「東京リベンジャーズ」で、キヨマサ(清水将貴)とぺーやん(林良平)がドラケンの命を狙った8・3抗争。
この抗争でタケミチ(花垣武道)は、ドラケン死亡を阻止するというミッションを達成します。
さて8・3抗争の終盤、愛美愛主(メビウス)総長代理の半間修二が、「関東最凶の暴走族連合が誕生する!芭流覇羅(バルハラ)だ!」と、マイキーに告げます。(マンガ27話)。
半間は芭流覇羅(バルハラ)の初代副総長に就任すると言います。
バルハラとは一体どんな暴走族なのでしょう?
この記事ではバルハラの誕生経緯や総長、主要メンバーについて解説します。
目次
「東京リベンジャーズ」”首のない天使”芭流覇羅(バルハラ)とは?
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バルハラ結成の経緯
芭流覇羅(バルハラ)は、愛美愛主(メビウス)が東京卍會に敗れたあとに誕生した暴走族チーム。
東京卍會とメビウスの残党が戦った8・3抗争の後、半間修二が元メビウスのS63組とH1組を、羽宮一虎が反”東京卍會”勢力をまとめ上げて立ち上げたのがバルハラです。
後で解説しますが、羽宮一虎とは東京卍會創設メンバーの一人で、のちにマイキーと決別した人物。
なお東京卍會とメビウスの抗争を陰から操っていた稀咲鉄太は、メビウスのH2組50人を引き連れ東京卍會に加入し、参番隊長に就任。
稀咲の加入により、構成員100人だった東京卍會は150人に膨れ上がりますが、バルハラの構成員は東京卍會を上回る約300人。
しかも実際には稀咲は東京卍會の敵ですから、東京卍會は血のハロウィンでで苦戦を強いられることになります。
”首のない天使”の意味
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しかもみゆちゃん星人が好きなチーム
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芭流覇羅(バルハラ)は”首のない天使”と呼ばれています。
総長が不在で、その姿を見た者がいないからです。
バルハラの総長は稀咲鉄太ではないか、と松野千冬は推測していました。
しかし黒幕・稀咲は「血のハロウィン」で佐野万次郎(マイキー)に羽宮一虎を殺させ、身代わりを出頭させることでマイキーを取り込んで、バルハラの総長に据えるつもりでいました。
さらに稀咲は、ルハラと東京卍會を合併し、マイキーを自分の傀儡(かいらい)にしようとしていたのです。
場地圭介が芭流覇羅(バルハラ)加入
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稀咲がマイキーに「金でパーちん(林田春樹)を出所させる代わりに、自分を参番隊隊長に任命しろ」と話す場面を見た場地圭介は、内部から稀咲の尻尾をつかむためにバルハラに加入。
場地は東京卍會を裏切ったのではなく、東卍を守るためにバルハラに加入したのです。
「(東リベ)」芭流覇羅(バルハラ)総長やメンバーなど組織図で解説
総長:不在
前で説明した通り、総長は不在であることから、バルハラは”首のない天使”と呼ばれていました。
黒幕・稀咲鉄太はマイキーに羽宮一虎を殺させ、身代わりを出頭させることで、マイキーを取り込み、バルハラの総長に就任させようとしていました。
その後、バルハラと東京卍會を合併させ、マイキーをトップにした凶悪集団を結成。
稀咲は黒幕として、マイキーを陰から操ろうとしていたのです。
副総長:半間修二
半間修二は愛美愛主(メビウス)で稀咲哲太が見出した人物。
2005年7月、稀咲から「オレの駒になれ」と言われた半間は、稀咲に他の不良とは違う何かを感じます。
それ以降、半間は稀咲とともに行動するようになります。
ケンカではドラケン(龍宮寺堅)と互角に渡り合えるほどの実力の持ち主で、左手に「罪」、右手に「罰」の刺青と、「ダリィ」という口癖が特徴。
8・3抗争後は、東京卍會参番隊隊長に就任した稀咲と裏で繋がりつつ、元メビウスのS63組とH1組をまとめ上げ、芭流覇羅(バルハラ)を結成。
2005年10月31日、東京卍會との全面抗争に挑みます。
No.3:若宮一虎
東京リベンジャーズ最新巻ゲットで表紙の一虎カッコイイ!
読んでくうちにお気に入りキャラが増えていく(笑)
マイキー、場地、一虎、千冬とみんな好きだ。
和久井先生の描くキャラが素敵です♪ pic.twitter.com/N6ttXE7CWM— RYO-TA🐰🦪🍠🌶 (@RYOTA38720) September 15, 2018
羽宮一虎は東京卍會創設メンバーの一人。
バルハラ結成にあたり、反「東京卍會」勢力をまとめ上げた人物です。
2003年夏、マイキーの誕生日にバイクをプレゼントしようとした一虎は、場地圭介と一緒に深夜のバイクショップに盗みに入ります。
しかしバイクショップはマイキーの兄・佐野真一郎が経営する店でした。
目撃された一虎は、工具で真一郎を殴打し殺害。
一虎は少年院へ。
マイキーの兄を殺してしまった事実を受け入れられない一虎は、自分の行動を正当化するためにマイキーを逆恨み。
一虎の私怨が血のハロウィンにつながっていくのです。
場地圭介
場地圭介はマイキー(佐野万次郎)、ドラケン(龍宮寺堅)、三ツ谷隆らと同じ1990年生まれ。
東京卍會の創設メンバーでもあります。
マイキーとは幼馴染で、近所の公園のジャングルジムに登り、一緒に遊んだり、ケンカをしていたとのこと。
東京卍會壱番隊隊長だった場地は、稀咲が裏で動いていることを知ると、東京卍會を脱退し、バルハラに加入することで、バルハラ内部から稀咲の動向を探ろうとします。
血のハロウィンでは稀咲に強烈な一撃を加えます。
対マイキー用戦力:チョンボとチョメ
チョンボとチョメは、羽宮一虎が少年院で知り合い、スカウトした隊員。
血のハロウィンでは対マイキー用の勢力でしたが、ろくな活躍もできず、倒されてしまいます。
黒幕:稀咲鉄太(東京卍會参番隊隊長)
【キャラクター紹介①】
稀咲鉄太(CV:森久保祥太郎)
全てが謎に包まれた男。https://t.co/IC16LF9EZp#toman_anime pic.twitter.com/52XrBS6hny
— TVアニメ『東京リベンジャーズ』公式@放送中🔥 (@anime_toman) March 30, 2021
「金の力でパーちんを出所させるから、自分を参番隊隊長に任命しろ」とマイキーに持ちかけ、まんまと参番隊隊長に就任した稀咲。
東京卍會の一員として血のハロウィンを戦いますが、その目的はマイキーを自分の思い通りにすること。
マイキーに羽宮一虎を殺させ、身代わりを出頭させることで、稀咲はマイキーを自分の操り人形にしようとしていました。
血のハロウィンでは自分の手下をうまく使い、いかにも東京卍會のために戦っているように装いつつ、マイキーを煽り、一虎を殺させようとします。
「東京リベンジャーズ」バルハラ主要メンバーのその後を解説
血のハロウィン後の半間修二、羽宮一虎、場地圭介について解説します。
半間修二
半間修二は血のハロウィンの後、稀咲の手引きにより東京卍會に加入し、新たに作られた陸番隊隊長に就任。
2005年12月25日の聖夜決戦では、事前に稀咲、タケミチ、松野千冬とチームを結成しますが、稀咲とともにタケミチらを裏切ります。
その後集会で稀咲の除名処分が決まると、稀咲の参番隊、自らの陸番隊を引き連れて東京卍會を脱退。
黒川イザナの天竺に加入します。
羽宮一虎
血のハロウィンで場地を刺した一虎は、マイキーの殺されかけるもタケミチに救われ、生き延びます。
その後一虎は少年院へ。
自殺するつもりでしたが、マイキーから真一郎殺害の件は許した、との伝言を受けて生きることを決意します。
場地圭介
場地圭介は羽宮一虎に刺された後、マイキーに一虎を殺させないために、自分の腹を刺して自害。
自分を敬愛する松野千冬に「ペヤング半分コな」という言葉を残して、息を引き取ります。
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まとめ
芭流覇羅(バルハラ)が結成された経緯や主要メンバーについて解説しました。
- バルハラは愛美愛主(メビウス)の残党や反「東京卍會」勢力を半間修二や羽宮一虎がまとめ上げて作った暴走族
- 東京卍會に加入した稀咲鉄太は、マイキーをバルハラの総長にして、自分の傀儡(かいらい)にしようとしていた
- 副総長の半間修二は稀咲と裏でつながりつつ、バルハラを結成し、血のハロウィン後は東京卍會に加入する
- No.3の羽宮一虎は、マイキーへの恨みを晴らすために血のハロウィンを戦うが、その後少年院へ
- 場地圭介はバルハラ内部から稀咲鉄太の動きを探るために、東京卍會を脱退しバルハラへ加入するも、血のハロウィンで死亡
- 稀咲鉄太は東京卍會参番隊長に就任し、裏から血のハロウィンを操る
最後まで読んでいただきありがとうございました!