「転生したらスライムだった件」(転スラ)アニメ2期第1部、シオンや子どもたちを含むジュラ・テンペストの約100名の住民がファルムス王国に殺害されます。
さらにファルムス王国は、一週間後にジュラ・テンペストに軍隊と送り込む宣戦布告。
この戦いはどんな結末を迎えるでしょうか?
ファルムス王国は滅亡するのか、解説します。
またファルムス王国がテンペストに送り込んだ3人の異世界人のスキルや、戦争のその後についてもまとめました。
目次
「転生したらスライムだった件」(転スラ)ファルムス王国は滅亡するのか解説
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ファルムス王国は滅亡する?
結論を書くと、ジュラ・テンペストとの戦争に破れたファルムス王国は滅亡します。
戦後、ファルムス王国のエドマリス王は退位し、テンペスト側の人物(ヨウム)が新国王に即位。
国名はファルメナス王国にへと改められ、戦後賠償も行われます。
それではファルムス王国が滅亡するまでの流れを解説します。
ファルムス王国が滅亡するまでの流れを解説
テンペスト建国によりファルムス王国の利益が激減
ファルムス王国がテンペストに攻撃を仕掛けた理由は、ジュラ・テンペスト連邦国が建国され、周辺国と貿易を始めたことで、ファルムス王国の国益が損なわれたため。
ファルムス王国はドワーフ国との貿易で巨額の利益を得ていましたが、他国(の商人)がファルムス王国経由ではなくテンペスト経由で貿易することが可能になると、その利益が激減。
そこでファルムス王国のエドマリス王は、西方聖教会の支持を得た上で、テンペストに攻め入る決断をして、田口省吾ら3人の異世界人をテンペストに送り込みます。
異世界人たちはテンペストの魔物が先に手を出したように装い、ファルムス王国がテンペストに軍事侵攻する大義をでっち上げます。
テンペストを覆う2つの結界
この日、テンペストに2つの結界が張られます。
- ミュウランによる魔法無効結界
- 西方聖教会の大司教レイヒムによる封魔結界
魔法が無効化されたうえに、魔素量が少なくなったことで、テンペストの魔物たちは力を封じられてしまいます。
ファルムス王国の騎士団や田口省吾ら3人の異世界人は、この機に乗じて100体ものテンペストの魔物を殺害。
この中にはシオンや何の罪もない子どもたちも含まれていました。
ファルムス王国の騎士団は「一週間後にテンペストを攻撃する」と宣戦布告して帰っていきます。
魔王になる死者を蘇らせる決意をするリムル
リムルはエレンから魔導王朝サリオンに伝わる「死者蘇生のおとぎ話」を聞きます。
おとぎ話同様、自分が魔王になれば死者を蘇らせることができると考えたリムルは
- ファルムス王国との戦争
- 自分が魔王になる
- 魔王になった後、「反魂の秘術」で死者を蘇らせる
これらのことを決意します。
ただし魔王になるためには約10,000人以上の人間の魂が必要です。
敵の軍勢が20,000人であることを知ると、リムルはこれをすべて殺害して、魔王になるために養分にすることにします。
あっけない幕切れ
テンペストにファルムス王国の軍勢がやってくると、ソウエイ、ゴブタ、ガビルら幹部は次々と敵を倒していきます。
またリムルもあっという間に約20,000人の兵士を殺害し、魔王になるために必要な養分を得ます。
3人の異世界人もテンペストの幹部の敵ではなく、最後に残ったのはエドマリス王と西方聖教会のレイヒムだけでした。
リムル覚醒して魔王に
その後「魔王への進化(ハーベストフェスティバル)」が始まり、リムルは魔王へと進化し、究極能力「智慧之王(ラファエル)」や「暴食之王(ベルゼビュート)」を得ます。
魔王と化したリムルは「暴食之王」で結界内のすべての魔素を食らいつくし、さらに召喚したディアブロが差し出した2体の悪魔の魔素を取り込み、「反魂の秘術」を開始。
殺されたシオンたち約100人を生き返らせます。
その後復活祭が催され、ジュラ・テンペストは喜びに包まれます。
戦いに敗れたファルムス王国のその後はこのあと解説します。
田口省吾らファルムス王国の異世界人のスキルや能力・最期を解説
異世界人とは?
3人の異世界人とは、ファルムス王国やその関係国によって数年前に召喚された日本人のこと。
web版には登場せず、ライトノベル版とコミック版に登場するキャラクターで、アニメ3期にも登場すると思われます。
3人はみな自己中心的で好戦的で、召喚された際にユニークスキルを獲得しています。
ファルムス王国のラーゼンに呪言をかけられているため逆らえず、嫌々ながらテンペストでひと悶着を起こし、ファルムス王国が宣戦布告する理由をでっちあげます。
ここではファルムス王国の3人の異世界人のスキルや能力、最期についてまとめました。
田口省吾(タグチショウゴ)
田口省吾(ショウゴ)は3人の異世界人の中で主導的な役割を果たしている人物。
ユニークスキルは肉体強度と身体能力を大幅に上昇させる「乱暴者(アバレモノ)」。
底辺の高校に通う17歳の不良だったショウゴは、召喚されるとすぐに子どもの頃から習っていた空手とユニークスキル「乱暴者(アバレモノ)」が組み合わさり、戦闘能力が飛躍的に向上。
その場で周囲にいた30人の魔法使いを殺します。
ジュラ・テンペストに攻め入ったときも、結界の中で思うように動くことができないシオンを殺害します。
その後ゲルドの攻撃により防戦一方となったショウゴは逃走し、同じ異世界人のキララを殺害すると新しいユニークスキル「生存者(イキルモノ)」を獲得
再生能力を手に入れるも、またもゲルドに敗北。
そしてファルムス王国の宮廷魔術師長ラーゼンに精神を破壊され、肉体を奪われるという最期を迎えます。
水谷希星(ミズタニキララ)
水谷希星(キララ)は、3年前の15歳のときにファルムス王国の支配地のひとつに召喚されます。
当初は召喚失敗と考えられ虐げられていましたが、その後キララに「狂言師」というユニークスキルがあることがわかります。
ユニークスキル「狂言師」とは言葉で命令するだけで相手を言いなりにできる能力。
「ウチを舐めるヤツはミンナ死んでしまえ!!」と叫ぶと、抵抗に失敗したものはすべて自殺してしまったほどの効果があります。
テンペストでは魔物に痴漢されたと言いがかりをつけ、騒動を起こします。
最後はケルドの攻撃から逃げてきた田口省吾(ショウゴ)に首を折られ絶命します。
橘恭弥(タチバナキョウヤ)
橘恭弥(キョウヤ)は3人の中ではもっとも柔軟な思考の持ち主。
召喚前の世界には未練はなく、現在の世界で手に入れた能力への興味の方が上回っているのも特徴です。
一見冷静そうですが、戦う機会を待ち望んでいました。
ユニークスキルは斬ることに特化した「切断者(キリサクモノ)」。
擬似刀剣(ダミーソード)を作り出し、敵をかく乱させて戦うこともできます。
また自分を中心に周囲を把握し、反応速度が上昇する「天眼」や、300倍もの速さで物事を認識できる「思考加速」というスキルも所持。
しかし「天眼」をはるかに上回る「天空眼」を持つハクロウに首を斬られ、最期を向かえます。
ファルムス王国滅亡のその後を解説
ファルムス王国はジュラ・テンペストとの戦いに敗れると、責任をとってエドマリス国王は退位。
王派と貴族派で争うことになり、総人口3,000万人の大国は滅亡します。
その後戦後処理が進み、ジュラ・テンペストに賠償金が支払われます。
やがてリムルの息のかかったヨウムが全土を統一し、ファルメナス王国を建国。
ヨウム自らが国王に即位します。
元国王のエドマリスはweb版では退位後に処刑されますが、ライトノベル版では正体を隠してファルメナス王国の顧問となり、ヨウムを陰から支えていきます。
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まとめ
ここではファルムス王国とテンペストの戦争の経緯や王国の滅亡、3人の異世界人についてまとめました。
- ファルムス王国はジュラ・テンペストを隷属しようと戦争を仕掛けたが、敗れて滅亡する
- ファルムス王国は自国の利益が損なわれたため、テンペストを攻撃した
- テンペストでは100人の死者が出たが、魔王になったリムルが「反魂の秘術」を行い、全員を組成させた
- 3人の異世界人はファルムス王国やその関係国が召喚した元日本人
- 3人の異世界人は全員死亡する
- ファルムス王国滅亡後、ヨウムが統一しファルメナス王国を建国した
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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