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すずめの戸締まりサダイジンの正体は?目的や環さんに取り憑いた理由についても

すずめの戸締まり

映画「すずめの戸締まり」の後半、道の駅大谷海岸で口論をしてしまう岩戸鈴芽と叔母の環さん。

「あんた、もううちから出ていきんさい!」「私の人生返しんさい!」と、環さんはきつい言葉を鈴芽にぶつけてしまいます。

このとき、環さんはサダイジンに取り憑かれていました。

これ以前にも、サダイジンは宗像草太の祖父・羊朗の病室に姿を現しています。

今回はそんなサダイジンの正体と目的を考察・解説します。

サダイジンが環さんに取り憑いた理由についても考察します。

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「すずめの戸締まり」サダイジンの正体

最初にサダイジンの初登場シーンを振り返ったうえで、その正体について考察します。

結論から書くと、サダイジンの正体は

  • 元は人間
  • 元は宗像羊朗の先輩閉じ師、または年長の身内の閉じ師

であると考察します。

サダイジンの初登場シーン

サダイジンの初登場は映画が後半に差し掛かったころ。

常世で要石になった宗像草太を助けたい鈴芽は、草太の祖父・宗像羊朗が入院する病院の病室へ。

羊朗は鈴芽に「人のくぐれる後ろ戸は生涯にひとつだけ」と話します。

4歳の時に被災した鈴芽は、勤務先の病院から帰ってこない母親を探しているうちに、後ろ戸を通って常世に迷い込んでしまいました。

 

羊朗は「その扉があなたが入ることのできる唯一の後ろ戸。その後ろ戸を探すことだ」と、鈴芽にアドバイス。

鈴芽が去った直後、病室の窓辺に現れたのが黒猫の姿をしたサダイジンでした。

サダイジンを認めた羊朗は「お久しゅうございます。とうとう抜かれてしまいましたな」とあいさつ。

続けて「あの子(鈴芽)についていかれますかな。よろしくお頼み申す」とサダイジンにお願いするのでいた。

サダイジンは東の要石

黒い猫の姿になる前のサダイジンは要石でした。

要石は2つあり、それぞれがミミズの頭と尻尾を押さえていました。

  • 西の要石:ダイジン・・・ミミズの尻尾を押さえる
  • 東の要石:サダイジン・・・ミミズの頭を押さえる

しかし、鈴芽がダイジンを抜いたことでミミズの尻尾が解放され、東京でミミズの頭を押さえていたサダイジンが抜けたことで、ミミズは完全に自由の身となってしまいます。

サダイジンの正体は元人間と考察

ここからサダイジンの正体を考察していきます。

サダイジンは元人間であると考えられます。

その理由は宗像羊朗の話にあります。

作品中盤、病室で羊朗は鈴芽に以下のように話します。

草太はこれから何十年もかけ、神を宿した要石になっていく。

現世の私たちの手は、もう届かん。

[中略]

あなたには分らんだろうが、それは人の身には望みえぬほどの誉れなのだよ。

引用元:「小説すずめの戸締まり」

ここで気になるポイントになるのは、「人の身には望みえぬほどの誉れ」という表現。

石像や銅像、木像、他の動物ではなく、生身の人間が要石になる、と解釈することができます。

サダイジンもダイジンも、元々は人間であり、何らかの理由で要石になったと考えることができます。

サダイジンは元閉じ師と考察

人間だったころのサダイジンは、羊朗の先輩閉じ師、または羊朗より年長の親族(身内)の閉じ師だったと考察します。

理由は、病室の窓辺に現れたサダイジンに、宗像羊朗が「お久しゅうございます」「あの子(鈴芽)についていかれますかな。よろしくお頼み申します」と話しかけていること。

羊朗の言葉から、羊朗はサダイジンと面識があること、サダイジンはおそらく羊朗より年長者であることが推測できます(羊朗が敬語を使っているので)。

 

また羊朗は鈴芽に「只人に関われることではないのだよ。すべて忘れなさい」と羊朗が言っていることから、一般の人間は常世で要石になることはできないと考えられます。

以上のことから、サダイジンは羊朗の先輩の閉じ師、または羊朗より年長の親族(身内)の閉じ師だったのではないでしょうか

サダイジンはなぜ抜けた?

映画中盤で地震が起きると、鈴芽と草太は後ろ戸があると思われる場所へ急ぎます。

すると御茶ノ水駅付近で大きな揺れが発生。

このとき草太は「抜けたんだ。二つ目の要石が!」と言っていましたね。

 

なぜサダイジンは抜けたのでしょう?

作中で説明はありませんが、宮崎で1つ目の要石(ダイジン)が抜けたことが大きな理由ではないでしょうか。

鈴芽がダイジンを抜いたことで、ミミズの尻尾が自由になっていました。

ある程度身動きが取れるようになったミミズが暴れて、その拍子に頭を押さえていた2つ目の要石(サダイジン)も抜けてしまったのだと考えられます。

 

なお古来から日本には、地震の原因になるナマズの頭と尻尾を押さえる2つの要石が実在しています。

昔の人も、ナマズを押さえるには要石が2つ必要だと考えたのですね。

 

「すずめの戸締まり」サダイジンの目的を考察

サダイジンの目的:人間の手で要石に戻してもらうこと

サダイジンの目的は要石に戻してもらうこと。

これはわかりやすいですね。

環さんに取り憑いたサダイジンでしたが、芹澤朋也の車に乗り込み、ダイジンといっしょに鈴芽の故郷を目指します。

そして道の駅大谷海岸を出発してしばらくしたころ、芹澤が鈴芽に「(ダイジンとサダイジンは)よほど鈴芽ちゃんにしてほしいことでもあるんじゃない?」と質問。

するとサダイジンが「そのとおり」「ひとのてで もとにもどして」と返答。

「元に戻して」とは、「要石に戻して」という意味に解釈できます。

サダイジンは再び要石になることで、ミミズの頭を押さえようとしていたことがわかります。

サダイジンが環さんに取り憑いた理由を考察

道の駅大谷海岸の駐車場で鈴芽と環さんがケンカをした時、サダイジンは環さんに取り憑きます。

そして、これまで言ったことのない本音を吐き出させます。

なぜサダイジンは環さんに取り憑いて、「出ていきんさい!」とまで言わせたのでしょう?

本音をぶつけ合うことで関係をよくするため

サダイジンが環さんに取り憑いて、本音を吐き出させたのは、環さんと鈴芽の関係をよくするためだったと考えられます。

旅に出た鈴芽に大量にLINEを送ったり、鈴芽におばさん弁当を持たせたりなど、環さんには過保護、かつ過干渉の傾向があります。

そんな環さんを、鈴芽は重いと感じていました。

2人の関係は決して悪いものではありませんでしたが、本音をぶつけ合うことは少なかったと思われます。

そんな様子に気付いたサダイジンは、環さんと鈴芽の関係をよくするために、環さんに取り憑いて、2人に本音をぶつけさせようとしたのではないでしょうか。

結果として関係はよくなった

「出ていきんさい!」「私の人生返しんさい!」と鈴芽に言ってしまった環さんは落ち込み、芹澤の前で涙を流します。

でも鈴芽を乗せて、必死に自転車を漕ぐ環さんの表情は晴れやかでした。

そして駐車場で言ったことは胸の中で思ったことはあるが、それだけではない、と鈴芽に話します。

鈴芽も「ごめんね」と謝罪。

2人の関係がよくなっていたことがわかります。

 

旅から帰った後の環さんと鈴芽は、口げんかすることが増えましたが、それすらも鈴芽は気持ちいいもの、と感じている様子。

サダイジンが環さんに本音を吐露させたこととは無縁ではないでしょう。

単なる気まぐれかも?

サダイジンが環さんに取り憑いたのは、単なる気まぐれの可能性もあります。

猫の姿になり、自由気ままに振る舞うダイジンに対して、サダイジンは落ち着いた大人の振る舞い(笑。

それでも「気まぐれは神の本質」と作中で草太が言っている通り、サダイジンも気まぐれな猫の性格を持ち合わせているのかもしれません。

もしサダイジンが気まぐれなら、環さんと鈴芽を驚かせるために、興味本位で環さんに乗り移ったのかも!?

 

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まとめ

「すずめの戸締まり」のサダイジンに注目しました。

  • サダイジンは東京でミミズの頭を押さえる要石だった
  • 正体は元人間、かつ羊朗の先輩閉じ師、または羊朗より年長の親族(身内)の元閉じ師だと考えられる
  • 目的は要石の姿に戻してもらうこと
  • 環さんに取り憑いたのは、環さんと鈴芽に本音をぶつけさせることで、関係をよくするため
  • 単なる気まぐれで環さんに取り憑いた可能性もある

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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