週刊少年ジャンプで連載し、アニメ化・映画化もされている「呪術廻戦」。
いわゆる人気漫画のひとつですが、そこまでハマらない、という方も多いようです。
どんな漫画も人それぞれ合う、合わないがありますが、呪力廻戦は自分に合わないと読者に思わせる要素が、複数あると考えられます。
そこで今回は、呪術廻戦は言うほど面白くない!良さがわからないと言われる理由について解説していきます。
目次
呪術廻戦は言うほど面白くない!良さがわからないと言われる理由を考察
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あけましてあめでとうございます!
\2023年は7月より遂に
「#懐玉・玉折/#渋谷事変」を
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アニメ化や映画化もしているのに、どうして呪術廻戦は「言うほど面白くない!」「良さがわからない」、と言われているのでしょうか。
作品の様々な点にフォーカスを当てて、その理由について考察していきます。
虎杖悠二に魅力がない
漫画の内容を大きく左右するのは、主人公の魅力がやはり大きいです。
しかし呪術廻戦の主人公虎杖は、他の漫画と比べると、あまり好きになれる要素はありません。
主人公といえば、別のキャラにない特別な力を持つことが王道バトル漫画のセオリーです。
しかし虎杖の能力は、他の呪術師によりパワーがある、というシンプルなもの。
こういった部分に惹きつけられない人も多いのではないでしょうか。
また、物語の構造上にも問題があるのかもしれません。
主人公虎杖はポテンシャルを秘めた新米の呪術師で、他の経験ある仲間の術師に助けられながら成長していきます。
こういった話の軸がある時点で、虎杖に魅力がなくなるは必然的です。
虎杖悠二に感情移入できない
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他にも主人公に惹きつけられない理由として、感情移入ができないという点があります。
虎杖は戦う目的がかなりあいまいなのです。
ざっくり言うと虎杖は、たまたま自身が通う高校で怪物(呪霊)に襲われ、その流れで戦い続けています。
その根本には、祖父の「人を助けろ」という遺言があるのですが、それだけではいまいち共感できません。
お爺さんに言われたからという理由だけで、恐ろしい怪物と戦い続ける主人公にあまり感情移入できず、ハマらない人も多いようです。
術式・呪力や領域展開・縛りなどが理解できない
主人公の良さがわからないという点以外に、設定が複雑すぎるということが、面白くない理由のひとつだと考察できます。
呪術師としての基礎体力である「呪力」・技に相当する「術式」・必殺技的存在の「領域展開」。
ここまでならほとんどの読者が理解できます。
しかし物語が進むと、呪力を持たないけど強い人物、最初から領域展開を前提として戦う術師、などイレギュラーが多く出てきます。
さらに、以前に出ていた技も「縛り」という概念があることで、技の効果が変わることもよくあります。
縛りとは、例えば、領域展開の必殺効果をなくす代わりに、必中にするといったような、足し引きのことです。
一つ一つ読み込んで設定を理解していく楽しみ方もありますが、バトル漫画特有のスピード感・わかりやすさがなく、面白くないと感じるのかもしれません。
渋谷事変が長くてメリハリがない
おはようございます🥱
やっと来た!8連勤最終日!!長かった…😅
昨夜、呪術廻戦渋谷事変編、最終回だったみたいだけどもちろん見れず、それ以前に前回のも見れてないから、仕事終わったら2話分まとめて見まーす💻👀✨
今日も宜しくお願いします✨ pic.twitter.com/mX6hxVcf1H— Kaてぃ (@breakrunout99xz) December 28, 2023
次に物語性について見てきます。
呪術廻戦は良くも悪くも、○○編というのがハッキリしていません。
渋谷事変という呪詛師による大規模テロ事件が始まったのは10巻83話。
しかしこの事件の首謀者・ボスである真人という呪いと最初に出会ったのは4巻27話。
そして決着がつくのが15巻132話で、この間には姉妹校交流戦・受胎九相図との戦い・五条の過去編があります。
そしてこの間の期間にも、真人たちの渋谷事変計画に向けた行動が描かれているのです。
話がずっと地続きで伏線が張られ続け、それを読者側が回収していく必要があります。
メリハリがはないことで盛り上がりどころがわからなくなったり、今戦っている目的があいまいになったりすることが、読者の手を止めていると分析します。
絵が好きになれない
やはり漫画の好き嫌いを語る上で外せないのが絵柄。
内容がキャラが気になっていても、絵のタッチが苦手で読めないマンガがある人もいるのではないでしょうか。
特に呪術廻戦の絵は人を選ぶタイプのようです。
「呪い」と戦う話である以上、どうしても劇画調で、暗めな感じになってしまいます。
単行本の表紙を見ても、黒色や紫が使われ、ダークな雰囲気なものがほとんどです。
週刊少年ジャンプの明るさ・ポップさを求めている人にとっては、なかなか絵が好きになれず、手を出しづらいのでしょう。
グロイ!
良い意味でも悪い意味でも、呪術廻戦の戦闘シーンはリアルです。
体の一部がはじけ、血しぶきが飛ぶことはよくあります。
1巻6話の時点で、上半身だけになった一般人の姿・主人公の腕が切り落とされる描写が登場。
他にも呪いと戦う物語である以上、暗闇から無数の目玉がこちらを見つめている……といった、悪夢に出てきそうなグロイ光景が描かれることも。
また、物語のラスボス的存在であった真人は、人間の形を無理やり変えることができます。
そのため、仲間が無残な形に変えられるなど、グロい描写も多くなっていました。
こういった何とも言えないグロさが苦手で、良さが伝わりにくくなっているのかもしれません。
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まとめ
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- 呪術廻戦が面白くないのは、主人公虎杖の魅力のなさ?
- 戦う理由に共感できず、感情移入できない
- 設定が複雑・どんどん例外が出てきて、理解が難しい
- 話にメリハリがなく、戦う目的がはっきりわかりにくい
- 絵が暗い・グロイシーンが多くて嫌
週刊少年ジャンプで連載されている呪術廻戦。
多くの読者を集めている一方で、面白くないと思せても仕方のない要素が、こうしてみると多い気もします。
以上、呪術廻戦は言うほど面白くない!良さがわからないと言われる理由について解説しました。
最後までご覧いただきありがとうございました!