「シャドーハウス」シャドーの正体とは?おじい様やモーフの記憶・禁止事項についても

シャドーハウス

「シャドーハウス」には

  • 顔や体が真っ黒、顔がなく、影のような容姿をしたシャドー
  • シャドー家に仕えるべく、「偉大なるおじい様」に創造された生き人形

以上2つの種族が登場します。

このうち顔も体も真っ黒で、体からすすを発生する「シャドー」は、これまでのマンガにはない一種独特の雰囲気を漂わせています。

この記事ではそんな「シャドー」の正体を解説します。

また「偉大なるおじい様」やモーフの記憶、シャドーハウスでの禁止事項についても解説します!

なおこの記事にはネタバレがあります。

 

「シャドーハウス」シャドーの正体を解説

シャドーの正体

引用元:「シャドーハウス」45話

シャドーの館(シャドーハウス)で貴族のマネごとのような生活をする「シャドー一族」に属するものたちをシャドーといいます。

そんなシャドーは、もともとは「モーフ」と呼ばれる寄生型の妖精です。

猫ほどの大きさの黒い体から生えた4本の手足、そして二足歩行が特徴。

擬態や模倣が得意で、「生き人形」の姿に擬態することができます。

シャドーの目的

シャドーの最終目的は「生き人形」と一体化すること。

一体化とは「お呼ばれ」という儀式を経て、シャドーが「生き人形」の体を乗っ取り、「顔」を得ることを意味します。

一体化したシャドーは大人として扱われ、シャドーの黒い顔と「生き人形」の顔を使い分けることができるようになります。

一体化したシャドーは「おじい様と共にある棟」に行くことができますが、これはシャドーの館において大変な名誉なのです。

生き人形の正体を解説

作品前半では、シャドー家に仕えるために「偉大なるおじい様」に創造された存在とされる「生き人形」。

しかし「生き人形」は人形ではなく人間。

しかもシャドーの館の近隣の村から連れて来られた子どもなのです。

シャドーたちが排出する「すす」を吸い、正常な思考をできなくされた村の住民たちは

  • 子どもがシャドー家に仕えることは名誉なこと
  • シャドハウスで働けば、裕福な生活が保証される

と洗脳されており、喜んで子どもたちをシャドーハウスに献上しています。

なお、「生き人形」については以下の記事でさらに詳しく解説しています。

生き人形に似せて作られている

自分たちはシャドーを模して作られた、と「生き人形」は信じ込まされています。

でも実は反対で、「生き人形」に似せてシャドーは作られています。

擬態が得意な「モーフ」が「生き人形」を見てシャドーになるのですから。

シャドーは側にいる人間から大きな影響を受けているのです。

「シャドーハウス」偉大なるおじい様やモーフの記憶・禁止事項を解説

偉大なるおじい様

「偉大なるおじい様」とはシャドーハウスの主であり、創始者とされる存在のこと。

作品初登場は第45話。

他のシャドーより二回りも三回りも巨大な体。

分厚い衣に王冠のようなものを身に着け、顔ははっきりとはわかりませんが、シャドーと同じように黒くも見えます。

「生き人形」たちは「シャドー家を統率するシャドーハウスの王、生き人形の生みの親、偉大なる創造主様」と言わなければなりませんが、それすらもうっかり口にすることは許されていません。

シャドーハウスの絶対的権力者であり、崇拝の対象なのです。

そんなおじい様は、シャドーハウスのあり方に疑問を持つケイトにとってラスボス的存在。

第44話で初めて「偉大なるおじい様」を目にしたケイトは、「あいつが全ての元凶」と心の中でつぶやいていました。

3段階を築いたのがおじい様

モーフは

  • 第1段階:「生き人形」を見せることで、人間の姿を認識し擬態
  • 第2段階:「生き人形」のそばに置き、ふれあうことで人格を得る
  • 第3段階:「生き人形」の体を乗っ取り、「顔」を得る

以上の3段階を経て「生き人形」の体を乗っ取り「顔」を得ることで、すす能力を備えた人を超えるシャドーになります。

この3段階の流れを築いたのが「偉大なるおじい様」。

どんな目的でモーフが人を超えるシャドーになれる流れを作ったのかは不明。

そもそも「偉大なるおじい様」とはモーフなのか、それとも別の存在なのか、はっきりしたことはわかっていません。

「偉大なるおじい様」の存在が明らかになることで、「シャドーハウス」の謎も明らかになるはずです。

シャドーにモーフだった頃の記憶はある?

モーフは「生き人形」(人間)の姿に擬態し、人格を得ることでシャドーになりますが、シャドーはモーフだった頃の記憶はあるのでしょうか?

シャドーになるということは生まれ変わりに相当するため、モーフだったころの記憶は失っています。

ですのでシャドーは自分がモーフであったことは忘れ、最初からシャドーの姿であると認識しています。

ただし単行本7巻までで、モーフだったころの記憶を持つシャドーが2体いることがわかっています。

ケイトとローズマリーです。

シャドーハウスのあり方に疑問を持つケイトとローズマリー

ケイトとローズマリーは、2人ともシャドーハウスのあり方に疑問を持ち、方法は異なるものの、シャドーハウスに抵抗しようとしていました。

  • ケイト:仲間を集め、シャドーハウスの主である「偉大なるおじい様」に対抗する
  • ローズマリー:「生き人形」のマリーローズとともにシャドーハウスから脱走する

シャドーの最終目的は「生き人形」との一体化。

しかし一体化することは、シャドーが「生き人形」の体を乗っ取り、意識まで奪ってしまうことになります。

ケイトとローズマリーは一体化の事実を知っており、しかも自分の「生き人形」のことを大切に思っているので、「生き人形」の存在を消してしまう現在のシャドーハウスのやり方に疑問を感じているのです。

シャドーハウスでの禁止事項まとめ

シャドーハウスでの生活には禁止事項が多くあります。

ここでは単行本7巻(86話)までに描かれているシャドーハウスでの禁止事項をご紹介します。

「生き人形」にシャドーの服を着せること

引用元:「シャドーハウス」6話

「生き人形」にシャドーの服を着せることは禁止とされています。

ケイトはその理由を「(シャドーの服を着た時)人形のほうが完全な存在に見える」ため、と解釈していました。

シャドーには顔がありませんが、「生き人形」にはあるので、より完全な存在に見えるのでしょうね。

お披露目のことは詳しく話してはいけない

お影様(シャドー)と「生き人形」の相性を見る儀式がお披露目。

「生き人形」がシャドー家にとって有用な素材かどうかも判断されます。

お披露目に興味津々のエミリコでしたが、ローズマリーから「お披露目のことは詳しく話しちゃいけないの」と言われてしまいます。

生き人形はシャドー家に対して忠誠心以外の心を持ってはいけない

生き人形はシャドー家、つまりすべてのお影様(シャドー)に対して忠誠心以外の心を持ってはいけません。

シャドー家に伝わる教えですが、大事なことなので禁止事項としてご紹介します。

生き人形は「偉大なるおじい様」と呼んではいけない

「偉大なるおじい様」とは、シャドー家のものだけが使える呼び方。

「生き人形」は「シャドー家を統率するシャドーハウスの王、生き人形の生みの親、偉大なる創造主様」と言わなければなりませんが、これすらもめったに口にしてはいけません。

おじい様を穢す(けがす)ことになってしまうからです。

生き人形もシャドーも許可なく外出することはできない

シャドーハウス内では、「生き人形」もシャドーも管理されています。

そのため許可なく敷地の外へ出ることはできません。

そもそも進入禁止区域には罠(わな)が仕掛けられているので、館内を自由に行動することはできないのです。

敷地の外にでられるのは、近隣の村から子どもを連れてくる担当者くらいではないでしょうか。

星つき以外は栄光の廊下に入っていはいけない

第78話、マリーローズが巨大な亡霊を作り出した際、ケイトとエミリコが栄光の廊下に入ろうとすると、「星つき以外は栄光の廊下に入ってはいけない」と注意されます。

この時点でケイトは星つきではないので、大人の領域には入ることはできません。

大人のことを詮索してはいけないし子どもたちの棟で起こったことを報告してもいけない

大人たちは「おじい様と共にある棟」、一体化していないシャドーと生き人形は「子どもたちの棟」で生活します。

「おじい様と共にある棟」と「子どもたちの棟」は栄光の廊下で分断されており、一体化していないシャドーと生き人形は「おじい様と共にある棟」へ行くことはできません。

情報も統制されており、子どもたちは大人のことを詮索してはいけませんし、「子どもたちの棟」での出来事を大人に報告することも許されていません。

まとめ

「シャドーハウス」のシャドーの正体、主であるおじい様、シャードーハウスでの禁止事項について解説しました。

  • シャドーはもともと「モーフ」と呼ばれる寄生型の妖精
  • 擬態や模倣が得意な「モーフ」が「生き人形」に擬態してシャドーの姿になる
  • シャドーの目的は「生き人形」の体と顔を乗っ取る一体化
  • 「偉大なるおじい様」はシャドーハウスの主で、「モーフ」がシャドーになるまでの段階を築いた
  • シャドーにモーフだった頃の記憶はないが、ケイトとローズマリーは例外で、モーフだった頃の記憶がある
  • シャドーハウスには「生き人形」にシャドーの服を着せることはできないなど、多数の禁止事項がある

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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