「不滅のあなたへ」観察者(黒いの)の目的を考察!正体は何者かについても

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「不滅のあなたへ」で、ありとあらゆるものに変化する球(きゅう)を大地に投げ入れ、その様子を観察する「観察者」。

「不滅のあなたへ」はフシやノッカーの存在など謎が多い作品ですが、「観察者」についてもわからないことが多くあります。

ここでは「不滅のあなたへ」の「観察者」の目的や正体を考察します。

なおこの記事は単行本12巻までの内容に基づいています。

「不滅のあなたへ」の観察者(黒いの)の特徴

引用元:「不滅のあなたへ」2巻

まず最初に「不滅のあなたへ」の「観察者」の特徴をまとめました!

「不滅のあなたへ」は「観察者」の一人称で進む

「不滅のあなたへ」は「観察者」が球(きゅう)をこの大地に投げ入れたことから話が始まりますが、物語のところどころで「観察者」が解説またはナレーションを付け加えながら話が進んでいきます。

まさに「観察者」が、フシやその周囲の人物に何が起こっている様子をつぶさに観察しているかのようです。

なお「観察者」は真っ黒なローブを着た男性の姿をしているため、フシからは「黒いの」、ウラリス王国のボン王子からは「ミスターブラック」とも呼ばれています。

フシ以外は「観察者」の姿を見ることができない

フシ以外の人物に「観察者」の姿を見ることはできません。

単行本3巻24話にフシが「観察者」と会話しているところにグーグーが現れたシーンがありますが、グーグーには「観察者」の姿が見えないため、グーグーはフシが独り言を言っているのかと勘違いしていました。

ただしこれには例外が存在します。

小さい頃から霊の存在を見ることができるウラリス王国のボン王子は「観察者」の姿を見ることができます。

また単行本10巻93話では「観察者」はカイ、ハイロ、メサールの前に突然姿を現します。

「観察者」は自分の意志で人に見えるようになれると考えられます。

フシにアドバイスしたり情報を伝えたりするが行動を強制することはない

引用元:「不滅のあなたへ」3巻

「観察者」はフシに「ノッカーが〇〇に来た」とか「ノッカーは向き合うことをやめると更に脅威になる」など、アドバイスをしたり情報を伝えたりします。

しかしフシに行動を強制することはなく、どう行動するかについてはすべてフシの自発性に任せています。

ただ「観察者」がフシにとって有益な情報を意図的に教えないことはあります。

例えばフシが死者を生き返らせる能力があることを「観察者」は知っていましたが、その能力をフシに伝えることはしませんでした。

理由は不明ですが、困難を経験させることでフシが成長することを期待しているのかもしれません。

フシやフシの周囲の人間に危害を加えることはない

「観察者」はフシやフシの周囲に人間に危害を加えることはありません。

ですからフシやフシの仲間のそばに「観察者」が近づいてきても、フシは心配することはありません。

その代わりと言っては何ですが、「管理者」はフシに協力してノッカーを倒すこともしません。

「観察者」にはノッカーを倒す力があると思われますが、フシの成長を見届けるためにあえてフシに手を貸さないのだと考えられます。

「私はいずれいなくなる」

「観察者」が「私はいずれいなくなる」とフシに言うシーンがあります。

「いなくなる」とは、「観察者」がフシの前から姿を消すのか、それとも「観察者」の存在自体がなくなるのかは不明です。

ただ「観察者」は、自分がいなくなる時までにフシを強い存在にしたいと思っていることは間違いないようです。

「不滅のあなたへ」の観察者の目的を考察

引用元:「不滅のあなたへ」9巻

ここからは「観察者」の目的を考察します。

まず最初に言及しておきますが、単行本12巻までで「観察者」の目的について明確にはわかっていません。

ここではこれまでにわかる内容から「観察者」の目的を考察します。

観察者の目的を示唆するセリフ

「観察者」の目的に関連すると考えられるセリフに以下のようなものがあります。

お前はこの地の情報を収集し保存するための装置だ

それを作ったのがこの私だ・・・

すべてのものは滅びる だからお前が必要なのだ

お前はこの世で唯一特別な存在だ

引用元:「不滅のあなたへ」4巻

このセリフから「観察者」はフシに「この地(世界)の情報を収集し保存する」ことを期待していることがわかります。

また「観察者」にはこんなセリフもあります。

お前には万物を保存するという課題がある

例えばあの海を再現できるようになればお前は完成したと言えよう・・・

お前には意識が必要だ あれは自分のものだという意識が

引用元:「不滅のあなたへ」7巻

ここで「観察者」が言う「あれ(海)は自分のものだという意識」とは、海はフシの所有物という意味ではなく、フシが海全体に自分の神経を張り巡らせることで海と一体になり、海を支配できるようになることを意味している、と考えられます。

 

さらに単行本9巻にはカハクの左腕に取り憑いたノッカーが、以下のようなことを地面に書く場面があります。

フシ:あんたらノッカーの目的は何だ?

ノッカー:みんなをたすけるため あなたをつくったはなかまをとじこめています

フシ:仲間!?どこに!?

ノッカー:からだ・・・

むこうにいけばそれもなくなる

それをえいえんのものにするくろいひととフシをみんなゆるさない

引用元:「不滅のあなたへ」9巻

カハクの左腕に寄生したノッカーは、自分たちは人間を殺すことで人の体に閉じ込められているファイ(魂)を自由にしたいが、それを邪魔しているのが「観察者」とフシである、と言っていると考えられます。

観察者の目的を考察

「観察者」は「この世界を保存するため」にフシを生み出したわけですが、それには大いなる目的があるようです。

ただここまで紹介したセリフや作品内での情報だけでは、その目的が何であるか、はっきりしたことはわかりません。

ただ個人的には、ノッカーが人や動物を殺して新しい世界や秩序を作り出そうとしているのに対して、「観察者」側は現状を守ることが狙いではないか、と考えています。

現状を守るために「観察者」はフシに「この世界の情報を収集し保存」させようとしているのではないでしょうか。

「観察者」また「ノッカー」の目的は物語が進むにつれてさらに明らかになっていくと思われます。

わかり次第追記します。

「不滅のあなたへ」の観察者の正体は何者か考察

引用元:「不滅のあなたへ」6巻

「観察者」の正体についても単行本12巻までの内容では明確な答えはわかりません。

ただ個人的には、単行本6巻54話にある「観察者」とビオランのやり取りにヒントがあると考えています。

自分の死期が近い悟ったビオランは「観察者」に「ワシを連れて行け。できるなら今度はフシの役に立つものに生まれ変わらせろ」と語りかけます。

すると「観察者」は「楽園にとらわれる前に私が迎えに行く」と答え、その直後にビオランは息を引き取ります。

 

ここで気になるのは「観察者」が「楽園にとらわれる」という表現を使っていることです。

多くの宗教や信仰において、楽園とは苦しみのない生活を送ることができる「パラダイス」を意味しますが、「観察者」は楽園を否定的に捉えているように私には感じられます。

このことから「観察者」は悪魔または神から離反した堕天使ではないかと考察します。

少なくともスピリチュアルな存在であることは間違いないでしょう。

いずれにしても12巻までの内容では、「観察者」も「ノッカー」も正体や目的は明確ではありません。

今後さらに考察を続けていきます。

まとめ

この記事では「不滅のあなたへ」の「観察者」についてまとめました。

「観察者」の特徴は

  • 「不滅のあなたへ」は「観察者」の一人称で進む
  • フシ以外は「観察者」の姿を見ることができない
  • フシにアドバイスしたり情報を伝えたりするが行動を強制することはない
  • フシやフシの周囲の人間に危害を加えることはない
  • 「私はいずれいなくなる」と言っている

「観察者」の目的は

  • 明確ではないが、世界の現状を守るためにフシに「この世界の情報を収集し、保存」させようとしていると考えられる

「観察者」の正体は

  • 悪魔や神から離反した堕天使であると考えられる

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 
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