今回は「呪術廻戦」に登場する来栖華(くるすはな)を取りあげます。
「天使を名乗る術師がいる」と天元が話したあとに、「来栖華」との名前表記と彼女のビジュアルが描かれました。
背中からは羽が、頭の上には輪っかがあり、まさに天使そのものといった様子。
本当に来栖華の正体は天使なのでしょうか?
術式や過去についても解説します。
目次
「呪術廻戦」来栖華(くるすはな)の正体は天使なのか
#呪術廻戦 キャラクターファイル No.82
来栖華
【死滅回游プレイヤー】
【「天使」を名乗る千年前の術師】 pic.twitter.com/rhUjuOdCcH— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) December 28, 2022
来栖華の初登場は17巻145話。
五条悟解放のためのキーパーソンとして、天元は彼女について語りました。
来栖華とは一体どういった人物なのでしょうか。
死滅回游プレイヤーの1人
彼女は死滅回游の泳者(プレイヤー)として、東京第二結界(コロニー)に滞留していました。
作中では、誰かと戦う様子は見られず、死滅回游を静観している様子がうかがえます。
羽があることから、地上の戦闘には巻き込まれにくいかもしれませんね。
天使は来栖華に受肉しその体で共生している
そういえば、天使の術式は術式の無効化だけど、華ちゃん自身は術式とか持ってるのかな pic.twitter.com/WBEDIIo5Sb
— 吉野 咲良 (@SakuRa_Ysn) October 3, 2022
では、来栖華は本当に「天使」を名乗る術師だったのでしょうか。
彼女について詳しいことが判明したのは「週刊少年ジャンプ」2022年44号掲載の199話「仇名(あだな)」。
来栖華が天使なのではなく、天使という術師が来栖華に受肉・共生していたことがわかりました。
共生関係であるため、来栖華の自我は明確に残っており、宿儺と虎杖のように会話する描写も。
羂索と契約して呪物となっていた?
共生とはいえ、来栖華に受肉している天使は羂索と契約して呪物化し、死滅回游に参加している可能があります。
一方で、死滅回游で受肉した過去の術師たちを非難する発言が見られるなど、死滅回游には良い印象を持っていないことがうかがえます。
天使の目的は受肉した泳者の一掃
他の泳者と違い、積極的な様子が見られない天使ですが、なぜ死滅回游に参加したのでしょうか。
22巻199話内で、天使の参加目的が判明しました。
それは「受肉した泳者(プレイヤー)の一掃」。
「彼らの多くは受肉の過程で器の自我を殺し沈めている」とし、それは神の理に反することであると話すのでした。
堕天(=宿儺)を殺したいと思っている
五条悟解放のために力を貸してほしい、といった伏黒に対し、天使は最も大きな目的を話します。
「1人だけ受肉した泳者の中に何としてでも屠りたい者がいる」ようで、その名前は「堕天」だそう。
その「堕天」という言葉を聞いたとたん、虎杖は宿儺の生得領域にひきこまれます。
宿儺は「堕天」は自分自身だというのでした。
つまり、天使がどうしても殺したいのは宿儺だったことが判明したのです。
来栖華の過去を解説
あと来栖怖いのが、「ラッパみたいなもの」があるんよね
これヨハネの黙示録に出てくるんだけど、「世界を壊す7つのラッパ吹き」みたいなのがあるんだ
どれも世界破壊規模だからスケールえぐいんだけど、もしかして天使も「術式複数持ち」とかないよね…? pic.twitter.com/8GlA14meBT— ほかほかまる@Dies irae (@Hokahokamaru) January 24, 2023
続いて天使と共生関係である来栖華についてみていきましょう。
幼少期に呪霊といっしょに生活をしていた
来栖は幼少期、呪霊と一緒に生活をしていました。
何人かの子どもらもその場におり、呪霊を母親のように慕っていた様子。
年長くらいだと予測できる来栖は、髪も服もぼさぼさで異常さが垣間見えます。
来栖自身はこの時期について、「お母さんじゃないことはわかっていた」「そこに1年近くいた」と回想しています(210話)。
伏黒恵の玉犬・白に助けられる
路地で行き倒れた伏黒を救出したり、「恵はわたしのものだ」と発言したりするなど、伏黒に対して異常な執着をみせている来栖。
本編210話で、来栖が伏黒に対して特別な感情を抱いている理由が明かされました。
前述の通り、呪霊と生活していた来栖を助けたのが玉犬・白でした。
白の先導で無事に保護された来栖は、白の主人が伏黒だと知ります。
この時、伏黒は五条に連れられていることが分かっており、五条が制服を着ていたことからも、伏黒と出会って一年以内であると推測できます。
9年ものの間、来栖は自分を助けてくれた伏黒を「運命」だと信じていたのでした。
来栖華(天使)の術式や強さ
#呪術廻戦ネタバレ#今週の呪術廻戦
来栖華が伏黒恵を「運命の人」って言ったのが謎。
伏黒恵といえば、両面宿儺を思うけどその関係かな? pic.twitter.com/unmeePrRJi— ちょび🍀 (@momo320_mm) October 4, 2022
来栖華の体に受肉し、その体で共生している天使の術式について解説します。
あらゆる術式を消滅させる術式
天使の術式はあらゆる術式を消滅させるというもの。
死滅回游の結界も天使には効果がないため、東京第二コロニーから第一コロニーへ移動していたこともあります。
術式の名前がわかったのは213話で、「邪去悔の梯子(やこぶのはしご)」だと判明しました。
強さは未知数
天使の強さはまだ分からないところも多いです。
現時点では前述の「邪去悔の梯子」しか術式が確認できておらず、積極的に戦闘に参加する様子もみられません。
一方で、213話では、伏黒の身体を乗っ取った宿儺に対して術式を発動し、一時的に宿儺にダメージを与えていました。
しかし、すぐに宿儺はおそらく反転術式で復活しており、戦闘に特化した術式ではない可能性も。
また、最新話の221話で、獄門疆・裏に術式を使い、五条悟を復活させました。
領域展開は使用可能か?
天元の発言から、天使は呪術全盛期の1000年前を生きた術師。
現段階で、領域展開はまだ登場していませんが、使える可能性の方が高いでしょう。
「あらゆる術式を消滅させる」という術式を持っているため、領域内に侵入した術師や呪霊の術式を強制的に消し去る、なんていうのも想像できますね。
死滅回游のキーパーソンですから、今後の活躍に期待できます。
ebookjapanなら漫画「呪術廻戦」が70%OFFで読める
以下の記事では漫画「呪術廻戦」を安く読めるサービスを5つ解説しています。
おススメはebookjapan。
無料登録するともらえる70%OFFクーポンを使えば、「呪術廻戦」の漫画を安く読むことができますよ!
まとめ
#呪術廻戦 #呪術本誌
やっぱ東京第2が天使いたコロニーだよな。天使の術式って死滅回遊も適用なのか? pic.twitter.com/jIT358w2sL— ペンちゃんドラゴン (@zCWt79Q5dzwOHV3) May 15, 2022
-
- 来栖華と天使は共生状態
- 天使の術式は「邪去悔の梯子(やこぶのはしご)」
- 宿儺を殺すために死滅回游に参加
- 羂索との関係は不明
- 共生中の来栖華は、伏黒恵にご執心
- 来栖華らの術式によって、最新話で五条悟を復活させた
最後までご覧いただきありがとうございました!