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すずめの戸締まりはつまらないし面白くない?意味不明・微妙と言われるについても

すずめの戸締まり

2022年11月11日公開の映画「すずめの戸締まり」。

日本全国に点在する後ろ戸を閉じていく中で、主人公・岩戸鈴芽(いわとすずめ)の成長、そして宗像草太との恋愛を描くファンタジーです。

私も公開初日に見てきました!

非常に高い評価を受けている「すずめの戸締まり」ですが、「つまらない」「面白くない」という声もチラホラ・・・。

「意味不明」「微妙」と感じる方もいるようです。

そこでこの記事では、映画「すずめの戸締まり」がつまらない、面白くない、微妙と言われる理由を考察します。

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「すずめの戸締まり」が面白くない・意味不明・微妙と言われる4つの理由

映画「すずめの戸締まり」がつまらない、面白くないと言われる理由は、4つほどあると考えています。

  1. 映像と音楽はよかったけど、ストーリーはイマイチ
  2. 「君の名は」「天気の子」と比べると物足りない
  3. 登場人物の背景がはっきりしない
  4. 災害にトラウマがある人には重い
  5. 後ろ戸・常世・ミミズの設定が意味不明

それぞれ解説します。

映像と音楽はいいけどストーリーはイマイチ

1つ目の理由は、映像と音楽はいいけどストーリーはイマイチというもの。

これまでの新海誠監督作品を見てもわかるように、「すずめの戸締まり」も映像と音楽は秀逸。

個人的には十明(とあか)さんの主題歌が特に印象的でした。

でも、ストーリーに今一つ乗れない方がいるのは事実。

特に鈴芽の行動に疑問を持った方は少なくないはずです。

例えば作品序盤、鈴芽は学校の近くまで行ったのに、登校せずに廃墟に行ってしまいますが、なぜなのでしょう?

また、後ろ戸・常世・ミミズの設定が意味不明でわかりにくいということもあります。

  • なぜ人がいなくなった場所で後ろ戸が開くのか?
  • ミミズの正体は?
  • 鈴芽以外にも後ろ戸を通ってしまった人間はいるの?
  • 閉じ師の家系って、草太の家以外にもいる?

ファンタジーだからと言ってしまえばそれまでですが、もう少し説明があればストーリーに乗りやすかったかもしれません。

「君の名は」「天気の子」と比べると面白くない

「すずめの戸締まり」は、「君の名は」あるいは「天気の子」と比べると面白くない、という声もあります。

これら3作品は、新海誠監督が脚本から制作まで手掛けた作品なので、3部作という捉え方をしている方が多いです。

それぞれ作風はかなり違いますが、見た方はどうしても比べてしまいますよね。

そのため「君の名は」は好きだったけど、「すずめの戸締まり」の世界観は合わない、という方がいても不思議ではありません。

個人的には新海誠監督作品であっても、シリーズものではなく、別々の作品なので、比べること必要はないと感じています。

鈴芽と草太が惹かれあった理由があいまい

2つ目の理由は、鈴芽(すずめ)と草太が惹かれあった理由があいまいというもの。

9月のある朝、岩戸鈴芽は登校中に宗像草太と出会います。

その後、廃墟に行った鈴芽は草太と一緒に後ろ戸を閉めますが、草太は鈴芽の家でダイジンに椅子にされてしまいます。

そして鈴芽は椅子になった草太と一緒に行動する中で、草太に恋心を抱いていきます。

でも、なぜ鈴芽は草太を好きになったのか?

同じように、なぜ草太が鈴芽を好きになったかがわかりにくいと感じます。

それに人間と椅子の間に恋愛が芽生えるのもちょっと不自然(笑。

後ろ戸を閉めるという困難な仕事をする中で、鈴芽と草太に間に特別な何かが生まれたのかもしれませんが、それでも相手を好きになっていく過程は不鮮明。

もう少し恋愛描写がはっきりしていれば、評価は違っていたかもしれません。

登場人物の背景がはっきりしない

鈴芽以外の登場人物の背景がはっきりしない、という理由もあります。

3・11の震災で母親を亡くし、環さんに引き取られた、という鈴芽の過去はよくわかります。

でもよくわからないのが草太と環さん。

草太の場合、閉じ師の家に生まれ、祖父が師匠であることは説明されていますが、出身地や生い立ち、両親については説明なし。

環さんについても姉(鈴芽の母親)との関係や、故郷を離れて宮崎に行ってからの生活について、ほとんど描写がありません。

せめて主要キャラクターについては、もう少し背景がわかるとよかったのですが・・・。

災害を経験した方には重い

「すずめの戸締まり」のストーリーには、3・11の震災が深く関連しています。

また、作品には大きい地震が起こる描写もあります。

後ろ戸を通って、常世から現世にやってきたミミズが大災害を引き起こすからです。

これらの描写は、震災など大きな災害を経験した方にとっては重いかもしれません。

「つまらない」という理由からは少し外れますが、見るのはつらいかもしれませんね。

 

「すずめの戸締まり」は本当につまらないのか

ここまで「すずめの戸締まり」がつまらない、意味不明と言われる4つの理由を考察しました。

では「すずめの戸締まり」は本当につまらないのでしょうか?

おもしろいという声が圧倒的

映画「すずめの戸締まり」を見た方の感想を調べると、「おもしろい!」「感動した」「自然と涙が流れた」など、作品を評価する声が圧倒的。

その評価は「君の名は」や「天気の子」に匹敵、もしかすると上回るかもしれません。

公開初日に「すずめの戸締まり」を見た方のTweetをご紹介すると、

  • 世界観がいい
  • 映像も音楽もすばらしい
  • 感動した
  • 泣いた

など、作品を絶賛する声が多数。

一部に「微妙」という声もありますが、やはり評価する感想の方が圧倒的に多いですね。

「すずめの戸締まり」を見た筆者の感想

2022年11月11日、MOVIX宇都宮で「すずめの戸締まり」を鑑賞。

私は「小説すずめの戸締まり」を3回ほど読んでいたので、ストーリーはインプット済み。

それでも映画の面白さは小説のそれを大きく上回り、期待以上の内容でした!

私はテレビやDVDだけでしか新海誠監督作品を見たことがありませんでしたが、映画館での映像や音楽の迫力は最高。

ストーリーもさることながら、声優さんもすばらしく、特に鈴芽を演じた原菜乃華の演技には引き込まれました。

要石になってしまった草太を何としても助ける、という強い意志や気迫を感じることができました。

わずか数日の間に成長する鈴芽の姿の描き方も秀逸でした。

 

ただ、映画初見の方が1回のみの鑑賞ですべてを理解するのはむずかしいかも!?

これは「君の名は」「天気の子」にも共通して言えることですが、2、3回と見るのがいいですね。

いずれにしても過去作を上回っていることは間違いありません。

ぜひ映画館で見ることをおススメします!

 

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まとめ

「すずめの戸締まり」がつまらない、面白くないと言われる理由は

  • 映像と音楽はいいけどストーリーはイマイチ
  • 鈴芽と草太が惹かれあった理由があいまい
  • 登場人物の背景がはっきりしない
  • 災害を経験した方には重い
  • それでも映画を評価する声の方がずっと多い

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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