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ダンまち/アイズの正体は精霊の子孫?両親や過去・ベルとの関係についても

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

「ダンまち」のヒロインであり、主人公ベルの憧れでもあるアイズ・ヴァレンシュタイン。

ほとんどの主要キャラクターの過去が謎に包まれている「ダンまち」ですが、アイズも例外ではありません。

ここではアイズの正体や両親、過去についてまとめました。

アイズとベルの関係についてもまとめました。

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「ダンまち」アイズの過去を解説

アイズ・ヴァレンシュタインの過去や正体について、「ダンまち」本編(ライトノベル)や本編を原作にしたアニメ1期、2期ではほとんど描写されていません。

でもアイズを主人公にした「ソード・オラトリア外伝」に、その正体がおぼろげながら描写されています。

そこでここでは「ソード・オラトリア外伝」の内容を元にアイズの過去を解説します。

7歳でロキ・ファミリアに入団

アイズがロキ・ファミリアに入団したのは7歳の時。

あとで解説しますが、7歳のアイズにはすでに両親はおらず、たった一人でファミリアの団員になったようです。

そのころのアイズはダンジョンで団員みんなの荷物を担いで、ホームまで戻ったり。

その反動で3日間寝込んで、フィンからは「いい教訓だ」とほめられるも、リヴェリアから叱られたり。

強くなりたい気持ちが前に出すぎて、かなりムチャなことをやっていたようです。

世界最速でLevel2に

これは当時の世界最速記録で、同じころアストレア・ファミリアで頭角を現しつつあったリュー・リオンとともに、世間の注目を集めていました。

その後も順調にランクを上げていったアイズは「ダンまち」のストーリーが始まる頃にはLevel5に。

一時伸び悩んだ時期はあるものの、37階層の階層主ウダイオスを独力で倒したことで、Level6にランクアップします。

隻眼の黒竜シズを恨んでいる?

アニメ2期12話(本編8巻)、エダスの村にたどり着いたアイズとベルは、地元の人達が大切にする「黒竜の鱗」を目にします。

これはオラリオの英雄に追い払われた黒竜が北に逃げたときに落としていったもので、地元の人は村に10個ほどある鱗を大切に守っているのだとか。

黒竜とは、三体のモンスターを倒す三大クエストのひとつ「隻眼の黒竜シズ」のことで、未だに倒されていないモンスター。

竜の鱗を目にしたベルが「神様みたいだ」と言うと、アイズは「これは神なんかじゃない」とポツリ。

アイズの様子から判断すると、アイズは黒竜に対して恨みのようなものを持っているようです。

黒竜シズは、かつてオラリオ最強だったゼウス・ファミリアとヘラ・ファミリアが協力しても倒せなかったモンスター。

アイズの過去と何らかの関係があるのかもしれません。

アイズの目標は「私怨を晴らすこと」

小さい頃からアイズが目標としていることは「私怨を晴らすこと」。

ただ具体的にどんな内容なのかについての描写はありません。

可能性のひとつとして考えられるのが黒竜シズとの関係です。

例えば両親を黒竜に殺されたなど。

オラリオの冒険者たちは、いずれ黒竜シズと戦うことになるはず。

そのときアイズの私怨も明らかになる可能性があります。

なぜ7歳でロキ・ファミリアに入団できたのか?

アイズの過去で気になるのが、なぜ7歳という年齢でロキ・ファミリアに入団できたかということ。

7歳という年齢はモンスターと戦うにはあまりに幼い年齢です。

なぜロキ・ファミリアの幹部はアイズの加入を認めたのでしょうか?

「ダンまち」外伝を見ると、神ロキやファミリアのトップ3はアイズの過去について何か知っている様子。

アイズの両親についても知っているはずです。

では次ではアイズの正体を両親の関係から考察します。

 

「ダンまち」アイズの正体は精霊の子孫?両親との関係から考察

ここでは最初にアイズの両親に関する情報をご紹介した上で、アイズの正体を考察します。

母の名前はアリア

「ダンまち外伝ソード・オラトリア」アニメ5話、調教師を名乗るレヴィスがアイズを見て「そうか、お前がアリア」とつぶやきます。

「アリアか」と言われたアイズは「なぜ知ってるの?」「それを知っているのは他に誰もいないはずなのに」と、動揺してしまいます。

 

このときレヴィスは、アイズの魔法エアリエルを見て「アリアか」と言っているので、母親は風にまつわる能力を持っていたと判断できます。

なおアリスの母親の名前が「アリア」であることは紛れもない事実です。

母親の読み聞かせ

「外伝ソード・オラトリア」のアイズの回想シーンに、アイズの両親の描写がいくつかありますが、あるシーンでは母親が幼いアイズに本の読み聞かせをしています。

読み聞かせが終わり、母親が「この物語、好き?」と尋ねると、アイズはにっこり微笑みます。

読み聞かせていたのは「こうして眠り姫は一人の若者の手によって目を覚まし、二人は末永く寄り添い、幸せに暮らしました」という内容の本でした。

 

この物語が「ダンまち」にしばしば登場する「迷宮神聖譚ダンジョンオラトリア」かどうかは定かではありません。

アイズと両親の別離のシーン

「外伝ソード・オラトリア」の別のエピソードでは、アイズと両親の別離のシーンが描かれています。

アイズの父と母が、それぞれ黒い竜巻状の物体に巻き込まれ、アイズの目の前から姿を消してしまいます。

この時アイズは「待ってて。そこに行くから。必ず迎えに行くから。絶対取り返すから」と言っています。

アイズの両親のその後について、詳しいことはわかっていません。

アイズには精霊の血が流れている?

「外伝ソード・オラトリア」には、「確かにアイズには精霊の血が流れている」というリヴェリアのセリフがあります。

アイズ自身も自分の体に精霊の血が流れていることを知っていますが、そのことを仲間に話すと、仲間の自分を見る目が変わってしまうかも、と気にしており、話せずにいました。

 

参考までに、前でご紹介した「迷宮神聖譚ダンジョンオラトリア」に登場する精霊の名はアリア。

英雄アルバートの生涯に寄り添った大精霊ですが、奇しくもアイズの母親の名前と同じです。

ただし「ダンジョンオラトリア」の最初の原本は、約1,000年前に書かれています。

アイズの正体を考察

ここまでの情報から、アイズの正体を考察します。

リヴェリアが「アイズには精霊の血が流れている」と言っていることから、アイズは精霊の子孫である可能性が考えられます。

ただし精霊と人間の間に子どもを作ることはできません。

アイズはヒューマンと紹介されていますから、常識で考えれば精霊の子孫であるはずはありません。

ただしヴェルフ・クロッゾの先祖のように、精霊から血を分け与えられ命を助けられ、精霊由来の魔法を使えるようになったヒューマンもいます。

ですのでクロッゾ一族のように、アイズも先祖、おそらく母方の先祖から精霊からもらった血を受け継いでいる可能性が考えられます。

精霊の血を受け継いだヒューマンといったところでしょうか。

 

なおアイズは母親のことを「風のような人だった」と回想しています。

アイズが風を自分にまとわせ、攻撃力と防御力を増す魔法を使っていることと偶然とは考えられません。

アイズの両親の行方を考察

最後にアイズの両親の行方を考察します。

両親との別れのシーンで、アイズは「待ってて。そこに行くから。必ず迎えに行くから。絶対取り返すから」と叫んでいます。

「そこに行くから」と言っていることから、アイズは両親がどこに行ったのか知っているはず

しかし両親の行き先やその後の生死については描写がありません。

 

ただ個人的には三大クエストで打倒すべき「隻眼の黒竜シズ」と関係していると考えています。

アイズは両親の敵と考えられるシズを打倒するために、強くなろうとしているのではないでしょうか。

追記:アイズとヴァルトシュテインの関係を考察

小説15巻のエピローグに、アイズが冒険者墓地にある「傭兵王ヴァルトシュテイン」の墓参りをするシーンが描かれています。

そこでアイズとヴァルトシュテインの関係を考察します。

傭兵王ヴァルトシュテインとは?

傭兵王ヴァルトシュテインとは、「迷宮神聖譚(ダンジョン・オラトリア)」に登場する大英雄アルバートの二つ名。

古代での傭兵とは現代の冒険者と同じ意味なので、傭兵王は冒険王を意味します。

アイズが傭兵王ヴァルトシュテインの墓に献花するところを見たベルは、ヴァルトシュテインとヴァレンシュタインが似ていることに気が付きます。

ただしヴァルトシュテインの名前は、ベルの祖父が二次的に書いた「迷宮神聖譚」には載っていますが、1,000年前に書かれた「迷宮神聖譚」の写本には掲載されていません。

したがって通常なら、ベルの祖父が二次的に創作した「迷宮神聖譚」のヴァルトシュテインは眉唾、と考えられます。

でもベルはおじいちゃんが創作した「迷宮神聖譚」のヴァルトシュテインがニセモノとは思えない様子。

アイズは英雄の系譜なのか?

15巻エピローグの描写から、アイズは英雄アルバートと関わりがある可能性が出てきました。

アイズの両親は以下の系譜を持っているのかもしれません。

  • 父親:英雄アルバートの系譜
  • 母親:精霊アリアの系譜

ただし不明な点がまだ多くあります。

アイズの正体については今後も考察を続けていきます。

「ダンまち」アイズとベルの関係を考察

最後にアイズとベル・クラネルの関係について考察します。

ベルにとってアイズは憧憬

「ダンまち」の主人公ベル・クラネルにとってアイズは憬れの存在です。

ダンジョンに通い始めて半月、しかもパーティーも組まずに5階層まで行ったベルはミノタウロスに遭遇。

危うく死にかけたところをアイズ・ヴァレンシュタインに助けられ、これがきっかけでアイズに一目惚れ。

その後はアイズのように強くなりたいとダンジョンに通い続け、わずか1ヶ月半でLevel2にランクアップします。

アイズと稽古をつけてもらうようになると、ベルはさらに強さを増していきます。

なお特訓中ベルが気絶すると、アイズは膝枕をしてベルの疲れを癒やしてあげていましたが、ベルにとっては憬れのアイズの膝で眠れるなんて、幸せだったに違いありません。

アイズはベルに幼い自分を見ている

今度はアイズにとってのベルの存在を考えます。

アイズはベルと出会ったことで以前とは大きく変わりました。

アイズが何年も見ることがなかった両親の夢を見るようになったのは、ベルと出会ったことがきっかけでした。

またいつも見ているオラリオの街も「こんなにきれいだったんだ」と、これまでとは違って見えるようになったのも、ベルとの出会いがきっかけです。

アイズはひたむきにがんばるベルの姿を見て、自分の中にある「強くなりたい」という白い想いを思い出したのです。

なぜアイズのなかにこのような変化が生まれたのか?

ベルが昔の自分と似ていると感じたからです。

ベルと特訓をするようになってからも、アイズはベルが幼い頃の自分と似ていると感じます。

同様に、ベルも幼い頃に読んだ英雄物語に登場する英雄とアイズを重ねて見ていました。

もしかすると、アイズとベルは「ダンまち」の物語で出会う以前から何らかの関係があったのかもしれません。

もし関係があるなら今後のストーリーで明らかになるはずです。

 

まとめ

ここでは「ダンまち」のアイズの正体や過去、両親について解説しました。

  • アイズは7歳でロキ・ファミリアに入団し、1年後には世界最速でLevel2に
  • 黒竜シズを恨んでいると思われる描写がある
  • なぜ7歳でロキ・ファミリアに入団できたかは不明
  • アイズの母親の名前はアリア
  • アイズの両親はアイズの目の前から姿を消したが、行き先や生死は不明
  • アイズには精霊の血が流れている
  • アイズは精霊の血を受け継いだヒューマンだと考えられる
  • 小説15巻でアイズは英雄アルバートの系譜の可能性が出てきた
  • アイズはベルが幼い頃の自分に似ていると感じている

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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