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すずめの戸締まりの昭和ポップス(歌謡曲)!けんかをやめて・夢の中へなど懐メロまとめ

すずめの戸締まり

2022年公開の映画「すずめの戸締まり」。

女子高生と椅子になってしまった閉じ師が、猫を追いながら廃墟で開く後ろ戸を閉める、という設定やストーリーの秀逸さもさることながら、印象的なのは作中で使われる音楽。

特に昭和を代表する歌謡曲(当時はポップミュージック、Jポップという言葉はなく、流行りの歌を歌謡曲と呼んでいました)が多く登場しますね。

今回は「すずめの戸締まり」の中で流れた昭和ポップスをまとめました!

「けんかをやめて」「夢の中へ」「ギザギザハートの子守歌」など、昭和を生きた方なら懐かしくなる曲がたくさんありますよ。

若い世代の方は、それなりに楽しんでくださいね(笑。

すずめの戸締まり記事一覧はここから

 

「すずめの戸締まり」で流れる昭和ポップス(歌謡曲)まとめ

二ノ宮ルミのスナック・はぁばぁで客がカラオケで歌った曲

神戸を目指す鈴芽と草太を車で拾ってくれたのが、兵庫県神戸市の九宮筋商店街ではぁばぁというスナックを経営する二ノ宮ルミ。

はぁばぁのお客さんがカラオケで歌っていた曲を2つご紹介します。

ギザギザハートの子守歌:チェッカーズ(昭和58年)

ルミに呼ばれた鈴芽がお店に行ったときに、男性客が歌っていたのが、チェッカーズのデビューシングル「ギザギザハートの子守歌」。

昭和58年(1983年)にリリースされた、チェッカーズ初期の代表曲です。

この曲がすごいところは

  • セカンドシングル「涙のリクエスト」
  • サードシングル「哀しくてジェラシー」

ともに、3曲同時にトップ10入りを果たしたこと。

「ちっちゃなころから悪ガキで」という歌い出しの歌詞が印象的でした。

男と女のラブゲーム:日野美歌・葵司朗(昭和62年)

ルミの経営するスナックで、2曲目に歌われたのが「男と女のラブゲーム」。

1986年に「タケダ胃腸薬21」のCMに起用され、武田鉄矢さん&芦川よしみさんがデュエットしました。

「飲みすぎたのは、あなたのせいよ」という歌い出しが、胃腸薬のコマーシャル曲にピッタリ!

CMを想定して作られた曲だったため、当初はサビの部分しかありませんでしたが、あまりの人気のために最後まで曲が作られ、昭和62年(1987年)にリリース。

このときは日野美歌さんと葵司朗さんが歌いましたが、その後多くの歌手がカバー。

武田鉄矢さんと芦川よしみさんもシングルを発売しました。

現在でもカラオケで歌っている方は多いようですね!

 

芹澤朋也のオープンカーで流れた曲

芹澤朋也の愛車は、カブキ(歌舞伎町?)で働く先輩から格安で譲ってもらったという赤いオープンカー。

芹澤はこのオープンカーを運転し、鈴芽と環さんを岩手県まで送ることになります。

芹澤は環さんを意識してか、昭和歌謡曲をたくさん流しますが、推定40歳の環さんにとっては選曲が合っていないかも!?

 

リュージュの伝言:荒井由実(昭和50年)

御茶ノ水駅を出発し、芹澤が最初にかけた曲が「リュージュの伝言」。

結婚して松任谷由実さんになる前の荒井由実さんが、昭和50年(1975年)にリリースした5枚目のシングル。

車に乗り込む前に、鈴芽と環さんが口論してしまったので、芹澤は明るく高揚感がある曲を選んだのかもしれません。

「リュージュの伝言」が流れているとき、芹澤は

  • 自分は立教大学教育学部に通う大学生であること
  • 教師を目指していること

を環さんに話します。

環さんは、姪の鈴芽を引き取って育てていることを話していましたね。

タバコを吸う芹澤を、渋い表情で見る環さんが印象的。

これからドライブが始まる!という雰囲気を盛り上げてくれましたが、鈴芽も環さんもドライブどころではなかったかもしれません・・・。

SWEET MEMORIES:松田聖子(昭和58年)

車中で2曲目に流れたのが「SWEET MEMORIES」。

昭和58年(1983年)リリースされた、松田聖子さんの14枚目のシングルです。

サントリーCANビールのCMに起用されたときには、ペンギンのキャラクターが登場し、人気になりました。

相変わらず鈴芽と環さんの間の空気は険悪で、芹澤も「闇が深い一家だ」と感じていました。

夢の中へ:井上陽水(昭和48年)

車内で3曲目に流れたのが「夢の中へ」。

芹澤が「にゃんにゃんにゃにゃん」と歌っていましたね(笑。

「夢の中へ」は昭和48年(1973年)にリリースされた井上陽水さんの曲で、その後も多くの歌手にカバーされました。

このころの井上陽水さんには、「傘がない」「心もよう」などの代表曲があります。

卒業:斉藤由貴(昭和60年)

道の駅大谷海岸を出発した芹澤のオープンカー。

最初にかけた曲が、斉藤由貴さんの「卒業」。

若い方には女優のイメージが強いかもしれませんが、斉藤由貴さんはかつてアイドル歌手として歌っていました。

「卒業」は昭和60年(1985年)にリリースされましたが、卒業ソングとして長い間人気がある曲です。

芹澤のオープンカーにはサダイジンも合流。

「卒業」はほんの一瞬だけ流れましたね。

ちなみに斉藤由貴さんは、上でご紹介した井上陽水さんの「夢の中へ」もカバーしていますよ!

バレンタイン・キッス:国生さゆり(昭和61年)

「卒業」の次に流れた曲は、国生さゆりさんの「バレンタイン・キッス」。

1986年(昭和61年)2月1日、バレンタインデイに合わせてリリースされた曲です。

正確には国生さゆりwithおニャン子クラブ名義で発売されており、バックコーラスは白石麻子さんと渡辺美奈代さんが担当。

シングル売り上げ55万枚といいますから大ヒットですね。

「バレンタイン・キッス」もほんの一瞬だけ流れました。

けんかをやめて:河合奈保子(昭和57年)

昭和57年(1982年)にリリースされた河合奈保子さんの10枚目のシングルです。

竹内まりやさんが作詞作曲した「けんかをやめて」は、河合奈保子さんの歌唱力を十二分に引き出していますね。

 

場の空気をよくするために選んだ曲なのに、鈴芽と環さんの反応はまったくなし。

芹澤はその後も「晴れると気持ちいいでしょ、この車」「あ、虹!幸先いいな!」と鈴芽たちに話しかけますが、車内の重い空気は変わらず。

この直後、サダイジンが「人間の手で元に戻して」としゃべったことに驚いた芹澤は、ハンドル操作をミス!

車は道路わきに落ちてしまいます。

その他エンドロールで紹介された昭和歌謡曲・懐メロまとめ

ここまでご紹介した以外にも、映画「すずめの戸締まり」のエンドロールには昭和歌謡曲が流れてきます。

ただし私が見た限りでは、映画の中では使われていません。

小説の中に記述があるものだと思われます。

2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-:郷ひろみ(昭和59年)

昭和59年(1984年)に発売された郷ひろみさんの50作目のシングル「2億4千万の瞳」。

郷さんのジャパン!を印象付けた曲ですね。

いくつものヒット曲を持つ郷ひろみさんの代表曲ですが、若い世代には「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「2億4千万のものまねメドレー選手権」のイメージが強いかも!?

ただ、作中ではどこで流れたのが見逃してしまいました。

俺ら東京さ行くだ:吉幾三(昭和59年)

「俺ら東京さ行くだ」も劇中で流されたようです。

昭和59年(1984年)に発売された吉幾三さんのヒット曲ですね。

ただ、小説ではルミさんのスナックで客が歌うシーンが描写されていますが、映画ではどこで流れたのが見逃してしまいました。

東京行きの新幹線のシーンで流れたとの情報もあるので、次に機会に確認するつもりです。

 

「俺ら東京さ行くだ」を歌っていたころの吉さんはコミック路線。

ですがその後は「雪國」「酒よ」「酔歌」などの本格的な演歌で人気になっていくんですよね!

糸:中島みゆき(平成4年)

昭和ではありませんが、平成初期の歌も劇中で流されました。

平成4年(1992年)リリースの中島みゆきさん20作目のアルバム「EAST ASIA」の最後に収められた「糸」です。

令和の現在でも、披露宴で花嫁の父親が歌うことがある曲ですね。

ただし映画のどこで流されたのかはわかりませんでした。

銀河鉄道999:ゴダイゴ(昭和54年)

どのシーンでかかったかはわかりませんでしたが、エンドロールにあったのがゴダイゴの「銀河鉄道999」。

昭和54年(1979年)公開の映画「銀河鉄道999」の主題歌に使われました。

映画「999」の主人公・星野鉄郎にエールを送るような力強さが印象的な曲です。

 

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まとめ

二ノ宮ルミのスナック・はぁばぁで流れた曲

  • ギザギザハートの子守歌
  • 男と女のラブゲーム

芹澤朋也のオープンカーで流れた曲

  • リュージュの伝言
  • SWEET MEMORIES
  • 夢の中へ
  • 卒業
  • バレンタイン・キッス
  • けんかをやめて

映画のエンドロールにある昭和歌謡曲

  • 2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-
  • 糸:中島みゆき
  • 銀河鉄道999:ゴダイゴ

映画「すずめの戸締まり」で流れた昭和ポップスをまとめました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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