ケイトたちの「お披露目」が始まると、試験官のエドワードはさっそく今回のシャドーや生き人形を評価していきます。
ところがエミリコの振る舞いがよくないためか、ケイトの順位は急降下。
このときケイトは心のなかで「私にはやることがあるのに」とつぶやいていました。
実はこの時点でケイトは誰にも話していない秘密がありました。
ここではケイトが秘密にしている3つのことを解説します!
またケイトの目的や”すす能力”についてもまとめました。
なおこの記事にはネタバレがあります。
目次
「シャドーハウス」ケイト様の秘密3つを解説
シャドーハウス2巻まで読んだけどケイト様すっごおおおおおおおい好きなんだけど。 pic.twitter.com/2viRICCd1T
— 折戸 (@NowTarooo) March 16, 2021
「お披露目」開始時点で、ケイトが秘密にしているのは以下の3つです。
- モーフの時の記憶があること
- シャドー家が生き人形に何をやっているかを知っていること
- シャドー家に反旗を翻すことを誓っていること
モーフのときの記憶がある
1つ目のケイトの秘密は、ケイトにはモーフのときの記憶があることです。
体が真っ黒で顔がないシャドーは、もともとはモーフと呼ばれる寄生型の妖精です。
擬態や模倣が得意なモーフは、側にいる生き人形の姿に擬態して人間のような姿になります。
モーフがシャドーになるということは”生まれ変わり”に近いため、シャドーになるとモーフの時の記憶をなくしますが、ケイトはモーフだったときの記憶があります。
まるで赤ちゃんのときの記憶がある大人のように。
なおマリーローズもモーフのときの記憶があるシャドーです。
シャドー家が生き人形に何をやっているかを知っていること
作品前半で、生き人形とはシャドー家の主「偉大なるおじい様」により命を吹き込まれた人形、と説明されていますが、これは事実ではありません。
生き人形とは、シャドーハウスの近隣の村から連れた来られた人間の子どもたちです。
連れて来られた子どもたちはシャドーハウスで記憶を奪われ、生き人形としてシャドー家のために尽くすよう洗脳されます。
やがて生き人形はシャドーと「一体化」。
「一体化」とはシャドーが生き人形の体に入り込み、生き人形の顔も意識も奪ってしまうこと。
つまり一人の人間が犠牲になるということです。
ケイトはモーフだったころの記憶を持っているため、シャドー家が生き人形に対してやっている洗脳や一体化のことを知っているのです。
シャドー家に反旗を翻すことを誓っていること
シャドーハウス2巻までは読んだけどけっこう好みの話だったからアニメも楽しみ٩( ᐛ )و
あなたの性格タイプはケイト!#シャドーハウスキャラクター診断
あなたはどのキャラクタータイプ?診断に参加しよう! https://t.co/Svmd6XheXZ— うるふへっど (@6yuyuyu6) March 19, 2021
シャドーが顔を得るために、人間の子どもたちが犠牲になっていることを知っているケイトは、シャドー家と戦う決意をしています。
ケイトはその決意を秘密にしています。
ケイトが少しでも反乱を起こす素振りを見せれば、「処分」されてしまいますから。
シャドー家にとってケイトはいわば”反乱分子”なのです。
余談ですが「お披露目」の試験管を務めたエドワードは、この時点ですでにケイトが反乱分子である可能性をつかんでいました。
「シャドーハウス」ケイトの目的を考察
春アニメ『シャドーハウス』ケイト/エミリコのビジュアルが公開! https://t.co/3AaJTPAYZC #シャドーハウス pic.twitter.com/HaT1zeJkVh
— 電撃オンライン (@dengekionline) February 19, 2021
ケイトの目的
ここからは私個人の考えですが、ケイトはシャドーハウスのあり方を変えることを目的にしていると考えられます。
シャドーは生き人形(人間)の体に入り込むことで顔を得ますが、このとき生き人形の意識は消えます。
つまり生き人形の命が消えるのと同じです。
ケイトは生き人形が犠牲になることに疑問を持っています。
そこでこのやり方を改めさせるために、反乱の機会をうかがっているものと思われます。
まずは仲間集め
「お披露目」に受かり、エミリコの洗脳を解いた後、ケイトはエミリコに「私は偉大なるおじい様に対抗したい。今はちっぽけな力だけど・・・仲間を増やしたい」と語っています。
ケイトは「偉大なるおじい様」が「すべての元凶」であると考えていますが、おじい様に対抗するためには自分一人の力ではムリです。
だからケイトはエミリコとともに、自分たちの仲間を増やしていくことにします。
手始めにケイトは、いっしょに「お披露目」に合格したメンバーで同期会を結成し、同期たちを仲間にしようとします。
詳細は不明
ケイトが「おじい様」に対抗し、シャドー家のやり方を変えようとしていることは想像がつきます。
ですが具体的にどのようにするのかは不明です。
シャドー家を滅ぼすのか、それとも「偉大なるおじい様」と話し合い、現在のやり方を変えさせるのか。
そもそもシャドー家の目的そのものがわからないのですから。
ケイトが本当に目指していることは何なのか、今後も注目が必要です。
ケイトのすす能力を解説
シャドーハウス。
始めの方は百合要素が少なめです。
しかし話数を重ねるごとにエミリコとケイトの
絆の深さを思い知ることができます。
アニメはどこまで百合があるか楽しみ。『シャドーハウス』特設サイト|週刊ヤングジャンプ公式サイト https://t.co/po2BKpYHw5
— りん (@UPcB0kMMLJhrCf2) January 28, 2021
ケイトは「お披露目」以前から”すす能力”が覚醒していました。
シャドー家に対抗する際、この”すす能力”が役に立つはず。
ここではケイトの”すす能力”を解説します。
ケイトのすす能力
ケイトは”すす”を使って物体を操作する能力があります。
具体的には”すす”で遠くにある物体を移動させたり、”すす”を対象の足に絡みつかせて、ダンスのステップを手助けしたり。
自分の”すす”が入ったぬいぐるみ(パンちゃん)を空中に飛ばしたり。
また”すす”を翼の形状にして自分の体を宙に浮かせたり、”すす”をロープ状にして対象を拘束したり。
汎用性が高い能力と言えそうです。
まとめ
シャドーハウス、もうちょっとケイトがデレてるシーンを増やして欲しい pic.twitter.com/sqpZinxA1Y
— まばる (@utugi1980) December 19, 2019
ケイトが「お披露目」の時点で秘密にしている3つのことは
- モーフの時の記憶があること
- シャドー家が生き人形に何をやっているかを知っていること
- シャドー家に反旗を翻すことを誓っていること
ケイトの目的は
- 「おじい様」に対抗し、シャドーハウスのやり方を変えさせることだと考えられるが、詳細は不明
ケイトのすす能力は
- ”すす”を使って物体を操作する能力
最後まで読んでいただきありがとうございました!
「シャドーハウス」生き人形の正体は人間?洗脳や一体化・失敗についても
「シャドーハウス」シャドーの正体とは?おじい様やモーフの記憶・禁止事項についても
「シャドーハウス」ローブ様の正体は何者?目的や亡霊騒ぎの犯人についても
「シャドーハウス」バーバラとバービーの過去を解説!大人になれない理由についても
「シャドーハウス」エドワードの正体を解説!目的やすす能力・トマスについて
「シャドーハウス」エミリコがかわいい!パトリックとの関係や過去の記憶についても
「シャドーハウス」ラムはお披露目後に処分された?その後再登場するのか解説