すずめの戸締まりはなぜ批判される?過去作に似ているからなのか考察

すずめの戸締まり

2022年11月11日公開の映画「すずめの戸締まり」。

日本全国に点在する後ろ戸を閉じていく中で、主人公・岩戸鈴芽(いわとすずめ)が成長していくロードムービーです。

私も公開初日に観てきました(その後も何度も見ましたが)!

そんな「すずめの戸締まり」には賞賛の声が多数寄せられている一方で、批判の声もあるようで・・・。

なぜなのでしょう?

今回は「すずめの戸締まり」が批判される理由を3つの観点から考察します。

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「すずめの戸締まり」はなぜ批判されるのか3つの理由を考察

個人的には「すずめの戸締まり」が批判される理由は3つあると考えています。

地震・震災の描き方がリアルすぎて災害に遭われた方にはつらすぎる

1つ目の理由は、地震や震災の描き方がリアルすぎるというもの。

作品序盤、4歳の鈴芽は母親を探して歩き回ります。

このとき、すでに津波に飲まれた家々は、かつての面影を感じさせないほど崩壊していました。

また、17歳の鈴芽が教室にいたときに地震警報が鳴りますが、描き方がリアル。

さらに作品終盤で鈴芽やダイジン、サダイジンが常世に入った映像は衝撃的。

津波により打ち上げられた船が建物の天井に乗っていた映像を見て、3・11を思い出した方は多いはず。

津波警報が出されるシーンも見ていてつらかったです。

3・11の震災を真正面から扱ったという意味では評価はできますが、地震の被害に遭われた方にはショッキングだったのではないでしょうか。

以上のことを踏まえると、「すずめの戸締まり」に批判の声があるのは仕方がないかもしれません。

今回も災害を扱っている

「すずめの戸締まり」は、新海誠監督が自ら脚本・監督を務めた作品としては3作品目ですね。

ここで「君の名は」(2016年公開)、「天気の子」(2019年公開)、「すずめの戸締まり」(2022年公開)に共通する点を挙げると

  1. 女子高生が主人公
  2. 災害を扱っている

主人公が女子高生という点はさておいて(笑)、「今回も災害か」と思った方は少なくないはず。

もちろん3作品とも災害との向き合い方が違いますし、描かれ方も異なりますが、こうも災害が映画の中で取り上げられると「またか?」という気持ちになる方もいると思われます。

 

なお、監督の新海誠さんが「すずめの戸締まり」で大震災を描いた理由については、監督自らが以下のインタビューで答えています。

一度ご覧ください。

鈴芽の行動への批判

鈴芽の行動に対する批判もあるようですね。

  • 登校せず、草太を探しに廃墟に行ってしまう
  • ダイジンを探して家出
  • スナックでアルバイト(?)
  • 自分を心配してくれる環さんを無視
  • 多くの人に迷惑を掛けながら旅を続ける

特に道の駅大谷海岸の駐車場で、環さんと口論したシーンは印象的。

サダイジンに取り憑かれたので、環さんがきついことを言ったのは事実ですが、それでも心配してくれる環さんに「それが私には重いの!」という鈴芽には問題がありましたよね。

環さんと本音をぶつけ合ったことで、その後の関係が少しよくなったのは救いですが。

 

なお「小説すずめの戸締まり」には、映画では描かれていない鈴芽の心境が事細かに描かれています。

鈴芽の心のうちを詳しく知りたい方は、一度読んでみてはいかがでしょうか?

 

「すずめの戸締まり」には賞賛の声が圧倒的

ここまで「すずめの戸締まり」が批判される理由を3つの観点から解説してきました。

一部には批判や疑問もるようですが、「すずめの戸締まり」には賞賛の声が圧倒的。

いくつかご紹介すると、

批判の声はごく一部ですし、それに対する新海誠監督の答えにも納得がいきます。

すべての方におススメするわけではありませんが、一度見る価値はあると言えるでしょう。

 

「すずめの戸締まり」を見た筆者の感想

2022年11月11日、MOVIX宇都宮で「すずめの戸締まり」を鑑賞。

私は「小説すずめの戸締まり」を3回ほど読んでいたので、ストーリーはインプット済み。

それでも映画の面白さは小説のそれを大きく上回り、期待以上の内容でした!

私はテレビやDVDだけでしか新海誠監督作品を見たことがありませんでしたが、映画館での映像や音楽の迫力は最高。

ストーリーもさることながら、声優さんもすばらしく、特に鈴芽を演じた原菜乃華の演技には引き込まれました。

要石になってしまった草太を何としても助ける、という強い意志や気迫を感じることができました。

わずか数日の間に成長する鈴芽の姿の描き方も秀逸でした。

 

ただ、映画初見の方が1回のみの鑑賞ですべてを理解するのはむずかしいかも!?

これは「君の名は」「天気の子」にも共通して言えることですが、2、3回と見るのがいいですね。

いずれにしても過去作を上回っていることは間違いありません。

ぜひ映画館で見ることをおススメします!

 

まとめ

「すずめの戸締まり」が批判される3つの理由を考察しました。

  • 地震・震災の描き方がリアルすぎて災害に遭われた方にはつらすぎる
  • 今回も災害を扱っている
  • 鈴芽の行動への批判

また作品を高く評価する声もご紹介しました。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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