「ダーウィンズゲーム」のハンティングゲームで、リクやモクレンが住む孤島にいたドウメ。
ドウメとは一体何なのか、その正体を考察します。
また渋谷に突如現れたグリードとの関係についても考察します。
目次
「ダーウィンズゲーム」ドウメの正体を考察!人類のなれの果てなのか?
ダーウィンズゲームでドウメが怖すぎてビビった! pic.twitter.com/GV9hFdDKpw
— SATORU (@SATORU4976) February 1, 2020
「ダーウィンズゲーム」でドウメが登場したのは9~13巻のハンティングゲーム。
ドウメはゲームマスターが仕込んだものではありません。
しかしドウメを倒すと200ポイント、ドウメのボス(女王)を倒すと10000ポイント獲得できるルールになっていることから、ゲームマスターは孤島にドウメがいることがわかっていた、と考えられます。
ドウメについてわかっていること
まず「ダーウィンズゲーム」9~13巻までの内容から、ドウメについてわかることを整理します。
- 目が多数あり、強大なゴリラのような姿をしている
- 念動系のシギルを使い、銃弾などを避けることができる
- フラッシュバンの攻撃を防ぐなど、学習能力や知力が高い
- ツキノワグマやヒトを捕食する
- カイギュウと呼ばれる海の生物に乗って日本邑のある島にやってきて、5,000頭もいる可能性がある
- ハンティングゲームの1ヶ月前にコロンビアで発見され、アメリカ軍と戦った
- ジスラン博士の研究によるとドウメもカイギュウも自然発生した新種で、カイギュウはザトウクジラの近縁種、ドウメはホモサピエンスの近縁種
- ドウメとヒトは遺伝子が99%以上共通している
- ゲームマスターはドウメを「人類のなれの果て」と表現していた
どの情報も重要ですが、個人的に気になるのは7,8,9。
ドウメは人工的に作られたものではなく、自然発生した新種で、99%以上ヒトと遺伝子が共通している。
しかもゲームマスターはドウメが発生した経緯をすでに知っている、ということです。
ドウメは人類のなれの果てなのか?正体を考察
ゲームマスターが「人類のなれの果て」と言っていることから、ドウメはヒトから発生したのは間違いないでしょう。
ヒトの進化の過程で発生したのであれば恐ろしいことです。
とはいってもどのような進化を経てヒトがドウメになるのか、についてはマンガ20巻まで読んでもわかっていません。
ジスラン博士の研究ではドウメやカイギュウは自然発生したとなっていますが、人工的に遺伝子が組み替えられた可能性も考えられます。
まだドウメの正体についてはわかりませんが、わかり次第追記していきます。
コロンビアのドウメと孤島のドウメは同じ?
警察の綾小路警視によると、ハンティングゲームの1ヶ月前にコロンビアで米軍が1頭のドウメと交戦し、死体を回収しました。
米軍はドウメに地雷を踏ませて倒すことと引き換えに、150人以上の犠牲者を出します。
ここで気になるのは、コロンビアのドウメとハンティングゲームのドウメは同じものか、ということです。
個人的には同じドウメではあるものの、生きている時代は別、と考えています。
ハンティングゲームが行われた孤島は、ゲーム期間中だけ太平洋上に現れ、ゲームが終わると元の世界(おそらくは未来)に転送されます。
それに対して米軍がコロンビアでドウメと戦ったのはハンティングゲームの1ヶ月前のこと。
つまり同じ生物ですが、生きている時代は別ということです。
コロンビアのドウメは、ハンティングゲームが行われた島から泳いできた、と書いているブログ記事を見かけましたが、そう考えるのは間違っていると思っています。
現在の世界にすでにドウメはいる?
コロンビアでドウメが発見され、米軍と交戦したということは、この世界にはすでにドウメがいるということです。
ハンティングゲームの最後に米軍が孤島のドウメに攻撃したのも、現在の世界にドウメを増やしたくないからだと考えられます。
アメリカは世界のリーダーとしての威信をかけて、人類の脅威となりうるドウメを根絶したいと考えているのでしょう。
人類はドウメに勝つことができるのか?
人類がドウメに勝つことができるのか、考えてみます。
ドウメは体が大きく力があり、念動系のシギルを使い銃弾を避けることができます。
そこで相性がいいのはオボロのように、ドウメを上回る念動系のシギルを持つDゲームプレーヤーがドウメと戦うことです。
次に考えられるのは、モクレンのように槍(やり)で戦うか、カネヒラのように剣の達人が剣で戦うことです。
カネヒラはシギル・ハレーションゴーストを使い1頭のドウメを倒しましたから、剣での戦いが有効であることがわかります。
最後に米軍のハリス上級曹長が言っていたように、スモーク弾で視界を奪い、銃で牽制し、ハリスのシギル「万能とは剛力なり(ヘラクレス)」で仕留める、という方法です。
ヘラクレスとは戦車の鋼板を貫くほどの怪力を得ることができる能力という能力のこと。
ただしオボロ、カネヒラ、ハリスのようなシギルの持ち主は多くはいないので、現状では倒せる頭数は限られてしまうでしょう。
ドウメとグリードの関係を考察
ダーウィンズゲームのグリードはサイズがSでもクマサイズ! pic.twitter.com/udVO2jKeiy
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グリードが登場したのはシブヤハンティングゲーム
グリードが登場したのは、海賊王の決闘ゲームが行われている最中。
渋谷のモヤイ像の周囲にグリードS(小型のグリード)が転送され、人々を襲って食べてしまいます。
その直後「シブヤハンティングゲーム」の告知がされ、サンセットレーベンズのメンバーたちがグリードと戦います。
またその後に巨大がグリードLLが転送され、シブヤの街を破壊していきます。
グリードSとグリードLL
グリードにはツキノワグマほどの大きさのグリードSと、マンモスのようなグリードLLがいます。
グリードSは警察官が持つ拳銃では倒すことができませんが、レインの狙撃や、スイのシギル+リュージの銃で殺すことができました。
またグリードSはドウメと同じく人間を捕食します。
一方のグリードLLは鼻から酸を出し攻撃することができ、オージによると倒すためには20mm以上の機関砲がいるとのことでした。
なおグリードがシギルを使えるかどうかは不明。
どんな動物の近縁種なのかについてもわかっていません。
グリードをシブヤに転送したのはだれ?
グリードをシブヤに転送したのは誰か、考えてみます。
18巻でゲームマスターが
まだゲートが閉じないのか。今回はどれほど送り込むつもりだ?
前回の接触ではたった4頭の討伐に12人を失ったが、こちらも前回とは違うぞグリードども
と言っていること。
またグリードが送り込まれてからイベントの通知がされたこと、シブヤに人がそのままいたことから、シブヤにグリードを転送したのはDゲームのゲームマスターではないことがわかります。
では誰がどんな目的でシブヤにグリードを送り込んだのでしょう?
少なくとも世界線Oではないでしょうし、孤島のアラバキということもないでしょう。
となると別の世界のゲームマスターの可能性が考えられます。
マンガ20巻までの内容から判断すると、「ダーウィンズゲーム」には世界線N以外に、世界線Oなどのパラレルワールド、または未来や過去の世界があると考えられます。
目的についてはわかりませんが、別の世界のゲームマスターがグリードをシブヤに送り込んだと考えるのが妥当でしょう。
ちなみにDゲームのゲームマスターの台詞「こちらも前回とは違うぞ」は、サンセットレーベンズのメンバーのことを言っているものと思われます。
ドウメとグリードの共通点を考察
単行本20巻で、ククリがカナメとシュカに1,000年前に卓越した「遠見」の持ち主が書いた絵を見せるシーンがありますが、それはまさにシブヤで暴れているグリードLLそっくりでした。
カナメもシュカもこの絵を見てドウメを思い出していました。
シュカはドウメとグリードLLについて「どこか通じるものを感じる」「どこか人工的に感じられる」「生き物をわざと醜く作り替えたみたい」と表現していました。
ジスラン博士はドウメを「ホモサピエンスの近縁種」、ゲームマスターは「人類のなれの果て」と言っていましたが、もしかすると何らかの目的でだれかが遺伝子を操作している可能性も考えられます。
ドウメとグリードの共通点についてもわかり次第追記します。
ドウメやグリードは「ダーウィンズゲーム」の目的に関わる?
ダーウィンズゲームが行われているのは、ドウメやグリードから世界線Nを守るため。
つまりドウメやグリードの存在は、Dゲームの目的に直結しているのです。
ゲームマスターである至道イザヤはシギルをばらまき、Dゲームプレーヤーを増やすことで、ドウメやグリードと戦わせようとしたのだと考えられます。
実際に単行本25巻では、東海道打通作戦と称し、Dゲームプレーヤーたちがグリードと戦いますからね。
まとめ
この記事では「ダーウィンズゲーム」に登場するドウメ、グリードについて考察しました。
ドウメは人類が自然に進化したのか、人工的に作られたのかはわかりませんし、グリードとの関係もはっきりわかりません。
ただDゲームの目的と関わっていることは確かなようです。
今後新しい情報が入り次第考察を加えていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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