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呪術廻戦の天元様の正体は誰?黒幕説や九十九由基との関係についても

呪術廻戦

「呪術廻戦」の天元に注目します!

天元の名前は過去編のころからしばしば作中に登場していましたが、姿は現さず、その正体は長らく謎のままでしたが、第144話でようやく姿を現します。

不老の存在である天元ですが、加茂憲倫(偽夏油)により苦境に追い込まれているようです。

ここでは天元とは一体何者で、どんな能力を持っているのか解説します。

黒幕説や九十九由基との関係についても考察します。

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「呪術廻戦」天元様の正体は誰なのか解説

天元の正体

天元とは奈良時代から生きている呪術師、つまり人間です。

呪術高専を始めとする日本国内の重要拠点を結界を強化するなど、呪術界において重要な役割を果たしている存在。

東京高専の最下層”薨星宮本殿”におり、基本的に現世とは関わりを持つことはありません。

天元の結界術は”守る”ことより”隠す”ことに特化しており、東京高専においてはシャッフルが繰り返される1,000の扉の中で一つだけが、天元がいる薨星宮(こうせいぐう)につながっています。

東京高専保管の特級呪物などは天元の結界により守られているのです。

不老ではないため同化が必要

天元は”不死”の術式を持っていますが、不老ではありません。

老化する分には問題ありませんが、一定以上の老化を終えると術式が肉体を作り変えようとします。

この段階になると、天元は人ではない、より高度な存在に進化してしまい、意志がなくなってしまうのだとか。

そうなると呪術高専の防護や任務に支障をきたしたり、最悪の場合は天元が人類の敵になってしまう可能性があります。

そのため天元には500年に一度、天元と適合する人間=星漿体との同化が必要です。

2006年の同化は失敗

しかし「懐玉編」(65~75話)に描かれた天元と星漿体・天内理子との同化は、伏黒甚爾に天内が殺されたため失敗。

そして2018年11月時点で、天元は星漿体との同化をできないままでいます。

つまり77話で九十九由基が「もうひとり星漿体がいた」「天元は安定している」と言ったのは事実ではなかったようです。

 

145話での天元の説明によると、天元の老化が加速し、個としての自我は消え、天地そのものが天元の自我になったとのこと。

そのため、進化した天元の魂は至るところに存在すると言います。

天元の能力

天元が不死の術式を持っていることはすでに説明しました。

これ以外にも天元は、呪術界に対して重要なサポート能力を持っています。

作中で明らかになっている天元の能力を挙げると

  • 補助監督の結界術の強度を底上げする
  • 高専の結界強度を底上げする
  • 他の呪術師の能力を底上げする

高専の補助監督らがいとも簡単に帳をおろせるのは、天元のサポート能力があるからと考えられます。

能力の底上げの能力は、さまざまな場面で役立っていることがわかります。

天元がいるからこそ、日本の呪術界は成り立っているといって間違いないでしょう。

同化していないため加茂憲倫に狙われることに

星漿体との同化をしていない天元は、加茂憲倫(偽夏油)に狙われることになります。

星漿体との同化に失敗し、進化を果たした天元は、組成としては人間より呪霊に近く、呪霊操術の対象だと説明(145話)。

つまり夏油の体を乗っ取った加茂の呪霊操術により、取り込まれる可能性が高いわけです。

天元によると、加茂の目的は日本全土を対象とした人類への進化の強制であり、具体的に加茂が取る進化の手段は人類と天元の同化だと言います。

人類と天元が同化すると

天元は自分と適合した星漿体としか同化できないはずですが、進化を始めた天元なら星漿体以外の人類との同化も不可能ではないとのこと。

しかし、もし日本国内で複数の人間が天元と同化し、そのうち一人でも暴走を始めたら、一億人分の穢れ(けがれ)が世界に流れ出てしまい、渋谷事変での呪術テロのような状況が世界で起こると言います。

 

また、星漿体以外の人類と天元の同化前のならしとして死滅回游は行われる、と天元は説明します。

この辺の話の流れは複雑で、理解がむずかしいですが、同化をしていない天元はかなり危険な状況に追い込まれていることは間違いありません。

 

「呪術廻戦」天元様黒幕説を考察

149話までの天元様に関する情報をまとめたところで、天元様黒幕説を考察します。

黒幕である可能性は低い

「呪術廻戦」において黒幕の定義はむずかしいです。

ここでは、呪術界にいながら呪詛師や呪霊とつながっており、呪術界や人間に敵対する存在、という意味で話を進めていきます。

 

個人的には天元が黒幕である可能性は低いと考えています。

呪術師たちの最大の敵である加茂憲倫は、新しい世界を作ることを目的としています。

どのような世界かは不明ですが、宿儺を復活させようとしていることから、呪霊の世界にしようとしていると考えられます。

しかし天元が加茂憲倫と手を組み、呪霊の世界を作ろうとしているとは考えにくいです。

奈良時代から呪術師側として生きてきた天元が、ここにきて急に呪詛師や呪霊側につくとは思えません。

また呪術界と敵対する理由も見当たりません。

したがって天元=黒幕の可能性は低いのではないでしょうか。

黒幕である可能性を考察

ただし気になることがひとつあります。

144話、虎杖や伏黒らと薨星宮を向かう九十九由基が「天元は現に干渉しないが、六眼を封印された今なら接触が可能だと踏んだんだが」とつぶやいていること。

公式ファンブックによると、六眼とは「めちゃくちゃ詳細に呪力が見える目」とのことで、五条悟は目隠しをしても高解像度のサーモグラフィーのように呪力が見えると言います。

天元は、五條悟が封印されて初めて姿を現します。

ということは、天元には五条に知られたくない秘密があるのではないでしょうか。

もし天元に五条悟に知られたくなく秘密があるとすれば、黒幕の可能性も考えられます。

天元様と九十九由基の関係を考察

「天元」と呼び捨てにしたり、138話で「私もいい加減天元と向き合わないとね」と発言したり。

また以前にも天元と会ったことがあるなど、天元と最も関わりが深いキャラクターが九十九由基。

天元様と九十九由基の関係を考察します。

天元の事情に詳しい

2006年、天内理子が伏黒甚爾に殺されたため、天元は星漿体との同化ができませんでした。

しかし2007年8月、夏油の前に現れた九十九は「天元は安定している」と断言。

実際には天元は星漿体と同化できず、進化が始まっていたことが後でわかりますが、なぜか九十九由基は天元について詳細に知っているという口ぶりでした。

 

また145話で、天元が2006年に同化ができなかったことを知った九十九は「あのとき星漿体がもう一人いたわけじゃなかったのか。どうりで”声”が増えないわけだ」とつぶやきます。

「”声”が増えない」の意味は不明です。

ただし天元と星漿体の同化について、九十九が詳しく知っていることは明らか。

九十九はそれだけ天元に近いところにいるということが推測できます。

「天元と向き合わないと」の意味

渋谷事変が終わった後、九十九は「私もいい加減天元と向き合わないとね」とつぶやきます(138話)。

意味は不明ですが、九十九は天元に面会して、忌憚(きたん)のない意見を言える立場にあると考えられます。

九十九は、現在の高専または呪術界のあり方に不満があるのではないでしょうか。

だからこそ九十九は天元と向き合い、話をしたいと思っているのだと思われます。

すでに会っていることは天元も認めている

144話、九十九や虎杖たちの前に姿を現した天元は「禪院の子、道真の地、呪胎九相図、そして宿儺の器」とあいさつ。

しかし九十九由基にだけはあいさつなし。

「私には挨拶なしかい?天元」と九十九は怒ったように言いますが、天元は「初対面じゃないだろう」と返答します。

このことから九十九が天元と以前にも会ったことがあるのは明らかで、繋がりが深いことがわかります。

九十九由基は星漿体?

九十九由基は天元の星漿体候補だった、という説があります。

星漿体に選ばれる人間は、小さいころから星漿体になるための教育を受け、世話係からも世話を受けて、星漿体になることは名誉なことと理解しています。

もし九十九が星漿体になるとしたら2006年。

このとき九十九は星漿体候補でしたが、同化を断ったのではないかと言われていますが、果たして真相は?

 

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まとめ

天元様の正体や黒幕説、九十九由基との関係についてまとめました。

  • 天元は不死の術式を持つ呪術師
  • 老化するため、星漿体との同化が必要だが、2006年に同化できず、進化が始まっている
  • 同化していない天元は加茂憲倫に狙われている
  • 黒幕である可能性は低いが、五条悟の六眼を避けているため、何が秘密があると考えられる
  • 天元を呼び捨てにしたり、会ったことがあったりなど、九十九由基は天元と近いところにいると考えられる

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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