ファミリアは男神イケロスが主催するファミリアです。

20年以上前からオラリオに存在しているファミリアで、等級（ランク）はB。

かつては階層攻略の記録が残っていましたが、クノッソスという地下迷宮を拠点にしてから記録は途切れ、現在では冒険者の間で名前が上がることは少なくなっていました。

しかし勘がよく、頭が切れる隊員がおり、そこそこの戦力もそなえています。

神イケロスはいつも卑屈な笑みを浮かべており、斜に構えたところがある神で、団長のディックスにこき使われたり、メンバーが好き勝手をやっても、それを楽しんでいるようでもあります。

 

実はイケロス・ファミリアは闇派閥（イヴィルス）との関係が噂されるファミリアで、犯罪行為にも手を染めていました。

イケロスは犯罪を主導する立場にありませんでしたが、メンバーの犯罪行為を黙認していたため、最後にはギルドから責任を取らされることになります。

イケロス・ファミリアの犯罪行為

イケロス・ファミリアは、異端児（ゼノス）と呼ばれる知性や感情、言葉を持つ特殊なモンスターを捕獲し、怪物趣味の好事家に売って金儲けをしていました。

中心となって犯罪行為を行っていたのは団長のディックス・ペルディクス。

ディックスについてはこの後で詳しく解説しますが、10年前の時点ですでにLevel4の第二級冒険者。

現在ではLevel5になっているようです。

「暴蛮者」の二つ名を持つディックスは、かつては常軌を逸したようにモンスター刈りをしていました。

しかしその後は目的（趣向？）が変わったようで、異端児を狩り、痛みつけることに欲望を見出すようになります。

なおディックスは煙水晶（スモーキークォーツ）のレンズが入ったゴーグルと、先端が真っ赤な槍を愛用しています。

 

「ダンまち」ディックス・ペルディクスの正体や強さを解説

実は、ダンまちで一番好きなキャラはディックスだったりします。
[暴蛮者］っていう二つ名もイケてる
アニメ3期来てほしい#ダンまち pic.twitter.com/WfFhO0Wi5V

— スミ (@sumi_danmachi) July 23, 2019

ディックスの正体はダイダロスの子孫

ディックスは奇人と言われたダイダロスの子孫です。

ダイダロスとは約1,000年前に活躍したヒューマンで、神々が降臨を果たした転換期に「バベル」を始め、迷宮都市の礎となる建造物をつくった名工のこと。

当初はウラノスの眷族としてオラリオの発展に寄与していましたが、ダンジョンに足を踏み入れてから言動がおかしくなり、奇人とまで言われるようになり、ある日を境にオラリオから姿を消します。

実はダイダロスはダンジョンに魅せられ、ダンジョンを上回る創造物を作ろうとしていました。

それが人造迷宮クノッソスです。

ディックスはそんなダイダロスの血を引いた子孫です。

クノッソスについてはこの後詳しく解説します。

ディックスの性格

異端児狩りに欲望を見出すディックスは、極悪非道な性格をしています。

異端児を捕まえてはファミリアのアジトの檻に収容し、動物趣味の貴族に売る前に拷問していました。

また竜女ウィーネを捕まえるために、他の異端児を磔（はりつけ）にして、ウィーネらをおびき出すこともしていました。

この結果、リヴィラの街は異端児たちに壊滅され、多くの人間が命を落としてしまいます。

まさに鬼畜と言っていいでしょう。

ディックスの強さを解説

現在のディックスのランクは第一級冒険者であるLevel5。

得意な攻撃は、「迷い込め、果てしなき悪夢。フォーベートール・ダイダロス」という短文詠唱で、効果範囲内にいる者に錯覚と幻惑を見せる呪詛（カース）。

呪詛を受けた者は、その瞳がディックスのものと同色の紅に染まり、気が狂ったように暴走。

理知を持ち合わせている異端児たちでさえ、同士討ちを始めたほどの呪いの効果があります。

相手にとって厄介なのは、呪詛を防ぐ方法が限られていること。

しかし術の行使中はステイタスを一気に落とし、身体がだるくなるという代償も伴います。

それでも発動すると、ほとんどの戦いは決着が着いてしまうほど、強力な術です。

イケロス・ファミリアのアジト・クノッソスを解説

イケロス・ファミリアは人造迷宮クノッソスを拠点にして、異端児の密売を行っています。

ここではディックスの祖先ダイダロスが作ったクノッソスについて解説します。

クノッソスとは？

ダンまちのイケロスファミリアのアジト・クノッソスは1000年経過しても未完成！！資金調達のために異端児狩りはヒドイ（泣）#ダンまち #イケロスファミリア #クノッソス pic.twitter.com/GAHM1Bk74o

— 孫悟空2 (@orasongokuu3106) October 14, 2020

クノッソスとは、約1,000年前にダイダロスが作り始めたオラリオの地下に広がる人造迷宮のこと。

ダイダロスは初めてダンジョンに入った時、頭がおかしくなるほどの衝撃を受け、ダンジョンを超える作品の制作を決意。

しかし作り始めたのはいいものの、その規模が大きすぎたため、やがて寿命が来てしまいます。

そこでダイダロスは手記に迷宮の設計図を残し、子孫に迷宮の制作を託します。

その手記に基づき、ダイダロスの子孫たちは1,000年もの時間をかけて少しずつ迷宮を制作していきます。

 

ちなみに1,000年かけてもクノッソスはダンジョンの中間層にしかたどり着いておらず、設計図の3割しか完成していないのだとか？

ダイダロスは壮大な計画を立て、それを子孫に託したようです。

クノッソスの構造

ダンジョンは円錐型をしており、下に下りれば下りるほど階層の範囲は広くなっていきます。

それに対してクノッソスは凹型。

つまり円錐状のダンジョンと重なり合い、まるで円柱をなすかのように作られています。

また地上からの出入り口もダンジョンとは別に作られており、この出入り口を使って捕獲した異端児を運んでいました。

クノッソスに入るには？

クノッソスに入るにはＤ（ダイダロス）の紋章が刻まれた鍵が必要です。

具体的には、ダイダロスの子孫の目に刻まれたＤの形の記号が鍵の役割を果たしています。

ダイダロスの血を少しでも引いていれば、必ずＤの記号が刻まれた目を持って生まれてきます。

ディックスに左目にもＤの記号があり、これがクノッソスに出入りする鍵として機能していました。

クノッソスには莫大な金もかかる

クノッソスの完成には気が遠くなるような時間がかかりますが、莫大な資金も必要です。

超硬金属や最硬金属、石材などの材料が必要で、これらの資材集めは困難を極めるからです。

そのためダイダロスの子孫たちは闇派閥など地下組織とつながり、非合法の取引や犯罪行為で資金を獲得。

ディックスが異端児を捕獲し、貴族に売っていたのも、クノッソス制作の資金集めのためでした。

しかしディックスは異端児を捕獲しいたぶることに快感を覚え、金策ではなく、自らの欲望を満たすために異端児刈りをするようになります。

それはディックスがダイダロスの血の呪いから開放された瞬間でもありました。

 

まとめ

ここでは「ダンまち」イケロス・ファミリアについて解説しました。

• イケロス・ファミリアはイケロスを主神にするファミリア
• 団長のディックスが異端児を捕獲し密売する犯罪行為を行っている
• ディックスは奇人ダイダロスの子孫で、ダイダロスの意思を引き継ぎ、人造迷宮クノッソスを作っている
• ディックスは自分の欲求を満たすために、異端児刈りをしている
• クノッソスとはダンジョンを取り囲むように作られた人造迷宮のこと

最後まで読んでいただきありがとうございました！