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呪術廻戦の加茂憲倫の正体は?加茂憲紀との関係や呪胎九相図についても

呪術廻戦

呪術廻戦に登場する明治時代の呪術師、加茂憲倫(かものりとし)。

主人公の虎杖悠仁と直接かかわることはありませんが、呪術廻戦の世界を知るうえでかかせない人物です。

ここでは呪術廻戦の加茂憲倫の正体は?といったことはもちろん、加茂憲紀との関係や呪胎九相図についても紹介・考察していきます。

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「呪術廻戦」加茂憲倫とは?

加茂憲倫とは、明治時代の術師です。

7巻60話にて、壊相(えそう)の回想の中で初登場しています。

同じ場面で、「多くの呪術文化財を遺した」とあることから、何かしらの形で呪術界に大きな影響を与えた人物であることがわかります。

御三家最大の汚点と言われる術師

呪術廻戦の世界には御三家と呼ばれる、強い影響力をもつ3つの家系があります。

その3つとは五条家、禪院家、そして加茂家です。

しかし加茂憲倫は、「御三家最大の汚点」と言われています。

さらに「史上最悪の術師」と呼ばれていることもあり、呪術界全体から嫌われていることは間違いないでしょう。

一人の女性をもてあそぶ

明治時代、呪霊と人間の混血の子を孕む特異体質の女性がいました。

本人に身に覚えのない懐妊だったことも含め、周りからは酷い扱いを受けていたそう。

亡くなった子どもを抱えながら逃げまどい、たどり着いた寺にいたのが加茂憲倫だったのです。

彼は呪霊と人間の狭間の子を産み出す女性に好奇心を抱き、9度の懐妊・9度の堕胎を行わせ、1人の女性をもののようにもてあそびました。

呪胎九相図を作った人物

加茂憲倫は上記の女性を利用し、呪胎九相図と呼ばれる9体の呪物を作り出しました。

1~3番は既に登場しています。

1番は脹相、2番は壊相、3番は血塗という名前です。

それぞれ特級に分類されるほど強力な力を持っています。

それだけ強力な呪いを、加茂憲倫は知的好奇心のままに女性を利用し、産み出してしまったのです。

多くの呪術文化財を遺したにもかかわらず、加茂憲倫が「御三家最大の汚点」「史上最悪の術師」と呼ばれている理由の1つだと思われます。

 

加茂憲倫(かものりとし)の正体を解説

過去の酷い行いが注目されている加茂憲倫ですが、本人の意思による行動ではなかった可能性もあります。

というのも、加茂憲倫は体を乗っ取られていたのです。

加茂憲倫の正体は羂索(けんじゃく)

17巻145話で天元様が、「羂索という術師が加茂憲倫・夏油傑の肉体に宿っている」と言っていました。

加茂憲倫にも夏油傑にも、頭には縫い目のような跡があり、何者かに乗っ取られているということもうなづけます。

羂索は1000年以上前から存在する術師

明治時代の術師、加茂憲倫とを乗っ取っていた事実を踏まえると、羂索はかなり昔から存在する術師だと考察できます。

さらに九十九由基(つくもゆき)は会話の中で、「羂索は宿儺ともかかわりがあるようだった。少なくとも1000年は術師をやっている」と発言していました。

羂索の目的は天元様曰く、「日本全土を対象とした人類への進化を促すこと」のようです。

 脳を入れ替えることで他人の肉体を乗っ取る術式を持つ

羂索についてはまだ不明な部分が多いですが、脳を入れ替えることで他人の肉体を乗っ取る術式を持つことは間違いないでしょう。

また、天元様の「羂索は私に次ぐ結界術の使い手」という発言から、何かしらの結界術も使えそうです。

偽夏油の体を乗っ取ったのも羂索

呪胎九相図の1人、脹相が夏油をにらみつけ、「そういうことか!!加茂憲倫!!」と叫んでいるシーンがありました。

このシーンだけを切り取ると、夏油を乗っ取っていた人物は加茂憲倫と思ってしまいそうですが、そうではありません。

加茂憲倫自体も羂索に乗っ取られていた人物なので、夏油の中身も羂索の可能性が高いです。

上述した通り天元様も「羂索(って誰)?」という問いに対して、「かつての加茂憲倫。今は夏油傑の肉体に宿っている術師だ」と答えています。

虎杖の母・香織も羂索?

17巻143話にて、乙骨に敗れて気を失った虎杖の夢の中に、虎杖の母親と父親が登場しました。

虎杖の祖父と何やら揉めている様子も気になりますが、それより注目すべきは虎杖母の容姿です。

夏油や加茂憲紀と同じように、頭に縫い目のような跡があるのです。

虎杖の母も羂索に乗っ取られていたのではないかという考察ができます。

また、見た目だけでなく呪胎九相図の1人、脹相の発言からもその可能性がうかがえます。

脹相は虎杖のことを兄弟と呼んだり、自身を虎杖の兄だと主張しています。

脹相は自身の赤血操術を扱う影響で、血のつながった弟たちの異変も感じることが出来る。

直感的に虎杖の死を感じてしまったので、彼も血のつながった兄弟であると考えたことが、虎杖を兄弟とみなしている理由だと作中で描かれています。

脹相は羂索に乗っ取られた加茂憲紀が生み出した呪胎九相図の1人です。

虎杖も羂索に操られていた母から産まれていたとしたら、脹相が血のつながりから兄弟だと考た・感じたことも間違いないといえるでしょう。

 

加茂憲倫と加茂憲紀の関係

漢字は違えど同じ読み方をする人物に、呪術高専京都高校3年生の加茂憲紀(かものりとし)がいます。

今のところ、「同じ加茂家の人間」ということ以外、直接的な関係はなさそうです。

読みは同じだが別人

加茂憲倫と加茂憲紀は、同じ人物ではありません。

頭に縫い目の傷跡がないことからも、羂索が乗っ取っている可能性もなさそうです。

脹相が夏油を見て、「そういうことか!!加茂憲倫!!」と叫んだ際も、「私!?」と驚いた表情をしていました。

加茂憲紀は側室の子だから「かものりとし」と名付けられた?

加茂憲紀は全くの別人なのに、どうして御三家最大の汚点と呼ばれる術師と同じ名前を付けられたのでしょうか。

その理由として、加茂憲紀が側室の子どもだから、ということが考えられます。

つまり加茂憲紀は、加茂家の当主の愛人から産まれた子どもだったのです。

赤血操術という強力な術式を使えたため嫡男として加茂家に迎えられましたが、正室ではなく側室の子どもだったため、嫌がらせとして、御三家最大の汚点の術師と同じ名前をつけられたのでしょう。

 

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まとめ

  • 加茂憲紀は明治時代の術師
  • 呪胎九相図を生み出したことで、御三家最大の汚点・史上最悪の術師と呼ばれている
  • 実際の正体は羂索で、体を乗っ取られていた
  • 同じ読み方をする加茂憲倫とは直接的な関係はない

過去の非人道的な行為で、御三家最大の汚点・史上最悪の術師と呼ばれている加茂憲紀。

体を乗っ取っている羂索は現在夏油の肉体に乗り移っていることから、今後直接虎杖たちの前に現れることはないでしょう。

とはいえ、多くの呪術文化財を遺したとあることから、何らかの形で物語に影響を与えることはありそうです。

以上、加茂憲紀の正体・加茂憲紀との関係や呪胎九相図について解説しました。

最後までご覧いただきありがとうございました!

 
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