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呪術廻戦の粟坂二良の術式あべこべとは?死亡するかについても

呪術廻戦

今回は、呪術廻戦に登場する粟坂二良にフォーカスを当てます。

夏油傑と呪霊たちが起こした渋谷事変で登場し、帳の破壊を試みる虎杖と伏黒の前に立ちふさがりました。

粟坂二良の術式「あべこべ」とは何なのか。

また、虎杖・伏黒ペアとの戦いはどうなったのかについて解説します。

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「呪術廻戦」粟坂二良の基本情報

粟坂二良のプロフィール

  • 名前:粟坂二良(あわさかじろう)
  • 性別:男性
  • 年齢:61歳
  • 職業:呪詛師
  • 術式:あべこべ

粟坂二良は渋谷事変に登場した呪詛師。

オガミ婆とその孫たちとともに、渋谷Cタワーの帳を守っていました。

帳の破壊のためにタワーを訪れた虎杖・伏黒ペアと戦います。

再び人生を謳歌するため呪霊側につく

粟坂は呪詛師として生きていましたが、現代最強呪術師である五条悟が誕生したことで、呪詛師としての活動ができなくなりました。

夏油側についたのも、五条に対して個人的な恨みがあったことが予想できます。

 

粟坂二良の術式・あべこべを解説

粟坂の術式はあべこべ。

名前の通り、粟坂に与える攻撃の力が、あべこべになります。

強い攻撃が弱い攻撃に・弱い攻撃は強い攻撃になる

11巻で粟坂は、「術式発動中、俺に当たる攻撃は、強い程弱く、弱い程強くなる」と発言しています。

つまり、相手にダメージを与えようとすればするほど、粟坂へのダメージは弱くなるのです。

虎杖・伏黒との戦いでは、虎杖渾身の打撃攻撃も、特級呪霊である花御にも効いた伏黒の「玉犬『渾』」の攻撃も、粟坂にはノーダメージでした。

また、地上41階の高さから落とされたときも、あべこべを使い、生き延びています。

あべこべにできる上限と下限を自在に変更できる

粟坂は、攻撃をあべこべにするだけでなく、その上限と下限を自由に調整できます。

つまり、ダメージの大きい攻撃が予想されるときは、術式の上限を上げて対策できるのです。

虎杖の打撃や渾の攻撃をノーダメージで躱せたことから、上限は相当高いとみて間違いないでしょう。

対人バトルで無類の強さを発揮する術式

この術式は、まさに初見殺しの性能を持つものになっています。

粟坂を倒そうと、攻撃を上げれば上げるほど、粟坂へのダメージは減っていくためです。

相手に攻撃が効いていないことが分かると攻撃の力を上げるのが通説なため、術式さえ見破られなければ、ほぼ無敵だといえるでしょう。

攻略方法は2つ

あべこべの攻略方法は2つあるとされています。

1つ目は、上限以上の攻撃を与えること。

上限と下限があることが名言されているので、上限を超える攻撃の場合は、あべこべができず、粟坂がダメージを受けることになります。

しかし、ビルから地上に落ちても生き延びていることをみると、上限を超える攻撃はなかなか難しいと考えられます。

 

2つ目は、あべこべを使えなくすること。

あべこべでは、強い攻撃を弱く、弱い攻撃を強くしており、その上限・下限を設定できます。

しかし、強い攻撃と弱い攻撃を同時に行うと、上限・下限を設定する前に弱い攻撃を食らうことになるので、結果的に大きなダメージを受けます。

さらに、上限・下限は攻撃を受けるまでに粟坂自身で設定するので、強そうな攻撃に見せかけて弱い攻撃を放つ、といった作戦も、あべこべが使えなくなります。

術式さえ発動しなければ、粟坂は普通にダメージを受けることになります。とにかく粟坂の不意を突くことを考える方法です。

粟坂二良は渋谷事変で死亡する?

呪詛師として帳を守るために、虎杖・伏黒の前に立ちふさがった粟坂。

虎杖・伏黒との戦いはどうなっていくのでしょうかをみていきましょう。

虎杖&伏黒と交戦

渋谷Cタワー屋上で帳を守っていた粟坂。

伏黒の式神・鵺(ぬえ)で直接屋上に登ってきた虎杖に、タワー屋上から地上に落とされます。

高いところから落ちてきたわりには、粟坂の身体が綺麗すぎたことで、伏黒に生きていることが見抜かれます。

このときに、あべこべの術式を使って、落下ダメージを防いでいます。

地上での戦闘がはじまり、粟坂の術式を知らなかった虎杖・伏黒ペアは、総攻撃を仕掛けます。

しかし、まったくダメージを受ける様子のない粟坂に、伏黒は違和感を抱きます。

伏黒に術式を見破られる

ダメージを受ける様子のない粟坂をみて、伏黒は術式がらみだと予想します。

術式を見破るために、粟坂との会話を試みる二人。

五条悟がここに来る、とブラフをかけた伏黒に対し、封印されたことを知っていると返したことから、術式が攻撃の無効化ではないことを悟ります。

さらに、脱兎を使って粟坂を取り囲んだときの様子から、術式の正体を見抜くのでした。

粟坂の術式があべこべだと分かった伏黒は、虎杖に作戦を伝えます。それが、先ほど紹介した「あべこべを使わせない」というものです。

虎杖・伏黒は、全力で強い攻撃を与え続け、その途中で伏黒の式神・「蝦蟇」を使って弱い攻撃を与えます。これが粟坂にとって大ダメージとなりました。

虎杖の一人時間差攻撃を受けて敗北するが死亡はしない

弱った粟坂に、渾身の一撃をくらわせようとした虎杖。

それをみた粟坂は、とっさにあべこべを発動し、虎杖の攻撃に備えます。

ところが、これは虎杖の作戦でした。拳が当たる直前で攻撃を止め、勢いを殺した弱い力で粟坂に攻撃。時間差でとんできたこの攻撃に対応できず、粟坂は吹っ飛びます。

虎杖・伏黒ペアに敗北した粟坂は、その場で縛られました。

つまり、死なずにすんだということです。

あの状況下で殺さない選択をするのは、虎杖と伏黒らしいといえます。

粟坂はラッキーでしたね。

その後、現時点(単行本21巻まで刊行中)で、粟坂は再登場を果たしていません。

一応、死んではいないので、今後の再登場の可能性も少なくはないかもしれません。

しかし、五条悟に恨みがある以上、五条悟の封印を解くために行動する高専生たちの味方になることはないでしょう。

 

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まとめ

  • 粟坂二良は呪詛師
  • 五条悟に恨みがあった
  • 粟坂の術式はあべこべで、攻撃が強い程弱く、弱い程強くなる
  • 虎杖・伏黒ペアに術式を見破られ敗北するも、死亡はせずに縛られるにとどまる
  • 12巻以降、再登場はしていない(2023年1月時点)

粟坂二良は呪詛師として虎杖・伏黒に立ちふさがり、敗北はするものの縛られるにとどまっています。

呪詛師として捕まっている上に、五条悟が封印という形で渋谷事変が終了したので、再登場する可能性は低いかもしれませんね。

術式はとても面白かったですが、五条悟に恨みがあるという設定上、虎杖たちの味方になることもないでしょう。

以上、呪術廻戦に登場する粟坂二良について解説しました。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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