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呪術廻戦の伏黒甚爾の死亡と復活を解説!よかったなの意味についても

呪術廻戦

今回は「呪術廻戦」に登場する伏黒甚爾についてフォーカスを当てます。

「天与呪縛」の持ち主であり、呪力が全くない代わりに、超人的な身体能力を得ている伏黒甚爾。

「呪術師殺し」の異名を持つ彼は、呪術界御三家・禪院家の出身であり、婿入りすることで「伏黒」姓となりました。

血のつながった息子に恵が、義理の娘として伏黒の母親と別れた後に付き合っていた女性の連れ子である津美紀がいます。

超人的な身体能力のおかげで、圧倒的な強さを誇っていた甚爾ですが、作中で死亡してしまいます。

甚爾はどんな最期を迎えたのでしょうか。

また渋谷事変で復活し、約11年ぶりに再会した実の息子にかけた言葉の真意について考察していきます。

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「呪術廻戦」伏黒甚爾が死亡するまで

「呪術師殺し」の異名を持つ甚爾は、孔時雨という男からいろんな仕事を斡旋してもらっていました。

圧倒的な力で仕事をこなしていた甚爾に何があったのでしょうか。

盤星教「時の器の会」から天内理子の暗殺を依頼される

甚爾は、孔時雨を通じて、盤星教「時の器の会」から天内理子の暗殺を依頼されます。

盤星教は、天内と天元の同化を阻止したい宗教団体。

同化を安全に進めるために、天元からの直接指名で、二人の護衛がつきます。

それが、当時高専2年生であった五条悟と夏油傑でした。

五条と夏油を賞金目当ての呪詛師と戦わせる

高専2年ではありましたが、「俺たちは最強」と自称するほど強かった五条と夏油。

甚爾は、天内殺しに賞金をかけることで、五条と夏油を賞金目当ての呪詛師を戦わせ、疲弊させていきます。

高専の結界を突破し五条悟を奇襲

甚爾は呪力を持たない存在。

高専の結界をすり抜けることは容易でした。

呪詛師から逃れ、なんとか高専まで天内を護衛し、油断していた五条に奇襲をしかけます。

甚爾の巧みな策と、発動中の術式を強制解除させる効果を持つ特級呪具・天逆鉾(あまのさかほこ)によって、五条の無限を破り、首を貫通。

さらには、体を袈裟斬りし、額を抜かれたことで、五条悟は完全に死亡しました。

当時の五条は、反転術式を取得しておらず、常時の無下限呪術の使用が不可能であった上に、天逆鉾の効果も相まって、五条は完全敗北してしまいます。

天内理子を殺害するも五条との再戦で敗北し死亡

超人的な身体能力ゆえに、甚爾は気配を消すことも、かすかな人間の痕跡を追うことも容易でした。

夏油傑に連れられて、天内は天元の待つ薨星宮本殿(こうせいぐうほんでん)に到着します。

事前に、天内が同化を拒んだ場合はその意思を尊重するとしていた五条と夏油。

「もっと皆と一緒にいたい」と泣きじゃくる天内に、夏油が「帰ろう」と声をかけます。

その瞬間、天内の側頭部に弾丸が撃ち込まれ、死亡してしまいます。

通常であれば、たどりつくことのできない薨星宮本殿。

夏油と天内が残したかすかな痕跡をたどって、甚爾は天内を殺すことに成功しました。

銃をかまえる甚爾に立ち向かうも、夏油は歯が立ちません。

 

そんな時に現れたのが、死の淵で「反転術式」を会得した五条悟でした。

復活した五条悟は、反転術式の応用で「術式反転・赫」を習得。

さらには五条は、五条家だけが知るという術式「虚式:茈」を使い、甚爾を倒します。

この際、甚爾は遺言として、禪院家に10億円で売られる予定の一人息子、恵を五条に託します(9巻75話)。

 

伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)が渋谷事変で復活してから自害するまで

現代最強術師となった五条悟に敗れたはずの伏黒甚爾。

渋谷事変で、なんと復活してしまいます。

敗北したはずの甚爾の身に何があったのでしょうか。

オガミ婆の降霊術で甚爾が復活

夏油傑に協力していた呪詛師、「オガミ婆」は降霊術を使用する術師です。

降霊術は、降ろす人間の遺体の一部を飲み込ませることで、死んだ人間を降ろすことができます。

渋谷事変に参加していたオガミ婆は、虎杖・伏黒・猪野によって追い込まれてしまいます。

窮地を脱するために、孫の身体に禪院甚爾を降霊させたのでした。

オガミ婆は、禪院から伏黒姓に変わっていたことは知らなかったようですね。

肉体だけではなく人格も復活

降霊術では、魂の情報までも降ろしてしまうと、肉体を乗っ取られる可能性があります。

オガミ婆は、乗っ取りのリスクを避けるため、「肉体の情報」のみを降ろすようにしていました。

つまり、この時も肉体は禪院甚爾、魂は孫のままでいさせるつもりでした。

しかし、甚爾は超人的な身体能力を持つ人間です。

降霊して時間がたつと、孫の魂が負けてしまいました。

その結果、甚爾は肉体だけではなく、魂までもが復活(11巻95話)。

オガミ婆は、降霊の際に「術師を殺せ」と命じています。

肉体を乗っ取った甚爾は、呪詛師であったオガミ婆も殺してしまうのでした。

殺戮人形として陀艮戦に乱入

降霊術では、肉体の呪力消費とともに術式が解けることになっています。

しかし、呪力を持たない甚爾は、呪力を消費しません。

術式が解けず、暴走状態となってしまいます。

そんな甚爾は、陀艮VS直毘人・七海・真希・伏黒恵の戦いに参加。

伏黒恵が空けた穴から陀艮の領域に侵入し、真希から奪った陀艮をめった刺しにしてしまいます。

伏黒甚爾vs伏黒恵の親子対決

陀艮を祓った甚爾が、次に目を付けたのは実の息子である伏黒恵。

術式が暴走状態であり、一切攻撃の手を緩めることはありません。

甚爾の圧倒的なパワーの前に、伏黒恵は苦戦を強いられてしまいます。

正気を取り戻し自害する

しかし、甚爾は、戦闘の中で、伏黒恵が実の息子であることに気づきます。

暴走した術式を抑え込み、だんだんと正気を取り戻していきます。

意思を取り戻した甚爾は、妻の死後を思い出していきます。

妻の死によって自暴自棄になっていた甚爾。

禪院家当主の直毘人と、恵の身柄について密談していました。

「恵をお願いね」。そう妻に頼まれたことを思い出します。

甚爾は最後に、伏黒恵に名前を聞きます。

「禪院」ではなく、「伏黒」であることを確認すると、「禪院じゃねぇのか よかったな」と残し、游雲で自らの頭を刺して自害するのでした。

伏黒恵は、甚爾が父親だとはまだ知りません。

急に自害した男を不信に思いながらも、その場を去ります。

伏黒甚爾の「よかったな」の意味を考察

禪院家に伏黒恵を高額で売ろうとするなど、まれにみるクズだった甚爾。

「よかったな」にはどんな思いがこめられていたのでしょうか。

恵のことを心から思っての言葉と考えられる

甚爾は呪力がないことで、禪院家からゴミのように扱われていました。

甚爾も、禪院家のことをゴミ溜めと回想しています。

しかし、恵には呪力があります。さらに、術式は相伝の「十種影法術」である可能性がありました。

術式があれば、たとえ禪院家に売られたとしてもそれなりの待遇を受けられる、そう考えていたでしょう。

また、五条悟に敗れた際には、「息子が禪院家に売られる 好きにしろ」と伏黒恵を五条に託すかのような遺言を残しています。

これらを踏まえると、禪院家でも術式持ちの恵ならなんとか生きていけるだろう、もし五条が引き取ってくれるなら禪院家にいるよりもっと幸せになれるだろう、そう考えていたのかもしれません。

名前を確認し、伏黒姓であることから、自分が生き抜いた禪院というゴミ溜めに、恵が行かずに済んだこと。

それに心から安堵し「よかったな」といったはずです。

いい親ではなかったかもしれませんが、死に際には必ず息子である恵のことを思っているのでした。

 

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まとめ

伏黒甚爾の死亡と復活、恵に言った「よかったな」の意味について解説しました。

  • 伏黒甚爾は、天与呪縛により超人的な身体能力を得た
  • 巧みな作戦により、五条悟、天内理子の殺害に成功
  • 反転術式を会得、復活した五条悟に敗れる
  • 五条に一人息子の恵を託す
  • 渋谷事変でオガミ婆の降霊術で復活、肉体を乗っ取る
  • 伏黒恵と戦うも、息子であることに気づき自害
  • 一人息子の恵を思い、「よかったな」と言葉をかける

今回は、超人的な身体能力を誇る伏黒甚爾について紹介しました。

死に際には必ず息子を思っている甚爾。

恵についてずっと気にかけていたに違いありません。

一度死んだはずが、降霊術によって復活しているのをみると、今後の再登場もあり得るのでしょうか?

最後までご覧いただきありがとうございました!

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